2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

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柚子湯

■20211122(月曜日:曇)

富山からの帰り道。岐阜の山々の紅葉です。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日は競技委員として月例の運営をお手伝いし、夜は、つるちゃん夫婦と恒例の月例夕食会でした。美味しい食事をいただき、お酒を飲んで歓談して、あっという間の 2 時間でした。

幸い帰ってくる時にも雨は降っておらず、傘は持っていったものの、使うこともなく幸運でした。帰ってきてからは、ゆず湯にゆっくり浸かり、疲れを取ることができました。

天気予報では、今日は大荒れの予想です。今のところ青空ものぞいていますが、これから大きく変化していくようです。明日の朝は、なんとしても走らなければなりません。というか、明日は勤労感謝の日で休日でした。走り込みの日です。

また無理をすると体調を崩しますから、どれだけの距離を走るか、どれだけの時間走り続けるかを、今日一日考えて、体調と相談しながら決めなければなりません。

8月、9月と暑い中、頑張って月100キロ走を達成したのは良かったのですが、未だに、その後遺症に苦しんでいるというところです。一過性のものであれば良いのですが、年齢から来る衰えだとすれば、もう戻ることはないかもしれません。

エンジンブレーキ

■20211120(土曜日:晴れ)

富山城址公園の紅葉です。澄んだ青空のもと最高でした。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日朝、頑張って7キロほどを走りましたので、今日は休養日です。

朝6時に目覚ましを合わせて起きだし、新聞を取りに行こうと玄関を出たところで、友人の姿が見えました。ご近所さんなのですが、ツーリングの格好で自転車に乗って、これからスタートするところでした。

急いで玄関を出て、話を聞いたところ、今日は長岡の方まで走る予定だとのこと。今年に入ってから始めたようで、話を聞くと、あちらこちらと足を伸ばしているようです。

今朝の、この青空の下、最高の気分ではないでしょうか。羨ましい限りです。私は今日も午前中仕事ですので、出かけるわけにはいきません。

自転車によるツーリングは、とても素晴らしいと思いますが、一つだけ心配なのが事故のことです。バイクはスピードがかなり出ますので、その点が心配なのですが、自転車でも結構なスピードが出ますし、転倒などの事故があった場合、自分の体で勝負しなければなりませんので、大変危険と言えば危険なのです。そのことは十分、友人にもお話しして、気をつけるようにと励まして別れました。

ゴルフもシングルの腕前を持つアスリートですので、心配することはないのですが、余計なお世話とは思いながら、同じ年の友人として心配だったのです。

■自分自身はといえば、数ヶ月前とは、まるで別人になったかの如く、力が湧いてこなくなりました。走るにも、以前のような気力が湧いてこないのです。

数ヶ月前まで、どうやって、月100キロも走っていたのか、今では想像できないほどになってしまいました。ドライブをしていて下り坂に入り、エンジンブレーキが急激にかかったような状態、と言えばわかりやすいでしょうか。

自分でも自分の体がどうなってしまったのか、よく分かりません。急に、疲れが取れなくなってきたような気がするのです。何が悪いのか、さっぱり分かりません。

兎にも角にも、自分の体の変化を、じっと見つめていくしかなさそうです。

リンゴ栽培

■20211118(木曜日:晴れ)

富山城の紅葉です。澄んだ青空のもと最高でした。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日走りましたので、今日は休養日です。以前でしたら、毎日のように走ることができたのですが、最近は無理をせずに休むことにしています。

9月までは月100キロ走を達成していたのですから、これこそ本当に隔世の感です。10月は体調を崩して、100キロ走どころではありませんでしたし、11月に入ってからも、以前の半分も走っていません。

同じ自分の体とは思えないほどです。坂道を走っていて、急激にエンジンブレーキがかかったような事態なのです。

■さて、今朝の東京新聞「話題の発掘」欄では、青森県でのリンゴの新しい育て方について書かれています。樹木の間隔を大幅に狭め「密」状態にして育てる新手法、「高密度植わい化栽培」を取り入れる動きが広がっているというのです。

農家の高齢化が進み、人手不足が深刻となる中で、作業のムダを省き、収穫を増やす取り組みです。関係者によれば、生産性が高く、稼げるとアピールできれば新規就労も増える、と期待を寄せているそうです。

青森県のりんごの年間生産量は、ここ数年40万トン余りで横ばいなのですが、農家の数は1960年のピーク時に比べると、2015年では約3分の一に減少してしまいました。

りんごの生産量第2位の長野県では、このような高密植栽培を358ヘクタールにまで拡大していますが、青森県では、わずか17ヘクタールと出遅れています。りんご産業を活性化させるための一つの取り組みとして、大いに期待されています。

■長野県には、栽培農家から直接リンゴを購入するために、二度出かけたことがあります。二度目はリンゴ園で、直接りんごを剥いで食べることもできました。あの時は「高密度植わい化栽培」ではなかったように思います。

食料自給率の低い日本では、自給率を高めることが、これからの大きな課題です。金を出して世界中から食料を買い集めれば良い、という発想は、もう無理なのです。食料を奪い合う時代が、もうそこまで来ているのです。

朗読

■20211116(火曜日:晴れ)

富山市内を走る路面電車です。昨年末からの雪では、除雪が間に合わずに不通になったことがありました。

■今朝は、ゆっくりと休みました。疲れもピークに達していたようで、昨日は背中がゾクゾクして寒気を覚えました。夜には2時間ほどあけて、葛根湯を二袋のみました。

友人から頂いた柚子を使って、柚湯にも入り、とにかく早めに床に入り睡眠を取りました。やはり疲れた時は眠るが一番です。

おかげで今朝は、気力も取り戻せたようです。今日は午後から就学時検診、そして夜は医師会の理事会があり、休む暇がありません。あと、ひと月頑張れば、今年も無事に終えることができそうです。

■さて、今朝の東京新聞の読書欄には、「つながるオピニオン  河北新報」の欄に読者が投稿されています。「藤沢周平作品、朗読に浸る」。

宮城県在住の75歳の女性は、高齢の夫婦2人だけの夕食の時間は早く、就寝するまでの時間を使って、動画サイトyoutubeで、文学作品の朗読を聴いて過ごしておられるそうです。秋の夜長を過ごす、お気に入りの時間だ、と書かれています。

数多くの作品の中でも特に「山桜」や「花のあと」など、女性を主人公にした作品が印象深い、とも書かれています。同じように夜を過ごしている私としては、確かにその通り、と膝を打つ思いでした。

残念ながら、ご指摘の「山桜」や「花のあと」は、まだ読んでいませんので、ぜひ読んでみたいと思いました。

スマホで聞きながら、眠りにつくようにしているのですが、23時には電源が自動的に切れるように設定してあり、そのまま眠りに落ちることができるようになっています。色々、工夫してみると面白いものです。

立ち往生

■20211115(月曜日:晴れ)

熊本市の水前寺公園です。

■11月も月の半ばになりました。今月は行事が重なり、ランニングの積み上げもできていません。新しい目標の、3088計画も達成の目処が立っていません。

とにかく、急激にブレーキが掛かったような状態です。何をするにも気力が湧いてきにくいのです。本当に高齢者の曲がり角を曲がり切ってしまったのかもしれません。

付き合っていくしかないのですが、気持ちの整理がつきません。本当に立ち往生という状況です。

誰にでもこうした曲がり角がやってくるのでしょうけれども、いざ自分がその時を迎えると、本当に困惑してしまいます。

あとどのくらいの時間が経てば、気持ちの整理も、体の平衡状態も落ち着いて、毎日を送ることができるのか、全く不明です。

歳を取るというのは、本当に大変なことです。

再開

■20211113(土曜日:晴れ)

熊本城内の様子です。

■今朝はゆっくりと休みました。走る時には4時45分に目覚ましを合わせますので、それに比較すると、今朝は2時間も余計に寝たことになります。

寒くなると暖かい布団の中から、脱出するのが困難になってきます。暖かい布団の中で、うとうとと眠っている時は本当に幸せな時間です。

逆に言えば、様々な事情で暖の取れないところで、眠らなければならない状況というのは、本当に辛いものです。

住まいは権利と、山本太郎代表が街宣の中で、よく話されますが、確かにその通りだと思います。空腹も辛いですが、寒くて眠ることができないことも大変つらいものです。

■さて、先週の日曜日は富山マラソンが開催されました。一度は出てみたいと以前から思っているのですが、なかなか実現していません。

今朝のネットニュースでは、2年ぶりにホノルルマラソンの開催が決定されたようです。また、私が以前から参加している、北海道の千歳JAL国際マラソンのホームページを見てみると、どうやら来年は3年ぶりに開催されそうです。

来年2月から受付を開始するそうですので、忘れずに申し込もうと思っています。6月の第1日曜日が、その開催日です。

ハーフの部に参加するつもりです。それまでに練習を積み重ねるしかありません。

テレビ報道と投票率

■20211111(木曜日:晴れ、強風)

朝日の中の熊本城です。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日走りましたので、今朝は休養日です。今朝は冷えました。ネックウォーマーをして寝ていますので、首元は大丈夫だったのですが、肩口から冷えてきました。肩口に、もう一枚タオルか毛布を掛けないといけません。

■さて、今朝の東京新聞6面では「総選挙テレビ報道を振り返るーー関心集められず、投票率も低く」と題して立教大学教授、砂川浩慶さんが書かれています。

OECD(経済協力開発機構)の2016年の分析では、日本の投票率52.66パーセント(2014年総選挙)に対してOECD平均は67%だ。二十歳代の投票率はさらに低く32.58パーセントだ。

しかし、若年層(15歳から29歳)で「政治に関心がない」と答えたのは、日本ではわずか10%。OECD平均の25%を上回り、ドイツとデンマークに次ぐ低い割合となっている。

つまり、政治には関心があるが、選挙には行かない若者にどう行ってもらうかが重要な課題となっている。

砂川さんが結局指摘されているのは、投票前のテレビ報道においては、有権者の関心を集める報道がなされておらず、最も注目を集めるのは、投票後の開票速報というのが現状だ、というものです。

視聴率を争うのがテレビ局の仕事だとすれば、一見奇妙に思えます。選挙前に有権者の関心をひきつけて視聴率を高めた方が良いように思いますが、現実は逆です。なるべく興味を引き起こさないような報道がなされています。

つまり、投票率をなるべく低くすることが、テレビ局の狙いなのです。たまたまかもしれませんが、政権与党にとってはこの方が、ずっと都合が良いです。

きっと、両方にとって喜ばしいことなんでしょう。とても奇妙なことです。

暗がり

■20211109(火曜日:雨)

御殿場から見た富士山です。

■今朝はゆっくりと休みました。天気予報では未明から雨とのことで、走ることは最初から諦めていました。今7時半を回ったところですが、雨足が強まってきたようです。

先週の青空いっぱいの晴天が嘘のようです。晴れもあれば雨もあるのが自然です。どちらも大切なのです。

■今朝の東京新聞「昭和遠近」短歌に見る時代相95回は「暗がり」と題して書かれています。副題は「安らげる闇が恋しい」です。

「床下の 暗がり持たぬマンションよ くらがりは生を慰撫せむものを」高野公彦歌集『雨月』(1988年)の1首を紹介しています。

昔の日本の家屋には縁の下があり、暗がりがあったことを指摘しています。今のように、家のどこにもLEDライトが取り付けられてはいなかったのです。

最後に著者の島田修三さんはこう書かれています。

どこもかしこも明るくなった今、昔の暗がりが恋しく思えることがある。確かにそれは「生を慰撫」してくれていたかもしれない。

そこに身を置くだけで、安らげる暗がりや闇というものがあった。というより今もあるはずだが、かつては日常空間のあちこちにそういう暗がりがあったことを思うのである。

この暗闇と同様に得ることの難しくなった沈黙のことを、同時に今、私は思っているのです。

ドローン

■20211106(土曜日:晴れ)

朝食にいただいた梨・南水です。

■今朝は走るつもりで、4時45分に目覚ましを合わせていました。目覚ましが鳴った時には、深い眠りにあったようです。起き出すことができませんでした。何度か起きようと試みたのですが、結局走ることは諦めました。

今日は、のんちゃん達と4人で出かける予定ですので、夜また体調を崩してはなりません。自重することにしました。だんだん、こうして無理をせずに、と走らずに自重することばかりが増えてしまうのではないか、と残念な思いです。

結局、今週は旅行に行ったこともあって、1回しか走ることができませんでした。これでは新しい目標の、3088プランの達成も、かなり難しそうです。

テレビニュースを見ていると、明日の日曜日には富山マラソンが開催されるそうです。今の状況では、フルマラソンどころかハーフマラソンですら、完走するのはおぼつかないほどです。まぁ、無理をしても意味がありません。自分の体と対話しながら、ボチボチと積み重ねていくしかありません。

■今回の九州旅行で大変印象的だった経験の一つに、曽木の滝で見たドローンの飛行の様子があります。2人の方が、それぞれタイプの違う、DJI製のドローンを飛ばしていました。

DJIは中国深センに本社を置く、ドローンの最大手です。11月18日には、折り畳み式ドローンのフラッグシップモデル「DJI Magic 3」を発売すると発表しています。価格は25万3,000円とのこと。

間近でドローンの飛行を見たのは、今回が初めてでしたが、大変驚きました。その動きの極めて機敏なこと、繊細なこと、そして、その映像の美しいこと。どれもが驚きの一言でした。

自動車の安全装置ではありませんが、カメラによって周囲の状況を瞬時に判断し、衝突を自動的に回避する機能も持っているとのことでした。相当なスピードで飛び回っていますので、そこまでできるとは、これまた驚きでした。中国恐るべしです。

■仕事を終えてからNonちゃんの家に行き、Tomo君の車に同乗して、富山に向けて出発しました。「舞膳」で食事をするのが目的です。沼津から東名高速に乗り、御殿場経由で、南甲府、松本まで進み、そこから一般道41号線に乗り換えました。346キロ、5時間40分と教えてくれています。

神通川渓谷の紅葉を楽しみながらのドライブでしたが、途中からは日も暮れて、山道のドライブとなり運転してくれたTomo君は大変でした。


富山駅前の行きつけの店「舞膳」です。富山湾の海の幸を、お腹一杯いただきました。


連れ合い

■20211105(金曜日:晴れ)

今朝いただいた次郎柿です。Sunと二人で半分づつ食べました。美味しかったです。

■今朝はゆっくりと休みました。6時に目覚ましを合わせて休み、夜中の2時に1度目が覚めましたが、あとは5時57分まで、ぐっすりと寝ることができました。

昨夜はSunと一緒に、近くの日帰り温泉に行きました。雨雲レーダーでは19時頃に雷雨の予想でしたので、車に乗って出かけました。そのため、風呂上がりの一杯をSunは飲むことができませんでしたが、ノンアルコールビールで乾杯し、のんびりと食事をしました。

九州旅行の思い出を語り合って楽しいひとときでしたが、なんと言っても一番の思い出は、夕食後の意識消失事件です。

霧島温泉の宿で、ゆっくりと温泉に浸かった後、夕食を食べたのですが、どうやら色々なことが重なったようです。いつもですと熱い湯船と水風呂に交互に入り、バランスをとるのですが、この時は熱いお風呂に入り、その後、暖房の効いた個室で夕食を食べました。

スパークリング梅酒という地元の特産酒を頂き、そのあと瓶ビールを2人で分けました。食事も様々な料理が次から次に運ばれてきて、本当に楽しいひとときでしたが、いささか食べ過ぎました。

部屋に帰ろうとエレベーターに乗る時点で、体調がおかしいことに気づきました。そのままエレベーターに乗り、4階についてドアを出た時点で意識を失いました。どうやら血圧が下がって、脳貧血状態になったようです。

倒れ込むところまでは覚えているのですが、幸いSunが支えてくれて、頭を強く打つことはありませんでした。Sunが慌ててドアを開けようとしたのですが、キーを入れた状態でひねり、そのままドアを引けば良かったのですが、鍵が開かないと勘違いし、しかも私が倒れているために慌ててしまい、スタッフを呼びにエレベーターで降りていきました。

そのため少し時間がかかりました。その間、私は意識朦朧で廊下に寝た状態でした。ようやくドアが空き、部屋に入りましたが、気分が悪くトイレで嘔吐しました。これで、だいぶ楽になりました。

あとはSunが適切に処置をしてくれ、本当に助かりました。何が悪かったのか正直わかりません。体調が悪く疲れが溜まっていたところへ、前日からのご馳走で、胃に負担がかかりすぎていたのかもしれませんし、自分はもともと、のぼせやすいタイプなので、お風呂での対応が良くなかったのかもしれません。

どちらにしても年を取り、適応能力が本当に落ちてきています。自律神経系のバランス維持が、とても困難になってきているようです。昔なら、なんということもない状況でも、体に異変が起きてしまいます。

とにかく自分の身体と日々対話をし、慎重に行動するしかないようです。でも、こんなことを積み重ねながら、連れ合いと2人で歩んでいくことの大切さと有り難さを、つくづく身にしみて感じた旅行でした。感謝しかありません。

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