■20190707(日曜日:曇)

 

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今朝走っていて見つけた蓮の花です。

 

■今朝は走りました。体の重さが気になったのですが、いつもの通り5時に目覚ましを鳴らして起きだし、走り出しました。軽快にとは、とても言えない体調でしたので、とにかくゆっくりで良いから、と6.07 km を走り、今月の通算距離は33.97 km。残り24日で66.02 km となりました。

 

今日は午後から静岡で、静岡県亥鼻会総会が開催されます。大学時代の同窓会です。大学が千葉市亥鼻という地名にあることから、同窓会もそう命名されているのです。私も5年ほど前から理事会に参加しています。ご多分に漏れず、参加者の減少、そして予算の削減と、取り組まなければならない課題に明るいものはありません。今日の総会では脳神経外科の岩立 康男 教授にお越しいただき講演をしていただく予定です。

 

■さて参議院選挙です。れいわ新選組の山本太郎代表の演説を聞いていると、先入観がことごとく吹き飛ばされることに驚きます。例えば消費税が、その一つです。消費税は社会保障の充実と安定に当てられているのであり、これは社会の安定に欠くことができない税金だ、と私たちは思い込んでいます。5%から8%に消費税率が上がる際には、その増税分を全額、社会保障の充実と安定に当てると安倍総理は約束していました。ところが増税分に当たる8兆円のうち、社会保障に当てられたのは、たった16%だと言うのです。

 

安倍総理の言動が異なっているのは、何も消費税に関してだけではないので、目くじらを立てる必要はない、という意見が出てきそうなのですが、それではいったい何を信じて投票すればいいのか、有権者は途方に暮れてしまうのではないでしょうか。そして投票しても、結局自分たちの暮らしは良くならないし、政治になど興味を持つのは時間の無駄だ、と考えてしまっている有権者は多いはずです。山本太郎代表の演説を聞いた後では、ひょっとすると自分の投票で世の中が変わるのではないかと、そんな気がしてくるから不思議です。

 

山本代表の演説を聞いた後で、安倍総理の演説を聞くと、そのあまりの空虚さに、憤りを通り越して、茫然自失になってしまう自分に驚くのです。そして日本の総理大臣は安倍晋三であって山本太郎ではないのです。その違いが、そのまま日本の現状を映し出しているのです。子供の7人に1人が貧困、二十歳から64歳までの単身女性、3人に1人が貧困。安倍総理の演説を聞いていると、まるで遠い銀河系の別の星の話をしているのではないかと錯覚するほどです。日本の現状について、安倍総理には危機感というものが、まるでないようです。それがそのまま、日本人の不幸に直結しているのです。

 

日本がまっとうな国に戻ることのできる最後のチャンスが、この参議院選挙なのです。投票場へと足を運ぶ必要が、私たち有権者にはあるのです。