■20190921(土曜日、曇り)

ドラマ・北の国から・の世界です。

■今朝も走りました。台風17号の接近が報じられて、この連休には、また雨の予想となっています。月曜日の休日に再度 LSD を敢行しようと思いましたが、残念ながら出来そうにありません。そこで今朝も走りました。5時に目覚ましをかけたのですが、起き出す決断がなかなかできませんでした。窓を開け、雨の降っていないことを確認した上で準備を始めました。今朝は6.06kmを走り、これで通算80.28km。残り9日で19.71kmのところまで来ました。今月11回目のランでした。あと3回走れば目標の、月100kmを達成できそうです。

■昨夜は毎年出かけている、ベトナム枯葉剤被害者はればれ支援隊の定例会が行われました。今年は10月17日から22日までの予定でベトナム・ニンビン省に出かけます。参加人数は八名です。参加者の旅費や沼津西ロータリークラブからの支援金、さらには友人の皆さんからの寄付金を元に被害者の皆さんに、生活支援金を手渡す予定です。また支援してくださる、メディオ薬局からの医薬品や友人から寄付していただいた替えオムツなどを、みんなで分散して運ぶ予定です。

昨年まではバクザン省の施設を中心に活動していたのですが、今年はニンビン省で被害者支援の責任者をされているビンさんと共に活動をすることになっています。予定では、私も小学1年生の学校検診を行うことになっています。スポットビジョン・スクリーナーと呼ばれる子供達の目の屈折状態を測定できる携帯型の機器を持参し、子供たちの検診を行う予定です。今や3歳児検診における標準機器となりつつあるこの機械は、勘弁さや性能においてとても優秀な製品です。ベトナムにおいて、この機器を用いた学校検診は私にとって初めての経験ですので、どのような結果が出るか楽しみでもあります。そもそもベトナムでは学校検診というものが行われていないようですので、少しはお役に立てるかもしれません。

■さて、今朝の東京新聞三面では、IR誘致予算が成立と題して、横浜市議会で統合型リゾート施設( IR )をめぐり、20日市議会が誘致に向けた調査費など2億6000万円を盛り込んだ補正予算を賛成多数で可決成立した、と報じています。議員定数の過半数を占める自民党無所属の会と公明党が賛成しました。市は今後、実施方針の策定など誘致に向けた手続きを本格化させ、2020年代後半とされる開業を目指すようです。

市のパブリックコメントで市民の9割が反対したIR誘致について横浜市議会は、誘致に向けた補正予算を可決しましたが、新聞によれば核心のカジノの是非について議論が深まったとは、とても言い難いと断じています。

新聞の解説によれば、カジノを誘致することによる功罪というものを、きちんと議論をした様子が見られないというのです。まさにその点が核心なのではないでしょうか。きちんと意見の交換をし、議論をした上で結論を導こうという意思が見られないのです。地方自治体しかり、政府しかりです。最初から結論ありきで、有識者と呼ばれる提灯持ちのような人々が集まって、お墨付きを与えるというのが定番になっています。議論の様子も公開されることは少ないようです。

結局のところ、きちんとした議論をせずに物事を決めていくという日本のシステムは、いずれ破綻することは目に見えています。一部の人々の私利私欲を満たすために行われる儀式でしかないのです。安倍内閣になってから、その傾向が一段と強まっています。お友達と呼ばれる、ごく一部の人々の利益のために、政治が行われているのです。その行き着く先は、先の大戦のように敗戦になることは目に見えています。また同じことを繰り返す、自国の悲しい習性というものに、本当に残念な思いを禁じ得ません。