■20200331(火曜日:曇)

榛名湖の管理事務所です。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日の朝、10キロを走り3月の月間走行距離が100キロを超えました。目標を達成しましたので今日は休息し、また目標達成に向けて、 明日からの 積み重ねを開始する予定です。

今日でいよいよ三月・弥生も終わります。一年の四分の一が過ぎ去ることになります。2020年が始まった時には、まさか世界中で感染症爆発が起こるとも、またオリンピックが延期されるなどとは夢にも思っていませんでした。

とりあえずは、Takuたくの子供が無事に産まれてくれることを何よりも願っていました。そして、自分に与えられた役割を淡々とこなしていくことを考えていたのですが、世界中で都市封鎖が実際に行われるような事態になり、それどころではなくなってしまいました。

今朝の東京新聞は、タレントの志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎のため70歳で亡くなられたと報じています。今まで、どこか他人事でしかなかったコロナウイルスも、志村さんの死去によって、とても身近な恐怖に変わったように思います。

この世界的な感染爆発によって、人々の生活形態が大きく変わる可能性があります。例えば在宅勤務の広がりによって、会社に行くことなく仕事をこなすことが、意外と可能なのだということが人々に認識されたり、あるいはインターネットの普及によって、遠隔授業や遠隔医療なども、一段と身近なものになるかもしれません。

■さて、今朝の東京新聞「太郎の国際通信」は、アメリカでの報道で「ニュー・ノーマル(新常態)」という言葉をよく見かけるようになった、と木村太郎さんが書かれています。

例えばコロナウイルスの感染拡大で、国民1人当たり1,000ドルの現金を配る、というこれまでにない政策が浮上した事に、あるジャーナリストは注目しています。

これまでの政界の固定観念では推し測れないような、こうした政策が通用する新常態を、このことは示唆しているかもしれない、とアメリカの記者が書いているのです。

また感染の拡大を防ぐために、家で仕事をするテレワークや遠隔授業、遠隔医療など、ソーシャル・ディスタンシング(社会距離拡大戦略)も数週間では終わらないし、我々の生活様式を永遠に大転換させるだろう、という指摘も出ています。

木村さんは最後にこう書かれています。

14世紀に欧州の人口を半減させた黒死病(ペスト)は、中世を終わらせルネサンスを呼び起こしたと言われる。パンデミックの度に人間社会は激変してきたようだが、今回も歴史的な「新常態」を生み出すのだろうか。

感染が行き渡り集団免疫が獲得された、と判断された時点で、我々の生活様式がどのように変わっているか。今の時点では想像もできませんが、新しいものに変わっていることは間違いないようです。