2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2019年8月 Page 2 of 4

誕生日

■20190821(水曜日:曇)

 

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美瑛でのドライブ中に撮りました。このような爽やかな心持ちで、いつもいたいものです。

 

■今朝は走りました。6.10 km を走り、これで今月の通算は77.55 km。 残り10日で22.44 km となりました。あと4回走れば、目標の月100キロ走を達成できます。先週の土曜日以来ですので、4日ぶりということになります。体が重くてまいりました。でも10月にはTakuと一緒にハーフマラソンを走る計画ですので、めげている場合ではありません。

 

昨日は北海道から帰ってきて、改めて北海道の夏が恋しくなりました。沼津は大変過ごしやすいところですが、この蒸し暑い夏の中では北海道にはかないません。以前8月の終わりに宗谷岬に旅行しましたが、日が暮れてくると、もう半袖では寒いのです。その日宿泊した民宿では部屋に、なんとストーブが置いてあるのです。これには驚きました。実際に使うことはありませんでしたけれども、9月に入ると、もう寒い日がやってくるのだと実感した思い出があります。

 

■今日は66回目の誕生日。なんだか60回を超えてからは、下り坂を転げるように、あっという間に後半戦に突入してしまいました。当然のことですが、勤務している同級生たちは退職して、第二の人生を歩み始めています。それに比較すると、あいも変わらずの生活を続けているわけですが、もうそろそろ自分の終着駅の様子を想像しなければ、と考え始めています。

 

北海道で見てきた夕張駅も、一つの参考材料です。生涯現役でいたいとは思いながらも、いずれは社会との関わりを絶たれる日が来るわけです。肉体的には、当然です。永遠に走り続けることも、永遠に仕事を続けることも、出来るわけがありません。

 

敬愛する富山のあいあい保育園、故中川 勲園長のように、子どもたちの卒業証を、全て書き終えた翌朝、亡くなられているのを発見された、というのは、どう考えても、誰にでも出来ることではありません。それまでの人生が、そうした素晴らしい結末を作り上げたのでしょうけれど、私の場合は、とてもそうはいきません。なんだか、周りに迷惑をかけて、騒ぎ回りそうです。

 

(●^o^●)

 

そうならないように、いまのところは走り続けています。まずは足腰なのです。自分の脚で移動できること。当たり前と思われることができなくなるのが、歳を取る、ということです。いまから億万長者になるのは無理ですから、目指すは億万筋長者です。千万筋長者なら、私にもなれる可能性はあります。連れ合いに負担をかけない程度の力を蓄えることは、今からでもできそうです。

 

いくつになっても目標を持つことは大切だと思います。ただ生きているだけだと、人は路頭に迷います。経済的には大丈夫でも、精神的に路頭に迷うわけです。何のために、誰のために生きているのか、分からなくなってきます。それでは、つまりません。子育ても終わりました。いまは世話役のようなことを、あちこちでしている、というのが現状です。それも、いずれ終わります。その時こそ、本当の自分が問われます。

 

いまから、考えても早すぎることはなさそうです。

 

帰沼

■20190820(火曜日 曇)

 

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帰りの飛行機の中から撮りました。

 

■今朝は6時30分に目覚ましを鳴らして起き出し、食堂に向かいました。空港の中にあるホテルなので、しかも部屋がフロントと同じ三階308号室ですので、移動がとても楽です。今朝から暑さが遠のいたように感じます。昨日までの晴天が嘘のように、空は雲に覆われ、午後から雨になるようです。ホテルテレビモニターでは、新千歳空港から飛び立つ飛行機の中には着陸先の天候不良のために引き返すこともある、という案内がなされています。幸い静岡空港は大丈夫のようです。

 

新千歳空港内にある、このエアポートホテルにも、多くの外国人の方が宿泊しています。特に中国人の方が多いようです。食堂で朝食をとっていると、いかにもテレビドラマから抜け出てきたような、韓国人の若者3人が朝食を共にしていました。髪型、そしてメガネからどう見ても韓国の若者のようでした。こちらの空港では、韓国からの旅行客歓迎キャンペーンをしている様子を、テレビか放映しています。両国間の摩擦から、観光客が激減しているからです。

 

■日曜日から始まったレンタカーの旅も、二日間で総計460キロを走り、昨日の17時に返却して終わりました。返却前にガソリンスタンドに寄って満タンにしましたが、給油量は何とたったの15リッター弱。リッター当り30キロ以上を走っているのですから、さすがはトヨタのアクアです。ハイブリッド車の威力です。お盆休みも終わって道路は空いていますし、走った道は信号もほとんどありませんでしたので、燃費は良くて当たり前なのですが、それにしてもトヨタのハイブリッド車は大したものです。

 

■昨日は旭岳に登りました。9時にロープウェイ搭乗口でガイドの池永さんと待ち合わせ、一日が始まりました。最高の青空と空気と、そして山々の姿でした。2時間様々なお話しを聞くことが出来ました。

 

12時少し前に別れて、最後のドライブです。途中、道の駅に寄って昼食を取りましたが、この後のドライブは、半分拷問でした。強い眠気に襲われ続けたからです。本当に眠くて参りました。膝を叩いても腿をつねっても、眠気が襲って来るのです。

 

■さて朝食を取り一服してから、フロントで、こうしてブログをスマホで更新しています。Sunは今週末のプレゼンの準備をしています。邪魔をしてはまずいので、私はフロントに、こうして出かけてきて静かな環境で入力しています。もちろん、ホテルではWiFiが使用可能ですので、入力には全く問題ありません。Simejiを使った音声入力で更新しています。帰りの飛行機は10時50分、新千歳空港発予定ですので、もうしばらくしたら部屋に帰り空港へ向かう予定です。

 

■予定の時間よりも遅れて飛行機は新千歳空港を離陸しました。ボーイング737-800は、満席でした。13時前には富士山静岡空港に着陸。無事に帰ることができました。ここから1時間半で我が家に到着。沼津は曇り空で蒸し暑い天候です。やはり北海道のほうが、夏は過ごしやすそうです。

 

郵便物を確認。窓を開放し空気を入れ替えました。冷房無しでは、つらい暑さです。旭岳で泊まったホテルでは、冷房設備がありませんでした。ブログを更新し、写真の整理で時間がかかりました。今回からは、スマホが Huawei P30 Light に替わりましたので、写真の解像度が上がっています。

 

夕張で訪れた映画「幸せの黄色いリボン」記念館で撮影した写真を、Facebookのプロフィール写真としました。今日は旭岳は大雨のようです。北海道の天候は、訪れた時とは激変しているようです。

 

 

旭岳

■20190819(月曜日 晴れ)

 

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旭岳が見えています。快晴でした。

 

■今朝は6時30分に起きて、朝風呂に入りました。お盆を過ぎて、遅めの夏休みを楽しんでいます。今日はロープウェイに乗って、旭岳に登る予定です。大雪山旭岳ロープウェイです。ネットによれば、

 

北海道最高峰ならではの360°大パノラマを満喫できます!

北海道最高峰の旭岳の山麓駅(標高1100m)から終着駅である姿見駅(標高1600m)を結ぶロープウェイ。

片道10分間の空中散歩では四季折々の雄大な自然が一望できます。

山麓駅レストラン「姿見食堂」では地元の野菜をふんだんに使った「旭岳野菜カレー」(夏期限定)など豊富なメニューを取り揃えております。

 

と書かれています。料金は片道1,300円。往復1,900円。池永さんというガイドさんも付いてくれることになっています。天候は今のところ晴天です。はたして山は、どんな姿を見せてくれるか、とても楽しみです。

 

ロープウェイ搭乗口まではホテルから歩いて3分ほど。到着してから搭乗券を受け取っていないことに気付きました。電話をして確認したところ、ホテルの方で渡してくれるのを忘れていました。戻る途中でフロントの方が届けてくれました。9時少し前に旭川からのバスが到着し、池永さんが降りてきました。挨拶を交わした後、ロープウェイに乗りました。

 

天候は幸い晴れ。青空を背景に旭岳が綺麗に見えます。今日は頂上まで登るのではなく、2時間程のトレッキングです。山々の様子や高山植物の種類など、池永さんから懇切丁寧な解説をしてもらいました。元高校の数学の先生だったそうです。昭和7年生まれの現在87歳。とても、その年齢には見えません。山登りのおかげでしょうか。山岳部の顧問を長くされたそうで、高校総体に参加された時の様子などは、全く知りませんでした。山岳部にも競技大会があったのです。

 

とにかく山が好きなことが、話を通してよく分かりました。

 

■午前中でトレッキングも終了し、池永さんとも分かれて千歳へ向けて帰り支度です。5時間近いドライブです。途中美瑛の道の駅で昼食を取りました。カレーと地元の食材を使ったコロッケでしたが、美味しかったのです。しかし好事魔多しでして、それからのドライブの眠かったこと。本当に事故を起こしそうで、恐ろしいばかりでした。

 

途中休憩をどこで入れるか、さんざん迷った挙げ句に、北海道の名物コンビニ・セイコマートでアイスコーヒーを買って一休みしました。これでどうにか眠気から開放されました。レンタカーのお店への返却は17時の約束でしたが、30分ほど前に到着できました。手続きも無事に済んで、送迎バスに乗り込み、新千歳空港へ向かいました。

 

エアポート・ホテルにチェックイン。一休みして食事に出かけました。空港内のお店のどこにしようか迷いましたが、懐かしさのあまり銀座ライオンにしました。以前は沼津にも支店があって、テニスをした後など、家族でよく出かけたものです。以前ほど美味しとは感じなかったのは、正直残念でした。

 

部屋に帰り、こんどは空港内の日帰り温泉に出かけました。このホテルに泊まると利用券が付いているのです。かなり混雑していました。ゆっくりと湯船に浸かり疲れを取りました。部屋に帰って布団に入ると、そのまま寝込んでしまったようです。相当疲れていたのでしょう。こんなことは久しぶりです。

 

こうして楽しかった一日も終わりました。

 

幸福の黄色いハンカチ

■20190818(日曜日 晴れ)

 

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夕張市にある「幸福の黄色いハンカチ」記念館の展示ポスターです。黄色い紙は、訪れた人のメッセージです。

 

■昨日の夜、千歳駅のそばのJRinChitoseに泊まり、今朝は8時30分に新千歳空港にやって来ました。レンタカーを借りるためです。アクアに乗って、まずは夕張市役所を目指しました。財政破綻した夕張市は、前市長が知事選挙に勝利し、マスコミを賑わしました。

 

かつての人口の10分の1に縮小してしまった街は、将来の日本の姿です。車で走っていると、寸断されたJR線の線路を、あちこちで見かけました。最初は踏切かと思ったのですが、そうではなかったのです。

 

カーナビに夕張駅と入れていたのですが、到着しても、どこが駅舎なのか、なかなか分かりませんでした。ようやく見つけた駅舎は、いまでは喫茶店らしき店に転用されており、店の手前で線路が途絶えていました。

 

その店の目の前に巨大なホテルが聳えており、そちらに、どうしても目が奪われてしまいます。中国資本に買収され、そして転売された、スキー場付きの立派な施設です。

 

日本の企業から施設を買収した、中国の企業家の記事をネットで読みましたが、転売するつもりはなく、条件の揃った良い施設なので軌道に乗るまで頑張りたい、という趣旨の発言でした。あっという間に軌道に乗って、あっという間に転売されたようです。当時の市長さんは、どう考えていたのでしょうか。北海道知事になられた今となっては、確認のしようもないのでしょう。選挙の際に問題にならなかったのでしょうか。

 

旧夕張駅の真ん前にホテルがあり、さらに、その目の前に立派なゲレンデか広がっている訳ですから、条件は悪くありません。あとは客が集まるか、という一点です。空港からも駅からも送迎バスが出ているようです。

 

■次に立ち寄ったのが、映画「幸せの黄色いハンカチ」記念館です。撮影に使われたセットが保存されています。1977年10月1日に公開された、とあります。私は、まだ大学生でした。映画館で見た記憶はありません。後にテレビで再放送版を見ました。

 

記念館は、破綻した夕張市にとっては大切な宝物でしょう。撮影に使った真っ赤なファミリアが展示してあります。

 

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最初に映画を観たときには、高倉健が演じる主人公が、生き様が不器用というか、やたらに乱暴、いやむしろ凶暴とも見える性格に驚きました。こういう人と生活を共にしても、幸せになることが出来るとは、私のような凡人には、とても思えなかったことを記憶しています。

 

殺人罪で6年間刑務所に入って、はたして主人公の人間性がどれほど変わったのか。映画を観終わって、むしろその先の二人の人生が心配になったほどです。

 

ユーモア

■20190817(土曜日:曇)

 

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Huawei P30 Light で撮影した満月です。

 

■今朝は走りました。6.14 km を走り、これで今月の通算距離は71.45 km。残り14日で28.54 km のところまで来ました。

 

台風10号が昨日西日本に上陸し、日本海側に抜けましたが、昨日から北海道は大雨のようです。今日の午後からSunと二人で北海道旅行の予定です。いつものごとく富士山静岡空港から新千歳空港に、16時25分発の全日空便で飛ぶ予定です。今夜は千歳駅前のホテルに泊まり、明日レンタカーを借りて旭岳に向かう計画です。 快晴とはいかないでしょうが、なんとか天候がもってくれるように祈るしかありません。お天気の神様次第です。

 

■今朝の東京新聞「本音のコラム」欄では、文筆家の師岡カリーマさんが、「公費で政治批判」と題して書かれています。日本の NHK にあたる英国BBC の連続政治ドラマ「Yes, Prime Minister (かしこまりました、首相殿)」が、彼女にとって最高傑作だと語っているのです。彼女によればこのドラマは、

 

無能または愚直な政治家を狡猾な官僚が手玉に取り、民意を無視して国を統治する現実を、品良く、英国らしい自虐的な辛口ユーモアで描写する伝説的傑作コメディー

 

というのです。 決して今の日本の政権をモデルにして描いているわけではないようです。つまり民主主義国家であっても、どこの国も似たり寄ったりなのかもしれません。違いは、それを上品なユーモアと共に風刺できるマスコミが、あるかないかの違いなのでしょう。そして、その違いは決定的なのです。今の日本社会の息苦しさ、生きづらさ、といったものの根源には、知恵とユーモアで笑い飛ばすことができない事情があるからです。

 

昔から日本人はユーモアのセンスが乏しいから、と短絡的に断定してしまいがちですが、私はそうではないと思うのです。川柳というものがあります。江戸時代の息の詰まりそうな封建社会にあって、庶民は川柳という笑いで社会を柔軟なものにしていたのです。先祖たちはユーモアのセンス一杯だったのです。

 

そう思うと、明治以降になって、すっかり日本人は笑いを忘れてしまったのではないでしょうか。 皇国日本は、息苦しくていけません。 自然と調和した生活の中で、地域がそれぞれの特徴を発揮し、ユーモアのセンスも忘れなかった江戸時代に学ぶことは、今でもとても多いと私は感じているのです。

 

凌駕

■20190816(金曜日:雨)

 

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我が家の窓から見た南側の空です。新しいスマホのカメラで撮りました。

 

■昨日は敗戦の日。

 

令和最初で74回目の「終戦の日」となる8月15日、政府主催の「全国戦没者追悼式」が日本武道館(東京都千代田区)で開かれる。天皇皇后両陛下や安倍晋三首相、遺族ら約7000人が参列し、戦没者に黙とうを捧げる。天皇陛下の「お言葉」にも注目が集まる。

 

と、ネットにはあります。当たり前のことですが、テレビで見ていると、いままで平成天皇がお言葉を述べていたのですが、今年からは令話天皇がお役を務められています。様々な場面で平成天皇・皇后両陛下の姿をテレビで見ていたのですが、お二人が話題になるのは、体調面のことが主体になってきました。人間ですから当然です。お元気でいらっしゃることを祈念するばかりです。

 

■さて今週、新しいスマホが届きました。Huawei P30 light です。いままでは、同じ会社の二代前の製品、Huawei P10 light を使用していました。何が違うのか。まずはカメラです。とても良い性能です。今週末から出かける北海道旅行や、10月に出かけるベトナムでのボランティア活動で活躍してもらうためです。

 

ゲームをするわけではないので、処理速度に関しては、それほどの違いは私には分かりません。ただカメラ性能の違いは歴然です。今日の写真は、台風が近づくなか、南の空に向かって満月を撮ったものです。雲のために辺縁が鮮明でないのは私のミスですが、以前のカメラですと、そもそも夜空に浮かんだ月を撮ることができませんでした。全くピントが合わないのです。

 

P30では、人工知能 AI搭載のために、そのあたりは賢く処理してくれるおかげで、被写体に合わせた写真が自動的に撮れる仕組みです。中国製というと、未だに安かろう悪かろうと先入観で判断している人がいることに驚くのですが、ハードの面で日本を超えたのはもちろんですが、いまではソフトウェアの面でも、日本の遥か先を行っているのは公然の秘密のようです。

 

教育への予算をケチった政府の施策のために、いまでは中国の研究機関の発表する論文数のほうが日本を凌駕しているのです。このあたりは、以下の野口悠紀雄さんの記事に詳しく書かれています。

 

アベノミクスの6年間で、日本と中国の格差はさらに拡大した(先端分野では、もはや及ぶべくもなく…)

 

アベノミクスという言葉に浮かれて、必要な施策を打ってこなかったツケがはっきりと現実化したのです。安倍内閣の6年間で拡大したのは、格差とヘイトスピーチぐらいなのではないでしょうか。我々は、そのことをしっかりと見つめる必要があります。逃げ回っているばかりでは、何の解決にもなりません。自己陶酔に陥っていても、事態は良い方向へは向かわないのです。

 

安倍政権で進歩したのは、情報操作だけではないか、とすら思えます。広告代理店の勝利なのでしょう。多額の税金が投入されているはずです。そんな金があるなら教育に投資すべきだったのです。隠蔽と糊塗の6年間とも言えそうです。まさに、糊塗(あいまいに取り繕っておくこと。一時しのぎにごまかしておくこと)だったのです。

 

敗戦

■20190815(木曜日:雨)

 

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今朝の蓮の花です。西日本に台風10号が上陸しました。

 

■今朝は走りました。台風が上陸し、西日本では記録的な大雨が降っています。ここ沼津では、朝の5時から6時までの間は、雨が止んでいました。走って正解でした。今朝は 6.08km を走り、これで今月は通算距離が 65.31km 、残り 34.68km となりました。パソコンでエプソンのホームページにランニング・ウォッチを接続すると、6千キロ達成おめでとうございます!、と祝ってくれました。

 

2014年11月に、このランニング・ウォッチで記録を取り始めてから、もうすぐまる5年になります。きちんと継続して走り始めたのが、2012年7月でしたから、まる7年が経ちました。月間56.56km からスタートして、積み重ねてきました。先月までで、積み重ねた走行距離は、8,316 km です。この7年間、あっという間でしたが、今思い出すと、たくさんの楽しい思い出を作ることができました。

 

最初の頃は、毎月のように大会に出かけていましたが、よくそんな元気があったものだと、記録を見直してみて、自分でも驚いています。大会に出場することが、物珍しくて楽しかったのでしょう。長距離走が学生時代から大の苦手だった自分にとって、大会で完走できるなんて夢のようだったのです。

 

2014年6月1日には、Takuと一緒に千歳JAL国際マラソンに、初めて参加しました。本当に、瓢箪から駒でした。まさかTakuも一緒に参加すると言ってくれるとは、思いませんでした。本当に楽しい思い出です。あれから3回続けて一緒に参加し、それからも私は連続出場を続けています。毎年少しずつ記録が落ちているのが残念なのですが、それは致し方ありません。

 

こうして怪我もせず、病気もせずに仕事を無事に続けることができているのも、走り続けているおかげだと考えて感謝しています。毎月、毎月ゼロからリセットして、100キロ走を目指しています。記録を伸ばすためには、100キロ走では足りないのは分かっているのですが、いまのところ自分の体力からすると、程よい目標のようです。

 

■今日は1945年から数えて、74回目の敗戦の日です。同胞300万人以上が犠牲になっています。安倍政権になって、すっかり自民党が変質してしまい、戦後に営々と築いてきた平和主義日本が、音を立てて崩れてきています。しかし考えてみれば、それを選んでいるのは、私達有権者なのです。安倍総理が一人で、この道を突き進んできたわけではないのです。日本人お得意の「その場の空気」というやつが、この道を選ばせてきたのです。

 

岸田秀さんが指摘しているように、日本人は明治以来の精神的な課題を克服していないのではないか、という問いかけは、私の心の中で繰り返されるのです。先の大戦で日本軍は玉砕という戦い方を選びました。もちろん全員が喜んで、そうしたわけではないのでしょうが、現実的には、そうした戦い方を選択したわけです。私のような戦後生まれにしてみると、日本人というのは、太古の昔から、戦う時はいつも玉砕戦法を取っていたのかと思いがちですが、そうではないようです。

 

例えば関ヶ原の戦いで破れた西軍の石田三成は、自害したのかと思いきや、生き延びてリターンマッチを意図していました。それは決して珍しいことではなかったようです。つまりは戦国時代の武将にとって、玉砕などという戦法は頭になかったのです。明治以降の考え方なのです。

 

神風特攻隊なども、これに相当するのでしょう。普通の思考能力を持つ軍人であれば、一番大切な戦力である若いパイロットに自爆を命ずるなどということは、戦略としては下の下として退けるはずです。中東で頻発する自爆テロのニュースを見て、イスラム過激派の戦略を讃える人は少ないはずです。

 

ところが時代の空気というやつが、そんな戦法を選ばせてしまった。誰も歯止めをかけられなかった。そのことを、戦後の日本はきちんと総括をしていないのではないか。いや学会レベルでは総括されているのかもしれないけれど、庶民レベルでは、見てみぬふりをして通り過ぎているだけなのではないか。そうすることで自分自身の精神的問題と、きちんと向き合ってこなかった。冷戦が終わり、我が国を取り巻く国際情勢が激変した時に、心の中の相克が鎌首をもたげてきたというのが、いまの状況ではないか、と私には思えるのです。

 

日本はアジアの人々のために戦ったのであって、あれは間違った戦争ではなかったのだ。最後まで戦い続ければ、ひょっとしたら日本はアメリカに勝ったかもしれないのだ。本当は負けたわけではないのだ。そう思っている限り、自尊心が傷つくことはありません。経済的に豊かになったことで、その考えの正しさを、暗黙理に納得していたのです。日本人は、こんなに優秀なのだから、負けるはずはなかったのだと。

 

未だに心の中では、ポツダム宣言を受け入れてはいないのです。安倍総理も、きちんとポツダム宣言を読んでいないことを認めています。とても正直です。多くの国民が、そのことを非難することすらしません。ドイツと日本は、決して同列ではないことは確かなのですが、ドイツの首相が、この趣旨の発言をしたら、おそらく国際的に轟々たる非難を浴びて、即退陣しなければならないことは明白です。

 

やはり、どこかまだペリーによる無理矢理の開国のトラウマを、解決できていないのかもしれません。明治は続いているのです。その事が、本当に恐ろしいのです。

 

男女共学

■20190814(水曜日:曇)

 

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昨年の夏に出かけた由布岳です。

 

■今朝は走らずに休みました。昨夜は10時前から急に、激しく雨が降り始め台風の影響がいよいよ出てきたのかと実感しました。 天気予報によれば明日15日いっぱいは、西日本を中心に大荒れの天候になるようです。超大型の割にはスピードが遅く、影響がなくなるのにかなり時間がかかるようです。 夏休みの予定は、スタッフの怪我の為に変更になってしまいましたが、今週の土曜日からはSunと二人で北海道へ行く予定です。ところが天気予報によれば、17日あたりに台風が北海道に近づくようです。どうなるか分かりませんが、こればかりはお天気次第ですから、運を天に任せるしかありません。

 

■今朝の東京新聞報道部欄には、「男子校・女子校 分けるのは時代遅れ?」と題して書かれています。現在甲子園で熱戦が広げられている高校野球の出場校を見ると男子校が1校もありません。文部科学省の2018年度の学校基本調査によれば、全国の国公私立高は約4,900校。そのうち男子高は約100校。女子高は約300校で、1990年代の約半分以下になっているそうです。

 

戦前は男女別学が主流でしたが、戦後に教育の機会均等を唱えた連合軍総司令部( GHQ ) により公立の共学化が進みました。理由は不明ですが GHQ が目を向けなかった北関東(群馬、栃木、茨城県)や埼玉県などと、指導の対象にならなかった私学は男女別の学校が、そのまま存続したということのようです。

 

少子化の問題や親の意識の問題、つまりは警察官や自衛官などかつては男性中心だった職業も今では女性がいるのは当たり前になりました。親御さん達も自分の子どもたちが社会人になった時に、高校で共学の方が良い、と判断しているようです。

 

とはいえ東京大学や京都大学などの、難関大学への合格者ランキング上位校には、男子校や女子校も多いのが事実です。ある教育評論家によれば「男性、女性の特性に応じた指導が可能になる。生徒も異性を気にせずに勉学に打ち込め、興味や関心を広げやすい」と男女別の学校のメリットを挙げています。私などはこの恩恵を受けた一人かもしれません。

 

結局どちらがどうではなくて、それぞれに良い面があるのです。

 

生徒にも特性があって、共学ではなく男女別の方が過ごしやすいという子もいる。共学化の流れは止まらないが、さまざまな価値観やニーズを満たせるよう学校は多様に用意されていることが大事だ。

 

と述べられています。確かにその通りに違いありません。

 

残日録

■20190813(火曜日:曇)

 

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新沼津カントリークラブに飾られている鹿の剥製です。

 

■今朝も走りました。空調のエコモードと眠剤のおかげで、蒸し暑い夜にもかかわらず、熟睡ができているおかげでしょうか、すんなりと起きることができています。今朝も6.05 km を走り、これで今月は通算59.23 km。 残り18日40.76 km のところまで来ました。昨日は10 km 余りを走りましたので、さすがに昨日ほど脚がスムーズに動いたわけではありません。それでも、こうして走っているのは、台風10号が近づいてきて、今週は大雨が予想されているからです。走れる朝には走っておかないと、どうなるか分かりません。

 

 

先週末から水の事故のニュースが毎日のように報道されています。日本中で何人もの方が川や海で溺れて亡くなっています。皆さん十分注意されているはずなのですが、事故は本当に怖いです。今更ながら自分自身や子どもたちが、事故で大怪我をしたり命を落とすようなことがなくて、本当に幸運だったと思っています。これからも注意一秒怪我一生です。

 

■一週間ほど前から寝る前の読書に「三屋清左衛門残日録」を読んでいます。もう2回ほどすでに読んではいるのですが、 まだまだ現役で働いているとはいえ、子育ても終わり、雑務に追われながらも、 人生のゴールに向かって、どう歩んでいくべきかを考えなければならない自分自身の状況が、この本の再読をさせているようです。 昨夜の作品の中では、嫁がせた娘のことで、いろいろ心配する三屋清左衛門の様子が描かれていました。

 

親は死ぬまで子の心配からのがれ得ぬものらしいという感慨がそれである。その感慨は、今日の空模様のように清左衛門の気持をじっとりと重くする。

『三屋清左衛門残日録 (文春文庫)』(藤沢 周平 著)より

 

なるほど、どの父親も同じ問題で悩んでいるのだなぁ、と共感しながら毎晩ページをめくっているのです。

 

緊縮・反緊縮

■20190812(月曜日:晴れ)

 

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今年最後の花火です。

 

■今朝は走りました。昨日の疲れも、一晩ぐっすり寝たおかげか、走り始めた時に、スムーズに脚が出ることに驚きました。今朝は桃澤神社まで往復し、10.81 km を走り、今月の通算は53.17 km。残り19日46.82 km のところまで来ました。なかなか良いペースです。

 

■さて参議院選挙も終わりました。私にとっては、山本太郎さんが、れいわ新選組を立ち上げて、強烈はデビュウーを果たした選挙、というイメージが強いのですが、少し調べてみると、選挙以前から、当然これを先取りする形の流れはあったわけです。

 

例えば下記のビデオを見てもらえば、いま世界的に問われているのは、右・左の違いではなく、緊縮なのか、反緊縮なのか。グローバル企業側に立つのか庶民の側に立つのか、という違いが世界的に問われていることが分かります。

 

財政規律を保つ、といえば聞こえは良いのですが、結局国民が貧しくなっては、元も子もありません。20年間のデフレで多くの国民が貧しくなってしまったにも関わらず、あいも変わらず消費増税だ、と信じている政治家の皆さんの頭の中がどうなっているのか。財務省に頭が上がらない、というのが実態なのでしょうか。

 

 

■いま大きな渦ができ始めているようです。

 

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