■20221005(水曜日:曇)

フェルメール「真珠の耳飾りの少女」「青いターバンの少女」とも呼ばれます。

■今朝は走るつもりでいたのですが、起き出すことができませんでした。月曜日に頑張りすぎたのかも知れません。昨日は昼休みに、就学時検診に出かけました。この時期になると、来年度の一年生のための検診が始まるのです。

昔は、今の生徒数の倍近くいましたから、検診も大変でした。学校によっては、二日間掛けて行っていました。今では考えられません。

昨日のTVニュースでは、廃校になった沼津の小学校のプールを利用して、「海ぶどう」の栽培に取組でいる様子を報道していました。民間業者に委託して、新たな地域の特産品を生み出そうというわけです。

学校も統廃合が進み、その後の建物の扱いは、頭の痛い問題です。どの地方自治体も知恵を絞っているのですが、住民数が減少し続けている現状では、解決策を見つけるのは困難です。

■「後始末の時代」に入った、と言えます。企業は内部留保に務め、投資に踏み切れずにいますから、取り残されるばかりです。電気自動車が典型例です。

中国や韓国は、蓄電池生産のために巨額の投資を続けています。日本メーカーも、計画を発表してはいるのですが、何しろ計画が悠長なのです。計画が実現した頃には、次の段階に進んでしまい、周回遅れになっているのではと心配になるほどです。

いつから、そんな国になってしまったのか。たぶん昔から変わっていないかも知れません。変わったのは、時代であり、世界の状況なのです。周囲の顔色をうかがい、忖度し続ける風土は、スピードを求められない時代には有効だったかも知れませんが、デジタル時代には合っていないのです。

おそらく日本の企業風土が変わることは無いでしょうから、世界の方が以前のような状態に、いわば退化してくれない限り、日本の復活はないかも知れません。