■20200113(月曜日:晴れ) 成人の日

富士山本宮浅間大社です。

■今朝は走るつもりで目覚ましを合わせていたのですが、お腹の調子が悪くなり、起き出すことができませんでした。昨日食べたものの中で何か良くないものがあったのかもしれません。腹痛と下痢で少し辛かったのですが、出るものは出てしまえばスッキリして後は楽になりました。

10時頃には、だいぶ楽になりましたので、LSD を敢行しました。一応2時間のつもりで始めたのですが、今日は1時間で切り上げることにしました。結局1時間15分21秒を走り、10.34kmを積み重ね、総計44.02km、残り18日で55.97kmのところまで来ました。

先日購入したナイキの厚底ランニングシューズに、だいぶ昔に神田のお店で作ってもらった中敷、インソールというのでしょうか、私の足に合わせたものを前のランニングシューズから取り出して、ナイキの靴に挿入しました。今日走った限りでは最後には慣れてきて楽なような気がしました。

■昨日は午後から夜にかけて、ホームページの更新を行ないました。ホームページの更新と言ってもホームページを作っているソフトウェアの更新です。ホームページの素材を作り、画面上に提示する、Contents Management System (CMS)といわれるソフトの更新です。

昔は様々なソフトウェアが登場しては消えていきました。インターネットが普及し、誰もが Web Site 、いわゆるホームページを作ることができるようになりました。これは本当に画期的なことでした。

私が初めて、自分自身でホームページを立ち上げたのは1996年だったように記憶しています。当時の内容は今ではどこにも保存されていませんので、残念ながら再現することはできません。

あの頃はIBMが発売していたホームページビルダーというソフトが発売される前でした。無料で使える CMS が雑誌の付録などで利用することができたのです。

初めてホームページを立ち上げた時に、当時まずしなければいけなかったのは、自分がこんなホームページを作ったことを、みんなに知ってもらう必要でした。今ではGoogleがネット上のページの、いわばキーワードを自動的に拾い上げて、検索の対象にして結果を簡単に探すことはできますので、こんなページを作ったと、わざわざ自分がどこかに知らせる必要はありません。

あの頃はニフティでしたでしょうか、みんなが集まる広場のようなものがあって、そこに掲示板のような仕組みがあったのです。そこに、こんなページを立ち上げた、とたくさんの案内が貼り付けてあるような状態でした。その掲示板を見て、こんなページが作られたのだ、ということを知り、それを見に行くという順番だったのです。

もちろん掲示板の数には限りがありますので、次々に増えていくページを全部載せることはもちろんできません。新しいページが掲載されるたびに古いページは埋没していく訳です。

そこにグーグルが検索という仕組みを導入しました。昔を知る人間にとっては本当にびっくりする、まさに画期的なことだったのです。

■昨日の更新作業が、なんとかうまくいったようで CMS を作っているプログラム言語 PHP も、無事にバージョン 7 に更新しましたが、二つの CMS ソフトも無事に作動しているようです。

ただし古い方の CMS で作った5年前のブログの写真が所々抜けてしまっています。保存してあったハードディスクから転送しているのですが、上手くレンタルサーバーの方に移動していないようです。2000近い写真があるのですが、探し出すのは容易ではありません。

■そんな中で昔のブログを読み直していて驚くこともあります。例えば2015年4月20日のブログを読み直してみると、「家庭訪問」と題するページがありました。

ここで引用した、東京新聞筆洗の内容は残念ながら今ではネット上に掲載されていないのですが、私が書き写した部分を繰り返せばこうなってみます。

遠い昔の物語と思いがちですが、我々の見えないところで貧困が広がっている、と記事に書かれています。今の政権がやろうとしているのは、アメリカでの失敗の焼き直しだ、という指摘が聞こえてきます。中産階級の没落です。しっかりと目を見開いて自分の頭で考えないとダメなのです。

これを私が書いたのが2015年4月20日であることが驚きなのです。この後5年近くをかけて安倍政権が成し遂げた成果といえば、まさに中産階級を崩壊させ、国民所得を減少させ、少子化を加速させたことだったのです。

この間、国民は一体何を見て、何を考えてきたのでしょうか。政権運営にとって一番大事なのは、政策に取り組んでいるふりをすることだ、という総理を頂いているこの国の不幸は、とどまるところがありません。

こうして5年以上前のブログを読み直すことは、自分にとっても、自分を振り返るとても良い機会になることを改めて思い知りました。