■20191207(土曜日:曇)

 
ベトナム・ニンビン省の夜明けです。

■今朝は走りました。いつものコースを6.13km走り、これで先月から数えて19回目。通算130.1キロメートル。残り55日で169.80kmのところまで来ました。

今朝はどんよりとした黒い雲が空を覆い、今にも降り出しそうな天候ですが、走っていた5時台には雨は降ってきませんでした。それにしても、寒々しい空模様です。

今日から数日間、Sunは静岡で講習会の講師をしなければならないようで、毎日その準備に追われていたようでした。今朝は原駅まで車で送って頑張るように声援しました。

私も12日には中学校で、ベトナム支援活動についてお話をしなければなりませんし、12月26日には沼津西ロータリークラブで同様に、卓話をしなければなりません。話す相手が中学生とロータリーアンでは当然、内容が異なりますので、全くと言っていいほど別の原稿を用意しなければなりません。今、その原稿作りに追われています。

■さて、今朝の長州新聞代8433号一面の見出しは、「地獄の釜の蓋あけた国会」。「参院で日米FTA承認案可決」。「対米従属の不平等条約 」。『「桜」騒いで国民の目そらす』。

なんとも恐ろしい見出しばかりですが、内容を読むにつれて、その意味が少しずつ理解されてきます。日本側にとっては、 ほとんど 利益のないこうした条約が、なぜ日本の政治家たちによって結ばれるのか、とても疑問なのですが、もちろん政治家たちにとっては大いに利益があるのです。

いや、正しく言えば、政治家と霞が関の官僚の皆さんにとって利益があるというべきなのでしょう。虎の威を借る狐ではありませんが、アメリカ様のご威光で自分達の権益を確保することに汲々としている人々という存在を、マスコミを通じては殆ど知ることが私たちにはできません。

国民生活を大きく変える可能性のある、こうした重要な取り決めについて、ほとんど情報が開示されることなく決められていくという危険性を、私たちは大いに危惧すべきなのです。

マスコミも野党も国民に知らせる努力をほとんどしません。わずかに、れいわ新選組の山本太郎代表が街頭記者会見で、国民たちに伝えようと努力されているばかりです。山本太郎代表の話を聞いていると、国民生活にとって重要なことがらが、なぜこのようにほとんど知らされていないのだろうかと驚くばかりです。

なぜ、誰のために、こうした隠蔽工作をする必要があるのでしょうか、日本国民の利益の為を考えれば、隠してはいけないことを日本人の政治家やマスコミが隠し続ける、その理不尽さ、不思議さは、どうにも理解ができません。

ひょっとして日本のマスコミは、日本人のためには活動していないのでしょうか。私たちはそのことに一刻も早く気づかなければならないのです。