■20200202(日曜日:晴れ)

■さて今日は初孫の顔を拝みに出かける予定です。今朝は走らずに、ゆっくりと休みました。

上の写真は昨年の2月に出かけたスキー旅行の様子です。千歳に泊まって次の朝、南千歳駅からスーパーとかち号に乗って、新得駅まで行ったのです。そして新得駅からは、バスでサホロのホテルまで送ってもらいました。

ここ数年、恒例の新年スキー旅行です。スキー場には長居はしません。疲れ果ててしまうからです。昔は何日でもスキーができたのですが、今は丸一日滑れば、もう充分滑った気になってしまいますから、それだけ歳をとったということでしょうか。

JR北海道は経営面で、とても厳しい状況にあるようです。それは容易に想像することができます。何しろ広大な土地に人が住んでいるわけですから、東京辺りで想像するような混雑する電車というのは、札幌周辺以外はあり得ないでしょう。つまりそれだけ収益力が低いということです。

もちろんそれは鉄道の必要性が低いという意味ではありません。そして、線路の補修にとても手がかかります。大雪が降ったりすれば維持管理がとても大変です。厳しい自然状況の下では当然のことです。つまりそれだけ経費がかかるということです。

収入は少なめで、維持管理に経費がかかれば、経営面で苦しいのは当然です。自然に任せれば良い、市場が結論を出してくれるのだというのは、あまりに短絡的な考え方です。

東海道新幹線というドル箱を言わば、国からタダ同然で譲り受けたJR東海が経営面で優等生であるのは、これまた至極当然のことです。

鉄道という国民の財産を考えれば、国全体としてバランスをとることが大切なのではないでしょうか。国鉄民営化は手放しで賞賛されがちですが、もう一度、国全体としての視点が取り戻されなければいけないと私は考えています。

都会だけが繁栄していれば良いというのは、あまりにも近視眼的な発想です。もし大きな災害が大都市を襲った時に、日本は司令塔を失った、本当に無秩序な国に陥ってしまいます。取り返しがつきません。今だけ良ければ良い訳ではないのです。