■20230105(木曜日:晴れ)

昨日の原海岸の様子です。駿河湾越しに伊豆半島が、綺麗に見えています。

■年末から年始にかけて、こちらでは風もなく穏やかな天候が続いています。昨日は最後の正月休みということで、Sunと一緒に散歩にでかけました。私がリュックを背負って、おにぎりや水筒を持って、近くの海岸を散歩しました。

正月のNHK番組は、大河ドラマの関係で徳川家康一色でしたが、久能山東照宮からの映像が流れていました。駿河湾が一望でき、東には伊豆半島、西には御前崎が一望できる立地の素晴らしさが、よく分かりました。

上記の写真の伊豆半島を、家康も見たに違いありません。何かの本で読んだのですが、江戸城明け渡しの交渉でしたか、勝海舟と西郷隆盛が江戸攻撃をするかどうかのギリギリの交渉で、いざとなったら火力でまさる幕府の軍艦を駿河湾に並べて、東海道を行く薩長軍を艦砲射撃で壊滅するという戦略が、勝海舟から交渉材料として挙げられたそうです。大動脈である東海道は、駿河湾からは確かに丸裸なのです。

東京・大阪を結ぶ旧東海道は、こんな狭い道があの東海道なの、と今では信じられないほどですが、間違いなく参勤交代が行われたのです。今ではこの地域を東海道新幹線、東名高速道路、新東名高速道路が通っています。

お墓の中から家康が現れて、この変わりようを見たら、さぞかし驚くに違いありません。