■20240407(日曜日:曇)第39回焼津みなとマラソン

カツオで有名な焼津港です。多くのランナーで、ごった返しています。

■今日は2015年以来の、焼津みなとマラソンに挑戦です。朝7時25分、原駅発の東海道線で焼津駅に向かいました。雨の心配はなかったのですが、むしろ太陽が顔を出すと気温が上がって、走るには厳しくなるのが心配でした。

幸い曇り空で、時々太陽が顔をのぞかせる、といった天候でした。今日の沼津の最高気温は23度だったのですが、焼津も走るには少し気温が高めでした。

9年前には大学の応援団もやって来て、あの有名な東京農大のダイコン踊りも披露してくれました。でも今回は、そうした華やかな催し物は、一切ありません。

写真の右後方からスタートして、道路をまっすぐに左上に向かって走ります。道路の左横に設けられたのが、特設売店などで、ずっと左奥にゴールがあり、駅に戻るためには、こちらの手前まで来る必要があり、その間に買い物を楽しんでもらおうという設定です。

■今日は、スタートして最初の5キロが、とても辛く感じました。身体がとても重いのです。4キロ地点で、隣を走っていたランナーが、「今日は、もうだめだ」と言い残して、途中棄権しました。ちょっと早すぎる気がしましたが、気持は良く分かりました。

自分も、ここで止めようと何回も思いました。体が重いのです。それでも何とか走り続けました。途中3箇所の関門をクリアしないと、次に進むことができません。最初の関門、中間地点までは、スタートからキロ6分以下のペースで走り続ける必要があります。

なかなか、きつい制限時間です。ランニングウォッチとにらめっこしながら、なんとか中間地点はクリアしました。中間地点の関門をクリアして一安心。橋の上で屈伸運動をして、リフレッシュを図りました。

すると後ろから、あるランナーが声を掛けてくれました。「大丈夫ですか?」。きっと私が、とても苦しそうに見えたのでしょう。40代でしょうか、まだまだ若い方に見えました。

「この大会は、まじで足切りするんですね」と、彼はびっくりしていました。それからしばらく、二人で並んで走り続けました。どのくらい一緒に走り続けたでしょうか。彼は疲れ果てたようで、頑張ってください、と言い残して、遅れ始めました。苦しかったのでしょう。

その後は、ランニングウォッチを見ながら、キロ6分ペースになるように必死に走りました。やがて、15キロ地点を過ぎた、とランニングウォッチが告げました。ちょうどカーブのところで、運営管理者が旗を振っていました。これで、15キロの関門も何とかクリアしたと判断して、コースを外れて壁に持たれながら屈伸運動をしました。

でも、これは早とちりでした。1−2分間、屈伸運動の後再スタートして、カーブを曲がり終わると再び管理者が現れて、制限時間を3分オーバーしましたので、バスに乗ってください、とランナーに案内していました。

がっくりでした。でも、致し方ありません。要するに力不足です。途中で2回、屈伸運動で休息しました。無駄な時間だったことになりますが、あれがなければ、その後走り続けることはできませんでしたので、必要な時間でした。

15キロ地点の関門を通過できませんでした。こちらへどうぞ、と案内されて、港へ引き返すバスに乗り込みました。大型バス2台に満員のランナーが乗車していました。港へ帰る路は大混雑で、残り5キロほどの路を戻るのに、30分以上かかりました。

港に到着し荷物を取り出して、汗だくの身体を清拭して、駅に向かいました。焼津駅から熱海行の電車に乗り込み、無事に走り終えたことにホッとしました。

■今回の大会の制限時間が自分にとって厳しいことは、事前に分かっていました。ですから、参加は無謀だし無意味だ、という考え方も、当然理に叶っています。

それでも、今の自分の力がどの程度なのかを確認するには、実際に走ってみないと自覚できません。9年前には、制限時間のことなど考えもしないで、ただがむしゃらに走っても完走することができました。

でも、もう古希を過ぎた自分には、その走力はありません。それが、はっきりと分かっただけでも大きな価値がありました。無駄なことなどありません。

走りながら、色々試してみました。いつも走っているフィットネスクラブのランニングマシーンでの走り方も試してみました。確かに楽なのですが、何よりペースが遅くて、これではスロージョッギングになってしまうことが分かりました。有酸素運動には適しているのですが、大会では使えないことが、はっきり分かりました。

ただし、筋トレをしてきた大腿四頭筋とハムストリングが、以前よりもしっかりと反応してくれたことは、大きな収穫でした。苦しくなった時に、前に進む力を生み出す筋肉のようです。あとは、深層筋である腸腰筋の鍛錬も必要そうです。

なにはともあれ、挑戦しないことには、前に進むことはできません。こんな言葉があります。

「転ぶのが恥ずかしいのではない。起き上がらないことが恥ずかしいのだ」。

後ろ向きに考えても、意味がありません。次回に向かって、鍛錬を続ければよいのです。旅立つまで、同じことの繰り返しです。それが確認できただけでも、私にとっては大きな一日でした。