北陸へ

(木曜日:晴れ、強風)(成長から成熟へ―さよなら経済大国 (集英社新書) 天野祐吉 Kindle 版読了)

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■今朝は走りませんでした。さすがに3日続けて走りましたので、今日は起きるのが億劫でした。まぁ、無理をすることもありません。明日また走れば良いことです。昨夜は、天野祐吉さんの本を読み終えました。広告と媒体を通してみた日本の姿を活写しています。高度成長時代はとうの昔に終わりを告げ、低成長時代に突入した日本が、今後どのように生きていけばよいのか。もちろん簡単に回答が見つかる問題では無いのですが、我々はそれに向き合わなければなりません。とても良いヒントを与えてくれています。

■さて3月14日、いよいよ北陸新幹線が開業します。東京から金沢まで新幹線が開通するのです。富山へ行くには、いままでは飛行機で行くか新幹線と特急を乗り継ぐしかありませんでした。東京駅を出たら、富山までノンストップの、“かがやき”なら、金沢まで、2時間28分という具合です。長野新幹線が延伸し、長野→飯山→上越高原→糸魚川→黒部宇奈月温泉→富山→新高岡→金沢となります。

 飛行機で富山空港へ降りても、結局駅までバスで行かなければなりませんので、その面倒を考えると新幹線は有力な代替策です。果たして、どれだけの人が行き来することになるのか。関東から北陸地方への旅行客は年間500万人だそうですが、倍増するかもしれません。富山駅はすっかり準備を整えて東京からのお客さんを待っているはずです。

 富山駅は高架化も終えて南北を結ぶ路面電車が開通する予定です。今までは北と南がそれぞれ別々に走っていました。高架化して南北が繋がるメリットは大きいはずです。まして雪国ですから、どんなに雪が降ろうと普通になることがない路面電車の有り難みは、太平洋側に住む人間には想像ができないほどです。

 雪を頂いた立山連峰の美しさは、富士山もかないません。本当に息を呑む美しさ、とはあのことです。



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