2012年2月11日(土曜日:晴れ)建国記念日


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長良川の様子。今は鵜飼の船もお休みです。


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露天風呂を楽しんだホテルの裏にある公園にて


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岐阜公園の中にある日中友好庭園。


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 説明によれば、

 『中国風の門や土塀・東屋をはじめ、友好都市の中国・杭州市の名所・西湖を模した池が中央に造られています。春の桜から夏の新緑、秋の紅葉と1年を通して四季折々の異国情緒が味わえます』


 さて続いては、うだつの上がる町並み、美濃市です。美濃市は和紙の街としても有名です。和紙で作った糸で折り上げた衣装や洋服を展示しているお店に入りました。靴下を一足ずつ購入しました。夏には蒸れず冬は暖かいそうです。

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 江戸時代の商人の町で、「うだつ」が多く残る町並みです。

「うだつ」とは、屋根の両端を一段高くして火災の類焼を防ぐために造られた防火壁のことで、美濃市にはこの「うだつ」が多く残っています。裕福な家しか「うだつ」を造ることができなかったため、庶民の願望から「うだつを上げる・うだつが上がらない」の言葉もできました。


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 この町は、地形的に交通の要衝地であったため、各地からいろいろな物資が集まりました。集まってきた美濃和紙などの物資は長良川畔の上有知湊から船で岐阜・桑名などへと運ばれ、町には次第に和紙問屋やいろいろな商売を営むものが増え、商家町として栄えました。


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願念寺の庭の様子


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 町並みには、江戸~明治時代にかけて造られた商家が軒を連ね、古いたたずまいを見せています。

 なかでも、国の重文指定になっている造り酒屋の小坂家住宅や市指定文化財の旧今井家住宅は庭や蔵などに往時の繁栄を今もとどめています。


 こうして岐阜の旅は無事に終わりました。楽しい一日でした。ガイドさんも優しい方で旅を楽しくしてくれました。奈良出身で今はNHKテレビドラマで有名になった岸和田市にお住まいとのこと。

 添乗員さんは傍で見るより、よほど大変な仕事です。彼女も昨日も同様のツアーで富士と岐阜を往復したとのこと。肉体的にも精神的にも重労働です。それでも笑顔を絶やさずに仕事をされていました。

 機会があれば、ざひ又参加しようと二人で話しながら帰りました。富士駅について飛び降りるようにバスから降り、駅の階段を駆け上がると、ちょうど上りの東海道線がホームに滑り込みました。お蔭で一時間近く早く家にたどり着くことができました。

 感謝、感謝です。お互い元気で、これからも旅を楽しもうと語り合いました。