(ベトナム枯れ葉剤被害者支援の会)
2008年8月22日 午後からは

バクザン省ハンディキャップ・チルドレン村訪問

音楽療法並びに眼科検診


■22日午後からはバクザン省ハンディキャップ・チルドレン村を訪問しました。海外青年協力隊の理学療法士 新井智子さんが、ちょうどこの村に勤務されていました。来年の三月までの、一年半でしたでしょうか?、うら若い女性の身でベトナムのこんな片田舎に一人で働いているとは、本当に頼もしい限りです。


 彼女の話では、こうして入所している子ども達は、ある程度自分のことは自分自身でできる子ども達が多いとのことで、むしろ援助の手が必要な子ども達の多くが、いわば家庭で介護されているのが現状だそうです。後日農村を訪問し、障害者の子ども達を持つ親御さん達に話を聞くと、自分たちが死んだ後に、いったい誰がこの子ども達の面倒を見てくれるのだろうか、とその事ばかりを心配していました。子供を持つ同じ親として痛いほど、その気持ちが分かりました。



バクザン省ハンディキャップ・チルドレン村の子ども達




子ども達にとって風船は何より楽しいようです




ベトナムでの始めての眼科検診
。歓迎のメッセージが黒板に書かれていました。

眼科の医師が診察をしたことは、これまで一度も無いそうです

中枢神経が侵されているためか眼振が多く斜視の子どもも多いようでした。

視力も計られたことが無く、まだまだこれからです。




ハンディキャップ・チルドレン村での眼科検診の様子

理学療法士の新井 智子さんが撮ってくれました。





メディオ薬局の稲垣紀行さんから寄贈していただいた薬品を贈呈しました。

担当者に使用方法を伝えました。




海外青年協力隊の理学療法士 新井智子さんとともに




医薬品のみならず文房具も贈りました。村長さんに贈呈する宮尾和宏事務局長




新たに合流してくれた、青年海外協力隊隊員 理学療法士 梶田 梨栄さんも加わって


手前右から梶田 梨栄さん、北村 登喜子さん、新井 智子さん、


後列向かって右から 宮尾 和宏さん、私、そして北村 元さん





8月23日の活動へ