■20200218(火曜日:晴れ)

新さっぽろ駅の様子です。

■今朝は走りました。5時に目覚ましを合わせてあったのですが、4時45分に目が覚めて、そのまま起きだして準備を始めました。今日は火曜日ですので、生ゴミの収集日です。所定の位置に運んでから準備運動を始めました。

今朝は冷え込みました。暖かかったり、寒かったり、まさに三寒四温の日々なのでしょう。そうして春が本当に少しずつ近づいてくるのです。

今朝は11.47キロを走り、これで今月は通算9回のランで63.71kmを積み重ね、残り11日で36.28kmのところまで来ました。なんとかゴールが視界に入ってきました。

でもここで油断をしてはなりません。コロナウイルスの感染も、いよいよ本格的な広がりを見せてきました。とにかく人混みの中に行くのが一番危ないのでしょう。昨年は静岡で開かれた勉強会に夜、出かけた後にインフルエンザに感染してしまいました。

新しいコロナウイルス感染症と言っても、結局はウイルス感染ですので、インフルエンザと同様と考えて間違いはないのでしょう。アメリカではインフルエンザ感染によって、この冬だけで1万人以上の患者さんが亡くなっているそうです。

コロナウイルスに対しては初期の頃に、中国からの人の出入りを禁じたおかげか、アメリカでは大した感染は起こっていないようです。その点、日本は初動に失敗しました。もう今となっては手遅れです。一般への感染が広がっていると考えた方が間違いありません。誰もが感染する可能性があります。したがって、人混みの中に入るのは危険だということです。

■さて、アメリカの大統領選挙も順調に州単位での予備選挙が進んでいるようです。民主党ではサンダース上院議員が支持を伸ばしています。

長周新聞8461号によれば、「勢いますサンダース旋風」、「残酷な搾取構図覆す下からの力」、「99%の為の政治求める」と、力強くサンダース議員の躍進を伝えています。

記事を詳しく読むと、アメリカの二大政党制というものの持つ利点と欠点というものが、分かりやすく書かれています。二大政党制ですから、共和党は大企業の味方で、民主党は庶民の味方と一見思いがちですが、実はそうではないのです。

前回の大統領選で敗れたクリントン氏は、ウォール街での講演会で、1時間の講演で1000万円近い講演料を得ていたとして非難を受けたほどなのです。庶民や黒人、少数民族の味方のような活動をしているように、私たちには見えますが、よく見ると実態は異なっているのです。

共和党の候補であれ、民主党の候補であれ、結局は巨額の政治献金によって支えられている訳ですから、貧乏人の声が実現されることは期待できません。ある意味、プロレスのようなもので、いわばショーなのです。真剣に戦っているフリはしていますが、どちらへ転んでもウォール街が不利益を被るような政策を取ることはできないのです。

ところが、サンダース上院議員はそうした範疇には入らないのです、本当に草の根の運動によって戦い続けています。マスコミは彼に、左翼というレッテルを貼って泡沫候補のように描いていますが、果たして実態はどうなのでしょう。

日本の大手新聞やテレビでは、サンダース上院議員はまさに泡沫候補なのですが、長周新聞を読むと、決して現実に起こっていることは、それほど泡のように儚い事態ではないようです。

本当に多くの草の根の運動員の力と少額の献金の積み重ねによって巨大な波が起こりつつあるのです。それが99%のための政治なのです。

これは日本における、れいわ新選組運動のよりどころとなっている活動なのでしょう。日本でも安倍政権の7年間で起こったことは、1%がますます富み、その他の人々は貧しくなっていったという現実なのです。

このまま放置すれば、ますますこの傾向は強まるばかりです。社会は分断され、対立は強まり、暴力が蔓延する社会となるのです。どこかで切り替えなければなりません。99%の人たちが目覚めなければならないのです。