■20200920(日曜日晴れ)

道の駅「風W(ふわっと)とままえ」です。日本海に浮かぶ天売島・焼尻島も一望することができます。

■今朝は6時に起きて朝食を取りました。いよいよ旅の開始です。いつもならバイキング形式のホテルの朝食も、今回は弁当形式でした。部屋に戻り空港内にあるレンタカーの受付に向かうため7時30分には部屋を出ました。以前は営業開始時刻が7時だったのですがコロナの影響でしょうか、8時開始に変更されました。結局出発したのは8時30分。高速道路を乗り継ぎ、オロロン街道を経て宗谷岬に着いたのは15時30分。途中で昼食を取り、何度か休憩しました。7時間のドライブでした。

今日のドライブコースです。

高速道路で札幌を経由して留萌(るもい)からオロロンラインに入り、日本海側をまっすぐ北上します。グーグルマップによれば距離423キロ、所要時間6時間43分とあります。今日は留萌地方では大雨洪水警報が出されていました。途中真っ黒な雲が現れては消えることを繰り返していましたが、幸いにも私達は、その直下は免れていたようです。かなり降られた時間帯もありましたが、青空が覗くこともあり、ドライブには大きな支障がなかったのは、幸運以外の何ものでもありませんでした。

途中道の駅に何度か立ち寄り、昼食は道の駅「風W(ふわっと)とままえ」のレストラン「風夢」で食べました。目の前に日本海が広がり、温泉施設もあり、食べ物も海の幸に恵まれ、足湯に浸かりながら日本海に浮かぶ天売島・焼尻島も一望することができます。今日は幸いにも島を見ることができました。

メニューを見ながら迷いましたが、海鮮サラダとあんかけ・かた焼きそばを注文しました。現れた海鮮サラダの量に驚きました。800円でしたが、値段以上の量と味でした。夜に備えて二人で半分づつ食べましたが充分でした。食べ終えてから足湯のある広場からは、日本海が遠く水平線まで一望でき、今日は雲間から天売島・焼尻島も一望することができました。

■さてドライブの再開です。稚内市内を迂回して宗谷岬へ直行しました。2015年に初めて宗谷岬を訪れた時には、宗谷丘陵から遥かにサハリン島が見えました。残念ながら今日は水平線に雲が垂れ込め、島をはっきりと一望するととはできませんでしたが、一部を垣間見ることはできました。

宗谷丘陵にも急な道を登りましたが、雨が時折降る天候の中では、ゆっくりと散策とはいかず、車の中から丘陵地帯をしばらく見て回りました。宗谷黒牛として知られるブランド牛の産地です。多くの牛が放牧されていました。

■17時前には宿に到着し、お風呂に入り夕食を待ちました。「民宿 宗谷岬」です。これで三度目の訪問です。タコのしゃぶしゃぶが名物です。部屋には扇風機とガスストーブが置いてあり、今日は風呂上がりに少しストーブをかけました。ビールを飲むには寒さを感じたからです。

バイクのライダーが何名も投宿していたようです。食事を部屋ごとに配膳してくれましたので、他のお客さんとは顔を合わせることはありませんでした。二人で美味しい缶ビールと夕食をいただき、早めに休みました。

豚も牛も肉類はダメなSunですので、私のエビの刺し身をあげて、代わりに肉を分けてもらいました。断熱性の優れた部屋の作りのおかげか、その後寒さを感じることはなく、朝までゆっくりと休みました。夕食を取りながら、激しく窓を打つ雨音を聞きました。かなりの豪雨のようでした。

「民宿 宗谷岬」ご自慢の夕食です。

■さて明日はオホーツク海に沿って走り、トマムへ向かう予定です。