■20221007(金曜日:雨)

ブリュゲール作:農民の婚宴

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨夜は勉強会があり、開会の挨拶をしなければならず、オンラインとはいきませんでした。21時過ぎまで熱心に質疑が行われました。これで、主だった勉強会は終了し一段落。世話人会の準備と運営が、今年最後の任務となりました。

■さてさて、次々とノーベル賞の発表が相次いでいますが、以下のニュースも、ワクワクする驚きです。

コメのたんぱく質から世界初の「代替肉」国内自給可能・山形大

代替肉を作る際には、大豆や、果ては筋肉細胞の組織培養まで、さまざまな方法が試されていますが、日本では米を使って製造できれば最高です。

まず安心です。記事にもある通りアレルギーの心配も無いようですし、オカラではありませんが、廃棄されかねないものが再利用されて、私達の食卓を飾るのであれば、文句のつけようがありません。

牛乳の生産など、酪農が無くなるわけではもちろんありませんが、タンパク質のための牛肉生産は、縮小するのはやむを得ないようです。豊かになるほど牛肉を食べたくなるのは、世界共通の傾向です。

これから世界中で、中産階級が加速度的に増えれば、牛肉の消費が、同様に増えることは必定です。しかし、それを賄うには地球環境が持たない可能性があります。

日本発の代替肉生産が、ぜひ起動に乗ってもらいたいものです。こうした分野に、思い切った投資が可能かどうかで、日本の未来が決まりそうです。嘘八百のオリンピックを開催して、ピンハネばかりが横行する日本では、未来は真っ暗になるばかりです。