2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2021年4月 Page 1 of 3

目に青葉

■20210430(金曜日:晴れ)

3年前に家族4人で出かけた釜山港です。海産物が所狭しと売られていました。現地の方にも、とても良くしてもらいました。コロナが落ち着いたら、また行く予定です。

■昨日は休日でしたが一日中、雨でした。 家の中で、あれこれと片付けをして一日が終わってしまいました。休日を利用して残りの13 km 弱を走り、月100 km 走を達成する予定でしたけれども、予定通りには行きませんでした。となると今日、最終日30日に残りの距離を走るしかありませんでした。

昨夜、布団に入った22時20分頃には、まだ雨が降っていましたが、天気予報では0時をまわった頃には、雨が上がるとのことでした。いつものように4時半に目覚ましを合わせて休みましたが、4時過ぎには目が覚めてしまいました。

もう一度寝入ってしまうと、今度は起き出すのが大変なので、そのまま起きだして生ゴミを所定の位置まで運び、準備運動ののちスタートしました。

帰ってきてエプソンのランニング・ウォッチをパソコンに繋げると、画面には「おめでとうございます。目標を達成しました」と、ねぎらいの言葉が出てきました。

そして次の目標を設定してください、という画面になりました。5月の目標設定です。来月も月100 km 走を目指して、積み重ねを始めなければなりません。

今朝は1時間30分17秒、13.49 km を走り、今月は13回のランで101.14 km を積み重ね、目標を達成することができました。

新しいスマホに入れたランキーパーでの記録では、今朝のランニングは13.73 km、 1時間30分45秒、平均ペースは6分37秒と出ています。 エプソンのランニングウォッチとの距離の違いは、240 M ほどですから、以前のスマホでの記録よりは、ずっと小さい違いでした。アプリ自体がバージョンアップして、より正確になったのかもしれません。

以前調べたところでは、スマホのランニングアプリは、往復するようなコースではあまり差が出ないようなのですが、同じところをぐるぐる周回するようなコースですと、ランニングウォッチよりは距離が長めに出る、という報告があります。13 km 走って240 M ですから、大した違いではないのですが、以前はヘタをすると10 km 走って1 km 近い違いが出ることもありました。今日の結果を見ると、スマホのランニングアプリでも大きな問題はなさそうです。

ランニングウォッチ市場から、すでにエプソンは撤退していますので、今の製品が壊れたら、もうそれで終わりということです。引き継ぐべき製品は、もう発売されていません。記録を集計するホームページは残されていますので、ランニングアプリで記録を取り、エプソンのホームページで集計することは、たぶんずっと可能だろうと思っています。

■それにしても幸運でした。昨日のあの暴風雨に近い雨では、月100 km 走の達成はとても無理だ、と諦めかけたのですが、最後の最後、30日の朝に透き通るような晴天が訪れてくれました。

今こうして入力している3階の部屋から南側の窓を見ると、団地の前に植えられた木立が、雨で洗われたみずみずしい新緑に包まれています。ここに引っ越してきた30年以上前には、まだ小さな木立だったのですが、今では5階建ての団地の屋上を追い越すほどに成長しました。

昔は団地の部屋の窓からこちらが丸見えだったのですが、今では木々の葉がすっかり目隠しとなり、カーテン代わりとなっています。まさに時は、「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」の季節となりました。 雨に洗われた青葉が一段と瑞々しいのです。最高の季節です。そして月100 km 走の目標も達成でき、こんなに嬉しいことはありません。

昨夜は体組系で調べてみると、なんと体脂肪率が一桁になっていました。もちろん検査誤差に違いありませんが、年に何度かそうした値が出るのです。走り続けていると、間違いなく体脂肪率も低い値をとり続けます。

いつまで、こうして走り続けることができるのか自信はないのですが、とにもかくにも毎日、毎日、自分にできることを積み重ねていくしかありません。その結果が自分の人生ということなのでしょう。人に自慢できるようなものではありませんが、といって決して恥じいるような人生でもありません。

明日からは5月です。また新たな日々が始まります。自分にとって残された日数は決して多くありません。大切に一日を送るしかないのです。 

老年

■20210429(木曜日:雨)

3年前に家族4人で出かけた釜山港です。海産物が所狭しと売られていました。

■今朝は予報通り雨の朝です。昨日は仕事を終えてから、Sunと二人で歩いて5分ほどのところにある日帰り温泉に行って、ゆっくりと湯船に浸かりました。一杯飲みながら食事も済ませて、雨の降る前に帰宅しました。

歩いて行けるというのは本当にありがたいことです。愛鷹山を走る東名高速道路の上にあった保養施設・ニューウェルサンピア沼津へ、日帰り温泉を利用するために、以前はよく出かけたのですが、この4月に閉鎖され、今では歩いて行ける昨日の施設ばかりです。

ニューウェルサンピア沼津へ通っていた5年間ほどの間に、我が家にはいろいろなことが起こりました。進学のために、すでに家を離れていた3人の子ども達が、 それぞれに新しい進路を歩み始めたのも、この期間でした。

Nonは地元の病院に勤めはじめ、地域医療に取り組み始めましたし、Takuは念願の司法試験に合格し、法律事務所での仕事をはじめました。そしてAyaはオーストラリアに旅立ち、夢の実現に向かって挑戦する日々を開始したのです。そして何より、3人とも新しい家庭を持ったのです。

本当にあっという間の出来事でした。夫婦二人で食事を取りながら、この食卓で5人の家族が食事を共にしていた時期があったことなど、今では想像することも難しくなったと毎回思うようになりました。

末っ子のAyaが進学のために家を出たのが16年前ですから、その時から我が家は二人きりの生活に戻っていたわけです。今のこの家に5人で住み始めてから、 そしてAyaが最後に家を離れるまで、子どもたちと一緒に15年間暮らしたことになります。

終の棲家であるこの家において、子どもたちと一緒に暮らした時間よりも、夫婦二人で暮らしている時間の方が長くなってしまいました。 結婚当初は当然二人きりの生活でしたから、結局は元に戻ったということです。

なんだか慌ただしく毎日、毎日を、ただ懸命に送っていただけの日々でしたけれども、 こうして見ると、ようやく振り返る余裕ができたのかもしれません。 作家の倉田百三さんが、こんな言葉を残しています。

この世は無常迅速というてある。

その無常の感じは若くてもわかるが、

迅速の感じは老年にならぬとわからぬらしい。

─ 倉田 百三 ─
(『出家とその弟子』)

つまりは自分自身も老年の域に達したということでしょうか。

■さて午後から雨の中を、眼鏡店に注文してあった遠近両用のメガネを受け取りに行きました。前回作成したレンズは加入度数が強すぎて、読み取れる範囲が狭すぎて、使い物になりませんでした。遠近両用のメガネは初めての使用でしたので、作成の要領がよくわかりませんでした。

今回作った度数では、今のところ不自由なく遠近を見ることができ、満足しています。やはり近くが見えないと本当に困ります。軽い近眼状態にある今の自分の目では、手元を見なければ日常生活に不便はないのですが、近見の必要がない生活は、やはり存在しません。

ということで、今は作りたての眼鏡にて、この入力をしています。50センチ離れた画面に向かって打ち込んでいますが、慣れれば自分の目よりも鮮明に文字を見ながら入力が可能です。

手元のスマホも充分に読めるので、苛立ちもありません。あとは仕事の際に、この眼鏡で充分な明視空間を確保できるかが最後の関門です。

風雨の中なのでショッピングセンターも空いてるかと思いきや、なんと家族連れで大混雑。どこへも行けずに近場で時間を過ごそうとする家族が多かったのです。

人によっては大型連休に突入した人もいるのでしょうが、私はカレンダー通りの仕事です。しかも5月2日は休日当番日に当たってしまい、それまでは身動きが取れません。致し方ありません。そんな年もあるということです。

父親像

■20210428(水曜日:晴れ)

3年前に家族4人で出かけた釜山港です。海産物が所狭しと売られていました。

■今朝も走りました。これで三日連続して走ったことになります。今朝も4時半に合わせた目覚ましに従って起床し、ビニールゴミを所定の場所まで運び、準備運動の後スタートしました。

天気予報では今日の午後から明日・明後日は、大雨注意報が出るほどの荒れ模様になる予想です。とにかく走れるうちに走っておかないとダメです。

今朝は今月12回目のランで、7.13 km を走り合計87.64 km を積み重ねました。月100 km 走までは残り2日で12.35 km です。

予定では明日の休日に、まとめて残りを走り終える予定だったのですが、さすがに大雨注意報では、おとなしく家で休んでいるしかありません。最後の最後30日に、なんとか滑り込みで100 km に到達できればと願っていますが、天候ばかりは自分の力ではどうにもなりません。無理をしても意味がありませんので、あとは文字通り、運を天に任せるしかなさそうです。

■先日の東京新聞には、「田中邦衛さんと『父親像』」と題してライターの速水健朗さんが書かれています。『北の国から』は擬似ドキュメンタリーだ、というのです。

1980年代から放映され始めたこのドラマを当初見た時には、1973年金沢市生まれの速水健朗さんは、自分と同世代だった登場人物の純や蛍と少年期の自分を重ねて見ていたそうです。

ところが30数年ぶりにこのドラマを見直してみて見ると、自然と自分を父親である五郎の側に重ねて見ていることに気づいたのです。 そして、こう書かれています。

何より当時気づかなかったのは、五郎が気力や体力で衰えつつある40代後半の自分に戸惑い、そこに流され、少し戦っている部分だ。筆者がドラマの頃の田中邦衛の年齢に追いついてそれに気づいた。

シリーズ終盤で石の家を一人で作り始める五郎は、不器用で無力な存在ではなく、成長した姿だった。物語は、長い時間をかけてそこにたどり着く。国民的ドラマで皆が成長を見守っていた相手は、純と蛍以上に五郎だったのではないか。

■60代後半になってしまった私は、今このドラマを見ればどんなことを思うのか。 一度もしっかりと、このドラマを通して見たことのない私には想像もできませんが、一度でも良いから最初から最後まで、このドラマを見てみたいものだと思い始めているのです。

女性監督

■20210427(火曜日:晴れ)

3年前に家族4人で出かけた釜山港です。海産物が所狭しと売られていました。

■今朝も走りました。昨日に引き続いて、4時半に合わせた目覚ましに従って起き出し、生ゴミを所定の位置に運んでから、準備運動の後スタートしました。

昨日の今日ですので、疲れも残っていたのですが、何しろ今月は今日を含めて4日しか残っていません。ということで今朝は、いつものコースを49分10秒走り、7.05 km を積み重ねました。今月は11回のランで80.51 km を走り、月100 km 走までは残り3日で19.48 km のところまで来ました。

昨夜は天気予報を見ていて愕然としました。29日の休日に、残った距離を何とか頑張って走り切り、100 km走を達成しようと思っていたのですが、なんとその日は大雨注意報が出ているのです。

29日、30日は走るような天候ではなさそうです。となると残されたのは明日一日ということになりますが、さすがに診療前の早朝に、残された20 km を走るのは、私にはできそうにありません。

とりあえず明日走って、残りを13キロほどに減らし、最後の30日にチャンスがあれば目標を達成したいものだと思っています。

■ さて新聞の記事によりますと、アメリカ映画界最大の祭典、第93回アカデミー賞の発表・授賞式がロサンゼルスで行われ、「ノマドランド」(クロエ・ ジャオ 監督)が作品賞、監督賞、主演女優賞の3冠に輝きました。

ジャオ監督は中国出身で、白人以外の女性監督の受賞は史上初だそうです。俳優部門も含めてマイノリティ(人種的少数派)の躍進が目立った、と記事にはあります。

また助演女優賞は「ミナリ」のユン・ヨジョンさんに贈られましたが、韓国人俳優のアカデミー賞受賞は男女を通じて、これもまた初めてだそうです。

映画「パラサイト」のことが頭にありましたので、韓国人俳優の受賞は初めてだ、と聞いて少し驚きました。パラサイトが受賞したのは 、第92回アカデミー賞・外国語映画として史上初となる作品賞を受賞したほか、監督賞、脚本、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)の4部門でした。

ちなみに日本人俳優で受賞したのは、1958年に「サヨナラ」でナンシー・梅木さんが助演女優賞を受賞しているのが唯一です。

新聞で見るクロエ・ジャオ監督は、おさげ髪のあどけない少女のごとくに見えますが、 1982年3月31日生まれ、とありますから現在39歳です。

受賞スピーチでは、幼少期に中国で父と漢詩を暗記して学んだ経験に触れ「自分の善、そしてお互いの善を守るため、勇気と信念を持っているすべての人々にこの賞を捧げたい」と語っています。

ジャオ監督の過去のインタビュー発言が中国批判だとして中国で問題視され、ネットでの情報に中国ではアクセスできなくなっているようです。

いずれ中国も、超大国として成熟して行けば、度量の大きな社会になって欲しいものだ、とつくづく思います。 寛容が失われれば、 どんな社会も長続きすることは決してないからです。 

工夫して

■20210426(月曜日:晴れ)

3年前に家族4人で出かけた釜山港です。海産物が所狭しと売られていました。(This is the Busan Port where my family of four went three years ago. Seafood was sold in many places.)

■今朝は走りました。昨日は仲良し3人組でのゴルフでしたが、帰ってきて一休みして、夕食はTuruちゃん夫婦との恒例の夕食会でした。5時半に我が家で集まり、ぶらぶらと歩きながら、ひろ繁に向かいました。月に一回集まって美味しい食事をとりながら、よもやま話に花を咲かせるひとときです。

今朝は疲れも残っていたのですが、4月ももう残り少なくなりましたので、可能な限りがんばって走るしかありません。今朝も4時半に目覚ましを合わせて起きだし、いつものコースを走りました。

今朝は今月10回目のランで6.85 km を走り、これで通算73.46 km を積み重ねました。月100 km 走まで残り4日で26.53 km のところまで来ました。計算上は毎日7 km 走れば目標を達成することができるのですが、さすがに毎日走るとなると疲れもたまり、実行するのは困難です。

幸い天候は良さそうですので、その点に関しては大丈夫そうです。体調と向き合いながら、なんとか上手に工夫して、29日の休日をどのように走るかによって、目標達成が左右されそうです。

無理をしても意味がありませんが、かといって諦めてしまえば、それで終わりです。可能性がある限り、知恵を絞って目標を達成していくことが、ハリのある毎日を送る秘訣に違いありません。

今週末からは、ゴールデンウィークが始まります。しょっぱなの5月2日には、休日当番医をしなければなりませんが、その後はSunと二人で旅行に出かけようと計画していますので、今月中はとにかくやるだけやってみましょう。

■夜、布団の中に入ってから、以前なら本を読みながら寝入ったものですが、今は朗読を聞きながら眠るようにしています。

10時半前には床に入りますので、そこからスタートして、11時には自動的にスマホが電源オフになるように設定してあります。今のところ、そこまで記憶していることはないので、それまでには眠入ってしまっているようです。

そして朝の4時に再度スマホの電源がオンになり、4時半には目覚ましが鳴ります。いまのところ、これでうまく行っています。しばらくは、この方法で続けてみるつもりです。

最高の贅沢

■20210425(日曜日:晴れ)

3年前に家族4人で出かけた釜山港です。海産物が所狭しと売られていました。

■今日は大の仲良し3人組でゴルフを楽しみました。昨日の土曜日は仕事終えてから、大村さんに車で迎えに来てもらいました。そして久松さんの会社に寄って3人で、長岡にある大村さんの会社の保養所に行きました。

以前は熱川にあったのですが、大村さんも長い距離を運転していくのは大変だということで、近場に保養所を切り替えました。そこで私たちも利用させていただくことになったのです。

途中で買い出しをして、3時少し過ぎには到着することができました。いっぱいだけ乾杯してからお風呂に入って、ゆっくりと湯船に浸かり疲れを取ってから部屋に戻りました。そして買い出しをした食料をつまみながら、3人でよもやま話に花を咲かせました。

いつもながら、大村さんの様々な経験を聞くことができ、笑いとともに貴重な時間を共有することができました。

長岡はコロナウイルス感染の関係で、開店休業状態の宿泊施設が沢山あるそうです。閉鎖してしまったところ、あるいは土日だけ営業している旅館など、本当に四苦八苦、青色吐息の状態のホテルや旅館がいっぱいあるとのこと。9時過ぎにはさすがに疲れも出てきて休むことになりました。

■今朝は6時に起きて、コーヒーを飲んでから新沼津カントリークラブに向かって出発しました。今日は8時49分スタートの予約をしてありました。随分と混んでいてレストランも久しぶりに多くのゴルファーで溢れていました。

ショートホールを中心に所々渋滞して、待たされることもあったのですが、それでも3人で楽しく会話しながら、一日愉快に好天の中をプレイすることができました。

フォームを改造して、振り切ることを第一義的に考えるようになってから、スコアがかなり安定してきました。アウト46回、イン 47回、合計93回で上がることができました。 パーも5回取れましたが、ダブルスコアもあり、4パットもありましたし、凸凹がもう少し修正できれば、90回を起きるのも決して夢ではありません。

次回に繋がるプレーができたと、自分としては収穫のあった一日でした。とにかく気の合う仲間と一緒に時を過ごすのは最高の贅沢です。何もかにも大村さんのおかげで、こうした時を過ごすことができることに感謝しています。 

恒例のTuruちゃん夫婦との夕食会です。よもやま話の中に孫が加わりました。

消灯

■20210424(土曜日:晴れ)

3年前に家族4人で出かけた釜山港です。海産物が所狭しと売られていました。

■今朝は走りました。木曜日の午後に新型コロナウイルスワクチン第1回目を受けましたので、昨日はおとなしく休んでいました。接種部位の痛みも昨日の夜までで、ほぼ消失したようです。昨夜は心なしかワクチン接種以前よりも心地よく、ぐっすりと眠れた気がしました。

今朝も目覚まし時計に合わせて4時半に起床し、走り始めました。友人宅の前を駆け抜け、小学校の校庭に辿り着いてからは、30分に合わせておいたタイマーをスタートさせました。

今日は今月9回目のランで7.34 km を走り、総計66.61 km を積み重ねました。月100 km 走までは残り6日で33.38 km となりました。明日は走れませんので、29日の祝日にLSDを行う予定ですが、それまでになんとか達成可能な距離にたどり着いて置かなければいけません。

なかなか難しい距離なのですが、とにかく可能性のあるうちは頑張るしかありません。

■さて東京オリンピック開催を目前に控えて、ドタバタと決定がなされています。「政府は23日夕、首相官邸で新型コロナウイルス対策本部会合を開き、東京、大阪、京都、兵庫の4都府県を対象に、緊急事態宣言を発令すると正式決定した。期間は25日から5月11日までで、宣言発令は2020年4月、21年1月に続き3回目」とあります。

小池東京都知事も夜8時以降は飲食街を中心に消灯しましょう、と呼びかけています。戦中を描いた映画によく出てくる場面があります。 B 29の爆撃に備えて消灯しようという場面です。 まるで、時代が一気に80年前に戻ってしまったような情景が、現出するのでしょうか。

科学技術が進歩した21世紀になっても、結局頼るのは電気を消して、じっと我慢することしかないとは実に情けない話です。科学的根拠に基づかない政策というものは、結局こんなことしかできないのです。現在における日本の政治レベルの象徴に違いありません。 

御聖断

■20210423(金曜日:晴れ)

3年前に家族4人で出かけた釜山港です。海産物が所狭しと売られていました。

■昨日は第1回目の新型コロナウイルスワクチンを受けました。仕事を終えて大急ぎでロータリークラブの例会場に向かい、例会にはギリギリセーフで間に合いました。5月30日に行われる創立30周年記念式典の準備委員会があったのですが、総務委員会に属する私は、例会は早退してキラメッセで行われる予防接種会場に向かいました。

受付時間よりも10分ほど早く会場に到着したのですが、すでに長蛇の列でした。ちょうど知り合いの先生と 同じタイミングで会場に到着しましたので、待っている間、いろいろ話を聞くことができました。

先日ネットで見た予行演習会場そのままに、設定が終えられているようで、順番どおり手続きが粛々と行われました。結局接種が終わったのは2時5分でしたので、そこから15分間経過観察をするために椅子に座って時間の経過を待ちました。

接種をしてくれた看護師さんがとても上手で、少しの痛みも感じることはありませんでした。ただし当然のことながら筋肉内にワクチンを注射しますので、その後の筋肉痛は必発です。

Sunの友人で既に接種を受けた方の話では、夜中に筋肉痛で目が覚め、鎮痛剤を服用したそうです。予防接種から18時間ほど経過した現在、接種した部位はちょっと無理して筋トレをしたかな、という程度の張りが感じられる程度です。

夜中に痛みで目が覚めやしないか、強い副反応が起きはしないか、といささか心配だったのですが杞憂でした。今のところ発熱も起きていません。

報告では初回よりも2回目の方が強い反応が起きるようですので、次回の接種後は昨日以上に気を揉むことになりそうです。

■今朝の朝刊では東京、京都、大阪、兵庫など4都道府県に非常事態宣言を本日発令する、と菅総理は決定されたようです。期間は4月25日から5月11日が予定されています。ゴールデンウィークでの人出の抑制が主な目的のようです。

このような状態で果たして東京オリンピックが開催できるのかどうか。感染がどうなっても良いのならば開催することはもちろん可能でしょうが、人命に関わることですから、賢明な判断を望むしかなさそうです。

究極のところ、ひょっとすると、どなたかのご聖断を仰がない限り、重大な方向転換ができないのは日本の宿命かもしれません。そして犠牲になるのは、いつも一般庶民です。 

解決してはいけない

■20210422(木曜日:晴れ)第一回コロナワクチン接種

3年前に家族4人で出かけた釜山・海雲台の様子です。

■今朝は走りました。今月8回目のランで7.35 km を走り59.27 km を積み重ねました。月100 km 走達成まで、残り8日で40.72 km のところまで来ました。

目標からはだいぶ足りない状況ですが、可能性が残されている限りは目標を達成すべく努力するしかありません。祝日にまとめて長い距離を走ることが、今月は一度もできていません。29日の休日にまとめて走ろうと思っているのですが、それにしても限界がありますので、それまでにはなんとか残りの距離を短くしておく必要があります。

文句を言っても仕方ありませんので、とにかく地道に積み重ねをして行くしかありません。

■新型コロナウイルス感染拡大も悪化するばかりで、今朝の新聞第一面の見出しは、「都内 変異株増 止まらず:3度目緊急事態明日決定」とあります。

沼津市でも高齢者に対するワクチン接種の受付が始まりました。とりあえず医療関係者への接種が開始されていますが、私も今日の午後第1回目の接種を受ける予定です。副反応も心配なのですが、 とにかく一つ一つ取り組んでいくしかないのです。

今朝の東京新聞「こちら特報部」では、コロナ危機の大阪における維新の会の取り組みについて書かれています。「雨がっぱ、うがい薬ーー今度はオンライン授業 維新またもやドタバタ劇」と題されています。

大阪政治ウォッチャーのジャーナリスト吉富有治さんは、日本維新の会の手法に首をかしげて、こう述べています。

党勢拡大の意味も込め、毎日のようにテレビなどに露出して何かしらのメッセージを出そうとするが、中身が伴っていない。

思いつきのような方針や楽観的な見通しを伝えることで府民を混乱させ、感染も広げている。

今の手法はもう限界。専門的、科学的な知見に基づくように姿勢を改めるべきだ。

まことに、その通りに違いありません。でもよく考えてみると、上で述べられている政治姿勢は、安倍政権の7年余りにドンピシャリなのです。

何かをやっているふりだけして時間ばかりが過ぎてしまったのです。安倍内閣の最重要課題と言われたものは何一つ解決していません。一つでも解決されれば安倍政権は必要なくなるからです。解決してはいけないのです。

北朝鮮による拉致被害者は一人も帰国することはありませんでした。今になってみれば、その実態が明らかになったものの、時すでに遅しなのです。有権者が愚かなのです。

これからも当分、やっているふりだけする政治が続くのです。そして国民は、ますます苦しい生活に追いやられるに違いありません。 

マラニック

■20210421(水曜日:晴れ)

3年前に家族で出掛けた釜山・海雲台(ヘウンデ)です。韓国を代表するリゾートビーチ。毎年秋に釜山国際映画祭が開催される。

■今朝は起きるつもりで目覚まし時計を4時半に合わせましたが。起き出す元気が出ませんでした。月曜日に休診にしたために、昨日は2日分の患者さんが来られました。大忙しでした。

夜は医師会の理事会があり、通常よりも倍の時間をかけて、新型コロナウイルス・ワクチン接種についての検討が行われました。医療従事者に対する接種も、基幹病院ではすでに開始され、終了した病院もあります。開業医への接種が今週から開始されます。

手順や万が一の事態に備えての確認など、細々したことが山程あり、実際に摂取を進めていくのは、大変な作業になりそうです。接種数が膨大だからです。一時間40人というペースで接種を行うようですが、その前に受付や問診があり、しかも接種後の経過観察も含めると、一体どれだけの時間がかかるか、予行演習だけでは把握しきれない部分もあるようです。

■さて先日は横浜から来られた方とプレイする機会がありました。その中で、横浜を舞台にした作品の話が話題になりました。私にとっては、横浜というと、黒澤明監督の「天国と地獄」、そして三島由紀夫の「午後の曳航」です。

午後の曳航はイギリスの監督にて映画化されたはずで、舞台は横浜でなくイギリスの港町でした。しかし私にとっては、横浜の街が思い出されるのです。

山下公園から港の見える公園に向かう途中にあるプールが登場したように記憶しています。その道が私は好きで、何度か歩いたことがあります。たぶん、あのプールだろう、と勝手に想像しているだけですが、とても楽しくなります。

その道をマラニック、つまりマラソンとピクニックの中間のように、ランニング用のリュックを背負って、のんびり楽しみながら走ることもしました。テレビの番組で知った楽しみ方でした。一人で走りましたが、仲間で取り組めば、また違った楽しみ方もできるでしょう。

マラソン大会は、ことごとく中止になってしまい、今年も千歳JAL国際マラソンに参加することができません。本当に残念です。来年こそは参加できることを祈っています。

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