■20190407(月曜日:雨)

松川沿いの桜です。
松川沿いの桜です。

■今朝は目覚ましを5時に合わせて走るつもりでした。目覚ましの音で目を覚まし耳を澄ますと雨音が聞こえてきました。起きだして窓を開け外を見てみると地面が結構濡れています。これでは走ることはできませんので、目覚ましを、もう一度6時に合わせ直して、眠りにつきました。6時に起きだして玄関を出てみると、雨脚がかなり強まっています。週末に、この雨が降ったら大変でした。お天気の神様は、今回の味方をしてくれたようです。

■昨日は統一地方選の前半戦でした。41道府県議選と17政令市議選が行われましたが、道府県議選では総定数に占める無投票当選者の割合は、過去最多の26.9パーセント。四人に1人が有権者の審判を受けないで、議員に就くことになります。 私自身は土曜日の午後から出張でしたので、木曜日の午後に期日前投票を済ませていました。 県議会議員選挙の沼津選挙区も、選挙区の定員4人に対して、新人が一人立候補したために無投票とはなりませんでした。 しかし得票率の低迷が続いています。

政治はとても大切です。自分たちの未来、或いは幸せを決定すると言っても、言い過ぎではありません。低得票率が続いている間に、国の有様は、どんどんと劣化しているのです。 自由に投票できる民主主義国家では、とても皮肉なことなのですが、それが現実なのです。国民はそのことに気づいていないか、あるいは気づこうとする様子もありません。 国民が着実に豊かに幸福になっているのなら、それも良いかもしれませんが、そう信じることのできる方は、多分少数派であるに違いありません。

先週末富山を訪問した際に驚いたのは、花見を楽しむ市民の中に、多くの外国人と思われる方がいたことです。外国語が飛び交っていました。観光客には見えませんでした。 日本はすでに立派な移民大国のように思えます。知らない間に、なし崩し的に、国のあり様が変わっていくのは、アメリカの現状を見ると、とても心配になります。ごまかしの数字でなく、ごまかしの説明でもなく、きちんとした予想を国民に開示して、国の形を議論していかないと、とても危ないのです。日本の民主主義も、私たちが考えているほど、強靭ではないのかもしれません。