■20230102(月曜日:晴れ)

元日の富士山です。自治会の集会場がある公園には、霜柱が張り詰めていました。冷えたのです。

■三が日の半ばです。8時には箱根マラソンがスタートするので、それまでに書き込みを終える必要があります。総距離107.5キロと記載されていました。大手町から箱根の芦ノ湖までです。

これまでに2回、現地で応援したことがあります。一度は前日雪が降り、一面真っ白な中での応援でした。小涌園横での応援でしたから、あの急坂を駆け下りる選手たちは、文字通り命がけです。テレビ観戦で、選手が下り坂で転倒したのを、昔見たことがあります。

今年はどんなドラマが待っているのか、これからじっくり観戦です。

■さて以下の記事は、時代の流れを感じさせます。

1年で200万部減「新聞離れ」は止まらず 「一般紙」は15年後に消える勢い

昔は朝、ゴミ出しをして家に帰るときなど、郵便受けポストから新聞を取って帰るのが日常でした。2年前から、我が家でも一般紙の購読は止めました。今購読しているのは、山口県で発行されている地方紙「長周新聞」だけです。内容が素晴らしいからです。大手の新聞社では扱わない内容を、深く掘り下げているからです。

★★ 長周新聞

世界中では、庶民がこんな状況に置かれているのか、と目を開かれる思いです。一般紙では決して取り扱わない、書くことのできない内容を、誰に対しても忖度することなく堂々と主張しています。

読者の購読料を主な収入源としているところが、そうした行動を可能にしているのでしょう。一般紙はスポンサーの大企業に遠慮しますから、肝心要の部分には、触れることが困難です。当たり障りの無い内容であれば、ネットの方が早くて容易に取得できます。

そして国際情報解説では、アメリカからの視点ばかりなので、倒錯した内容のオンパレードになります。NHKも同様です。物事というのは、裏と表から見ると、全く違って見えるということを「田中宇の国際ニュース解説」から学びました。

昨日のNHKスペシャルで、ノーベル賞を受賞したジャーナリストが、ロシアの民衆はテレビから流れる情報を、そのまま信じ込んでいる、とプーチンの情報統制を非難していました。

それを聞いて、これって日本のことを当てこすっているのか、と感じたほどです。どの出演者も世界的な識者なのですが、アメリカ視点からの解説なので、プーチンを悪者にして終わっている感が否めません。

その程度であれば、わざわざ世界的な権威を招く必要もない気がします。NHKでは、田中宇さんのような視点からの分析は、決して取り上げられないのでしょう。だから、大手新聞やマスコミは滅びる運命にあるのです。多様性がないからです。マスコミが、しきりにダイバーシティ、多様性と叫べば叫ぶほど、馬脚を現すことになるのです。

致し方ありません。一極支配から多極化へ、時代は大きく変わろうとしているのです。