2014年03月25日(火曜日:晴れ)Toshiba Chromebook 2



■梱包は例によって、あっさりしたものです。こんな梱包でアメリカから日本までよく無事に届いたものだ、と感心するほどです。本体の周りに風船のようなものが幾つか置いてあるばかりです。これではクッションも何もないものだ、といささか呆れるほどでした。





■だんだんと使い方にも慣れてきました。キーボードが少し使いにくいかなぁ、と思いますが慣れでしょうか。自動的に利用できるのはグーグル日本語入力。ネットの書き込みにもありましたが、パソコンで使っている同様のグーグル日本語入力システムの登録辞書が使えると最高です。

 クラウド型というのか、辞書をサーバー上に置いておいて、どの端末からも同様の環境で入力できると、これは最高です。いわゆる手に馴染んでくる、というのでしょう。使えば使うほど軽快な漢字かな変換が可能になってきます。

 辞書登録はChromebookではできない、という書き込みがあったのですが、最新の書き込みでは大丈夫です、という記載があり、試してみると大丈夫でした。最低限の登録をしておけば、使いやすこと、この上なしです。

 あとはフォントがイマイチです。つまりはあまり美しくない、ということです。いまでは無料の公開された優れた日本語フォントがありますから、グーグルがそれを導入しておいてくれると助かります。画面の解像度は、ネクサス 7 と比較すると、これまたイマイチです。まぁ、値段と性能比で考えないと可愛そうです。iPadと比較すると、視認性で負けるのは致し方ありません。何しろ値段が違い過ぎます。軽自動車に乗ってベンツの乗り心地を求めるようなものです。

 家の中は、Wi-Fi になっていますので、一階から三階まで、どこでも自由にネットに接続できますので、本当に便利です。いまも4月の東京での学会からの帰りのバス便の予約をネットでしたのですが、あっという間に完了です。迎えに来てくれるSunの都合に合わせて調度良いバス便がありましたので、のんびりと帰ってくることにしました。同級生のNariちゃんとも会えそうですし、本当に楽しみです。

 こうなると、家の中ではChromebookを使用し、Nexus 7 は外出時の携帯用に特化する、というのが常態になりそうです。実際Nexus 7 は電子書籍リーダとして、とてもよく出来ています。視認性も良い上に携帯性も抜群とあれば文句の付けようがありません。さすがにChromebookを持ち歩くというのは現実的ではありません。一キロ以上の重さがありますから。

 保存領域が、たったの 15 GB しかありません。パソコンでは考えられないことですが、Chromebookでは端末上に情報を保存するという行動を想定していません。情報はクラウド上に保存するから端末は処理に徹する、という訳です。断捨離端末です。

 何よりウイルスが混入する危険性が、いまのところゼロだ、というのが安心です。ネットショッピングに最適です。クレジットカードで決済をする時、いつもいささか不安なのですが、このChromebookでは安心して買い物ができます。ビジネスホテルに泊まるとフロント周囲のスペースに何台かパソコンが置いてあります。宿泊客へのサービスなのでしょうが、そうした不特定多数の人が利用するパソコンには、このChromebookが最適です。おかしなウイルスやスパイウェアが入り込む余地がないからです。もっともっと普及して欲しいものだと思います。

このパソコンの素晴らしい点の一つがキーボードです。今まで使用した、どの Laptop パソコンよりも入力しやすいのです。これは大きな長所です。

残念ながら東芝は、Chromebook市場から撤退して、いまでは生産していません。