■20190711(木曜日:晴れ)

 

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メルボルン市内の交差点です。ホテルから15分ほど歩くと、交差点にメルボルン銀行がありました。

 

■今朝は走らずに、ゆっくりと朝食をとりました。2日続けて走りましたので、今日は中休みです。今夜は第11回沼津ベイエリア眼科フォーラムが開催され、東部眼科医会長として挨拶をしなければなりません。そして今週土曜日には、静岡で講習会を担当する予定です。 今週が終われば一息入れることができそうです。

 

今朝の東京新聞には、首相「バブル期超え最高税収」PRするけどーー、と題して記事が掲載されています。 安倍晋三首相が参院選の演説でアピールする「過去最高の税収」 について解説しています。

 

この演説自体は嘘ではありません。財務省が2日に発表した2018年度の一般会計決算概要では、税収総額はピークだったバブル期の1990年度を超えて過去最高を更新しました。60兆3564億円です。 しかしその内訳を見てみると、1990年には1割にも満たなかった消費税収入が3割を占めるまで膨れています。つまり法人税と所得税が減った分を、消費税が穴埋めしているということなのです。 消費者心理を示す消費者態度指数は9カ月連続で悪化し、個人消費も冷え込んでいます。実質賃金も5か月連続で前年同期を下回っているのです。

 

政治ジャーナリストの鈴木哲夫さんはこう語っています。

 

統計不正をはじめ、安倍政権と関わる数値、データは根本的に問題が多い。数字自体は間違っていなくても、都合のいいところだけを PR する傾向がある。

 

この記事を読むと思い出すのは、政治アナリスト伊藤惇夫(あつお)さんの言葉です。

 

数字は嘘をつかないが、嘘つきは数字を使う。

 

こうした政治家の言葉を、どう受け止めるか。それが有権者の見識というものでしょう。れいわ新選組代表 山本太郎さんの演説を聞いていると、安倍総理の演説の仕掛けが見破れます。 いけしゃあしゃあと、という言葉がありますが、 類義語を探すと、「厚かましい、 悪びれる風もない、 恥じる様子もない 」とあります。たぶん安倍総理の政治家としての姿勢を一番わかりやすく示している言葉が、これではないでしょうか。本当に残念なことです。