■20210906(月曜日:晴れ)

沼津市大瀬の御神木です。はるかな昔から私達を見つめています。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は本当に久しぶりに LSD を敢行し、11キロ超を走りましたので、さすがに疲れました。一日ゴロゴロして疲労が回復するのを待ちました。

走り終わって帰ってきて、3時間ほどは元気だったのですが、一旦休んでしまうと、あとはとにかく疲れが回復するのをただ待つだけでした。こんなことで、来年の千歳JAL国際マラソンに出場し、ハーフの部で完走できるのかどうか心配ですが、とにかく積み重ねていくしかありません。

■そんな疲れを取る休息の時間に、昨日はYouTubeで朗読を聴いていました。西田敏行さんと竹下景子さんの朗読です。

作品は藤沢周平さんだったり、山本周五郎さんだったりしましたが、お二人の絶妙の掛け合いは、聞いていて心が静まるのを、実感しました。そこに描かれているのは、男女間の人情の機微だったり、どうしようもない人間の愚かさだったり、逆に人間の素晴らしさだったり、市井に生きる、ごく普通の人々の人生の一段面を、見事に切り取っています。

これまでに、数えられないほどの作家が、こうした人間を描いた作品を発表してきたのでしょうが、それはちょうど五線紙に書かれた音符のように、まだまだ、人を驚かすような新しい作品が、これから生まれるに違いありません。

それだけ、人間は多様だということなのでしょう。人間の心が掘り尽くされることは、なさそうです。