2015年07月16日-07月18日(木曜日&土曜日:晴れ)
■さて木曜の仕事が終わってから、急いで原駅に向かいました。クミちゃんに乗っけてもらいました。何とか滑り込みで東海道線に乗り込み、三島駅で新幹線に乗り換え、品川駅で、こんど京浜急行線に乗りました。
大鳥居駅で下車。御用達の東横イン羽田空港店にチェックインしました。
隣にある居酒屋さんで一杯やって、早々に眠ることにしました。明日は朝一番の便で、羽田から石垣空港への直行便になる予定です。
以前は羽田からは宮古島空港に寄ってから、乗り換えていました。子ども達と何度か出かけた時には、まだ直行便が無かったのです。
そして調べてみると、何と最後に家族でカビラに来たのは、2002年8月27日でした。13年前です。まだ私が48歳の頃です。元気だったはずです。
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朝一番の便で石垣空港へ向かいました。夏休み前ですから、さすがにそれほど混雑していないだろう、と高を括っていましたが、飛行機は満席の状態でした。787便でした。
愛称は「南ぬ島 石垣空港」(ぱいぬしま いしがきくうこう)。新石垣空港が開港したのは2013年と、ついこの間なのです。色々な問題を乗り越えての開港のようですが、貴重なサンゴ礁がこれからも守られていくことを願っています。
空港の到着ロビーに展示してある水槽です。サンゴ礁を箱庭のように展示してあります。
送迎バスでクラブメッドカビラまで来ました。最後に来たのは何年前でしたでしょうか。子ども達と一緒に来ました。あの頃は元気でした。炎天下でダブルスを楽しんだりしましたが、この太陽のもとでテニスは、さすがに選択肢には登りませんでした。
玄関から観た川平湾です。
砂浜に立って。久しぶりの川平湾です。どこまでも続く遠浅の海岸ですが、サンゴ礁のかけらのためか、素足で歩くと痛くて困りました。浜辺のすぐそこまで魚が泳いで来ています。
さて思い出のテニスコートにSunと二人で行ってみました。16時頃でした。暑さの中ですから、さすがに多くの人がテニスに興じるというわけには、いきませんでした。
しばらくすると、こんにちは、と挨拶をしながら少年がクラブハウスにやって来ました。日本からの旅行かな、と思っていると、インドネシア人コーチと話し始めるのを聞いてビックリ。マレーシアの学校に通い、日本語と英語とフランス語を自由に話せる、というのです。実に綺麗な発音の英語を喋っていました。
つい先日ネットで読んだ記事を思い出しました。子どもの教育環境を考えてマレーシアで母子二人住まいを決断した方の記事です。父を日本に残し、教育環境が整っていて、しかも欧米諸国で学ぶよりずっと少ない費用で済むマレーシアに環境を移したのです。
多民族、多言語国家であるマレーシアは、そうした意味では良い教育環境なのでしょう。このテニスの彼は、中学三年生か、高校一年生のように見えましたが、同世代の日本の生徒に比較すると、ずっとしっかりして逞しく見えました。自分というものを、しっかりと持っているように私には見えました。
二日目はクラブメッドが満員で宿泊できませんでしたので、午前中にシュノーケリングを楽しんだ後で、昼食も取らずにタクシーで空港近くのレンタカー屋さんまで行き車を借りました。
ここは、石垣島の最北端、平久保崎灯台。運転手さんに勧められました。美しい海と水平線が、300 度は観ることができる素晴らしい場所です。地球は丸いことを実感できます。
石垣空港には台湾からのチャーター便が週に二度到着するそうです。さらには豪華客船がやって来ます。確か乗客数は 1,500 名とタクシーの運転手さんは言っていました。カジノ付きで日本の領海内ではご法度ですが、それまでは船内で十分楽しんだ後で石垣にやって来ます。
台湾にも、これほど美しい海は無いようで、台湾の皆さんも喜んで帰っていくようです。
宿へ向かう途中で運転手さんご推奨の八重山そばの名店、明石食堂へ寄ってみました。なかなか見つかりにくく、いったん通り過ぎてしまい、もう一度戻りましたが、何と行列ができていて、いつになったら食べられるか分かりません。運転手さんも、1時間半待ったお客さんもいたよ、と言っていました。諦めました。
途中鍾乳洞に寄りました。観光ガイドに出ていました。ものは試しと入ってみましたが、残念ながらがっかりしました。鍾乳洞を抜けた後の海の見晴らしが素晴らしい、と記載されていたのですが、料金に見合うほどの景観ではありませんでした。ガイドブックには 900 円と書いてあった料金が、なぜか 1,250 円だったことも失望の要因でした。
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とは言っても、鍾乳洞の中は外気とは異なりひんやりして気持ち良い一時でした。こうしたところが好きな方には、たまらないのかもしれません。
前日は御用達の東横イン石垣店に泊まり、歩いてお店まで行って沖縄料理を堪能しました。前日のタクシーの運転手さんのお話がとても興味深いものでした。
来る時に乗った飛行機の機内誌で、沖縄はマグロの一大産地なのだ、という記事を見てびっくりしました。水揚げ量全国三位だそうです。しかも沖縄マグロの凄いところは冷凍をしていない、という点です。
殆どを地元で消費しますから、冷凍する必要がないのです。冷凍でないマグロを食べられるのは大変なことです。これは楽しみだ、と思っていたのですが、運転手さんのお話では、味は大したことはない、脂も乗っていないし、やはり魚は北に限る、というのです。お話を聞くと運転手さんは北国(どこかは明かしてくれませんでしたが)の出身だそうで、やはり故郷の味が忘れられないようでした。
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島の民族衣装を着る観光客。強烈な日差しによく似合います。
まるで、「ちゅらさん」の世界です。
牛車に乗ってのんびりと街の佇まいを楽しみました。ただ我々の乗った車を引く牛さんが可愛そうでした。
たまたま、ご一緒した女性観光客と。写真を撮ってあげるつもりが、こんなご褒美を。
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バンナ公園で見たセグウェイの試乗会。凄いですね。2時間で 8,500 円なので、止めました。
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