■20210904(土曜日:曇)

戸田へ向かう途中の井田の田んぼアートです。

■今朝も走りました。昨日から急に涼しさが募り、一昨日の夜は空調をかけずに寝ることができました。しかし、昨夜は室温の変動を避けるために、エコ空調の26度で休みました。

やはり、室温の変動に対する適応能力の低下が顕著なようです。自律神経系統の衰えが原因でしょう。文句を言っても仕方ありません。

要するに、自分の体をよく知って付き合うしかないということです。

今朝はいつものごとく、4時半に目覚ましを合わせ起き出して、準備運動の後スタートしました。40分29秒、5.73kmを走り、これで今月は2回のランで、11.57kmを積み重ね、月100キロ走までは残り26日で88.43kmのところまで来ました。

■さて、昨日は菅首相が総裁選に立候補しないと表明し、驚きのニュースが日本中を駆け巡りました。なんとか総裁選を勝ち抜き、衆議院選挙に持ち込もうと思っていたようですが、横浜市長選挙での結果のごとく、菅首相の下では総選挙を戦えないという自民党議員の突き上げが、こうした事態をもたらしたようです。

考えてみれば、こうしたところが自民党の強さです。とにかく、選挙に勝たなければ政権は維持できず、自分たちの好きたい放題できない訳ですから、何があっても選挙に勝つためには、どうしたら良いかを第一義的に考える訳です。

ところが、野党第一党は国民の声には馬耳東風です。政権に対する支持率が下落しているにもかかわらず、野党第一党に対する支持率が少しも上がってこないのは、要するに今の代表の下では選挙に勝てないということなのですが、所属議員たちがそのことを問題にする様子は伝わってきません。

みなさん、政権を取って自分たちの目標とする国をつくろうという強い意志が感じられないのです。そうした強い意志を持った野党の姿を見たのは、小沢一郎党首の下での民主党が最後だったのでしょう。

政権交代が起きない国というのは、要するに、独裁国家と同じです。他国のことを云々できるような民主主義国家とは、日本はとても言えないのです。政権獲得を目指さない野党というものは、ネズミを取らない猫のようなもので、存在価値がありません。

なぜ立憲民主党所属の若手議員が声を上げないのか、とても不思議です。代表交代を求めて、いまの自民党のように声を上げるときなのです。代表になるべき人材は、いるはずです。今の代表では政権は取れないのですから、選挙をする意味がありません。

たぶん次回の総選挙でも、政権の枠組みは変わらないでしょうから、日本は今のまま穏やかに衰弱し、国民は益々貧しい、安っぽい国に成り果てていくのです。

諦めてはいけないのでしょうが、政権獲得を本気で目指す、小沢一郎さんのような政治家が野党に現れるとは、今のところ考えにくいのです。山本太郎さんが日々活動を続けていますが、マスコミの扱いもあって、残念ながら多くの国民にその声が届いているとは思えません。日本の再生は、限りなく遠のいているのです。