■20191119(火曜日:晴れ、強風)

ベトナム支援の旅で、活動を終えてホテルに帰る途中、道端の露店で並んでいたイモ類です。

■今朝はゆっくりと休みました。いささか疲れが溜まっていて、起き出す元気はありませんでした。残りの日数と残りの距離を考えると、明日からまた頑張れば何とかなるでしょう。

昨夜は雨と風が吹き荒れて驚きました。外に出していた干し柿をしまうのを忘れていました。思い出して雨が当たらないように、ひさしの下にしまったのですが、残念ながらかなり濡れてしまったようです。解凍した干し柿を、今朝も一つ食べましたが、十分甘くてジューシーでした。

■さて、長州新聞第8425号三面にはこんな見出しが書かれています。「ケアマネのなり手が激減、崩壊しかねない介護保険制度」、あるいは「看護職員27万不足  厚労省推計団塊世代75歳以上で  国際的な比較でも劣悪」。

記事によれば、人口10万人当たりの医師数、看護師数が国際的にも低く、医学生の数は、経済協力開発機構OECD調査で最低である、とあります。

東京近郊では人口の減少によって医療機関も、余り始めているという話を聞くことがありますが、日本全体で見ると、まだまだ、そのような状況にはないようです。

下関のある開業医は、こう語っています。

日本の医師、看護師をはじめ医療スタッフの人口比人数は極めて少ない。2010年頃、国内総生産 GDP に占める医療費が最も多い米国ボストンの病院と日本の国立病院(どちらも入院ベッド数300床クラス)を比較して、日本は医師数で約十分の一、看護師数で約七分の一、看護助手で約四分の一などとなっていることが問題となった。

これは今日でも抜本的には改善していない。看護師不足は深刻で病院でも介護、福祉分野でも確保は至難となっている。

福祉国家と呼ばれる国々では、こうした分野に国が多くの投資を行なっているのでしょう。国にお金が無いわけではないのです。国民が必要としている分野に、お金を振り向けていないだけなのです。誰のために政治を行い、誰のためにお金を使うのか。その結果が、この国の形を作り上げているのです。