■20200808(土曜日:晴れ)

廃校した学校の記念碑です。

■今朝は走りました。昨夜も蒸し暑く、空調をエコモード28°に設定して、一晩中かけっぱなしにして休みました。おかげで、そこそこ熟睡できました。

いつもの通り5時の目覚ましで起きだし、準備運動の後、走り始めました。ところが今朝は、いつもとまったく異なり強い体のだるさを感じ始めました。そして3キロを過ぎたところで走ることができなくなり、しばらく歩いてしまいました。5分ほどでしょうか、歩くことでようやくまた走り出すことができました。

結局いつものコースを6.08 km 走り、これで今月は5回のランで32.25 km を積み重ね、月100 km 走まで残り23日で67.74 km のところまで来ました。

走り続けることができなくなった原因はよく分かりませんが、朝から気温も高く軽い熱中症になってしまったのでしょうか。

休日にまとめて長い距離を走ろうと、午前中に走った事が何度もありましたが、途中で気分が悪くなり30分以上、道端でへたり込んでしまったこともありました。あれは完全に熱中症でした。気分が悪くなり頭がぼーっとしてきました。とても走り続けられるような状態ではありませんでした。それに比べれば今朝は走るのを止めて5分ほど歩くことで元に戻りましたので、ずっと軽いものだったのでしょう。

朝から気温も高く湿度もありますので、長い時間走り続けられるような状況ではありません。これからは気を付けて走らなければダメのようです。

■今朝の東京新聞一面には新型コロナウイルスに対するワクチン開発について専門家が注意を喚起しています。

「ワクチン開発 焦りは禁物」

大阪大学免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之教授は、「コロナウイルスはワクチンが作りにくい厄介なウイルスであり、国内で慎重に臨床試験をしないと効果は確かめられず、期間を短縮すると重大な副作用を見逃す恐れもある」と警鐘を鳴らしています。

コロナウイルスの場合は感染時にかえって病気を悪化させる『悪玉抗体』が作られる恐れがあり、これがウイルスと結びつくと全身の免疫細胞の一種が感染してしまう抗体依存性免疫増強( ADE )と呼ばれる症状を起こしてしまう可能性があるそうです。これは新型コロナウイルスに近い SARS の動物実験で確認されており、コロナウイルスが手強い理由と話されています。

ワクチンのこうしたさまざまな副作用を防ぐためには、ワクチン開発では、まず動物実験から始め、次に少人数への摂取、最後は数千人から1万人規模で摂取して効果と安全性を調べる必要があります。ADE は個人差も大きく、宮坂先生は「安全性や予防効果は大規模な接種から1年程度経過しないとわからない」と結んでおられます。

また過去には海外の承認薬をそのまま国内で使って重大な副作用が起きた例があり、人種差もあるので国内で試験をすべきだ、とも訴えておられます。

何にしても「急(せ)いては事を仕損じる」のがワクチン開発のようです。国民の命と健康を守るためには、忖度しない充分な議論が大切のようです。