2012年8月10日(金曜日:曇)竜頭山公園
さて女性軍はエステに出掛けましたので、拓と二人で市内を散策しました。ショッピングには興味のない二人ですので、ぶらぶら歩きながら、竜頭山公園を目指しました。
途中道に迷いそうになったのですが、現地の方が、私達が困っている様子を見て、とても親切にわざわざあちらから声を掛けてくれ、道を教えてくれました。旅先での、こうした好意は本当に嬉しいものです。マスコミには、ともすると反日感情ばかりが強調されますが、逆の面は報道されることは少ないようです。両国の関係は本当に大切です。
こうした普通の人々の触れ合いの積み重ねが、両国の関係を良い方向へ導くに違いありません。
竜頭公園については、以下の記載が Wikipedia にありました。
龍頭山公園(ヨンドゥサンこうえん)は、大韓民国釜山広域市中区にある公園。龍頭山と呼ばれる丘が公園となっており、山頂部には釜山タワーがある。
== 概説
釜山南部の繁華街・南浦洞に隣接し、商店街からエスカレータで登ることができる。公園からは釜山港や影島を一望でき、また釜山タワーの下には李舜臣の巨像がそびえ立っている。
朝鮮王朝後期(日本の江戸時代)には、この山を含む一帯は倭館(草梁倭館)の敷地であり、釜山開港後は日本人居留地となった。龍頭山には倭館時代に社が建てられ、のちに龍頭山神社となった。現在、公園の一隅にこの周辺が倭館だったことを記す石碑が建てられている。
ようやく公園にたどり着きました。公園への入り口が一箇所しかなく、その入り口にたどり着くのが難儀でした。上野公園のような感覚でいると、何箇所も入り口があり、どこからでも入れそうに思ってしまうのですが、そこは異国の地。致し方ありません。
そこからはエスカレターがあり、急な斜面も楽に登れましたが、とちゅう階段もあり、やっとたどり着いた、という感じでした。
釜山タワーのもとにて。高さは120メーターほどでしょうか。
展望台から見ると釜山の街が、文字通り一望できます。発展の様子が、よく分かりました。これからも、どんどん発展するに違いありません。
釜山港は 24時間営業で、世界中からのコンテナを集めるアジアのハブ港となっているようです。
展望台から見た釜山港の様子。ますます発展するに違いありません。
タワー内にて。拓も忙しい合間に、よく付き合ってくれました。有難い限りです。
まさに立錐の余地もない釜山の街並み。この活気は凄いです。日本では、もう東京にしか残っていないのかもしれません。
こうして二人の散歩は終わり、また地下鉄に乗ってホテルを目指しました。地下鉄の構内で自動販売機の飲み物を探したのですが、その値段に驚きました。300ウォンなのです。もちろん小さめのボトルでしたが、ちょっと信じられない思いでした。10円ほどでしょうか?
駅の案内図の表示も分かりやすいものでした。一号線なら頭に頭に 1 の数字が付き、何番目の駅かという事で番号が付属します。したがって目的の駅が、2号線の8番目の駅なら、「208 」というわけです。この番号さえ覚えていれば駅の名前を忘れても問題なく辿り着けるわけです。拓によれば東京の地下鉄も一部はそうなっているようですが、そのような番号に私は全く気付きませんでした。旅の身となると、こうした些細なことも有難い、と感じるのでしょうか。