■20190607(金曜日:曇)

 

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千歳青葉公園の木立です。

 

■今朝は走らずに、ゆっくり休みました。昨日は昼休みにロータリークラブの例会があり、夜にはテーブル会が開催されました。二つのテーブルで合計9人の方が集まり、親睦を深めながらロータリー談義に時を過ごしました。ロータリークラブは6月で年度が終わり、7月から新しい会長・幹事のもと、新年度がスタートします。昨日の例会では、新しいクラブ組織のもと、会長の運営方針や、委員長の活動計画などの発表が行われました。いよいよ新年度がスタートするのだな、という実感が湧いてきました。

 

ロータリークラブでは会長や幹事を含め、あらゆる役割を誰もが経験することができます。1年ごとの交代が原則です。これは、とてもよく考えられた組織運営だと思います。 会員の誰もが、組織のいわばお客さんになることなく、組織運営に関わることができる点が、 1905年にシカゴで創設されたロータリークラブが、これまで生き残れてきた一つの秘密に違いありません。

 

現在は若干変更されていますが、基本的に会員は、一業種一人、という原則で創設されました。これもまたよく考えられた規約だと思います。同業者とは様々な、そして貴重な情報交換が、もちろん可能なのですが、と同時に、いわば商売敵という面もあるのです。したがってどこか気の抜けない、リラックスできない面があることも事実なのです。異業種の皆さんとだけであれば、競争という概念が入り込む余地はありません。したがって他の会員を素直に、仲間であると認識することができるのです。 そして仲間であると実感できれば、その仲間を信頼し、その仲間のために貢献することも容易なのです。アドラー心理学での、幸せに至る三つのステップが見事に揃っているのです。こんなところにもロータリークラブの存在価値が確認できるのです。