■20191204(火曜日:晴れ)

玉湯温泉の夕食です。

■今朝は走らずに五時に起きました。昨日は11キロ超を走りましたので、さすがにいささか疲れました。どのように走り続けるのが良いのか、未だによく分かりません。つまり毎日6キロを走るのか、それとも一日おきに10キロを走るのか、身体にとってどちらが良いのか、未だに模索中です。

今週は木曜日も土曜日も夜予定が入っていて、Sunと一緒にお風呂に行けませんので、昨夜は久しぶりにニューウェルサンピア沼津のお風呂に入ってきました。

■さて、今朝の東京新聞、私説「論説室」からは、「キルギスの少女の涙」と題して書かれています。

中央アジアの国キルギスの議会が国中から子供たちを議場に招待しました。2,000人以上が学ぶ学校からやってきたある少女は、学校には看護師が一人しかおらず、その看護師がお金を取って子供たちに予防接種をすると訴えたそうです。これを聞いて、議員達が笑ったのです。

少女の学校の校長によると、衛生当局から支給された破傷風とジフテリアのワクチンが必要数に足りず、このため看護師が児童の父母と相談した上で、不足分を薬局に買いに行き、子どもたちに接種したそうです。看護師が徴収したお金は、の代金だったのです。

最後に記事はこう書かれています。

議員達は何がおかしかったのか。国が貧しくても、子どもの健康に関わる政策は優先されるべきだ。公衆衛生のお粗末ぶりを放置しているのは政治の怠慢である。自分達の事こそ自嘲すべきだ。

しかし、この記事を読んで、他国の状況を笑う気にはなれませんでした。なぜなら日本でも貧困は決して他人事ではないのです。

子供達の7人に1人が貧困。単身暮らしの女性3人に1人が貧困という状況を放置している今の政治に対して、強い憤りを覚えるのです。自嘲【 自らを軽蔑(けいべつ) 】 し、あざけること】すべ きは、キルギスの国会議員ではなく、日本の政権与党の国会議員たちなのです。