20170809-12(水曜日ー土曜日)
■さて今日から夏休み。二人で北海道へ出かけます。私は北海道が大好きです。子ども達が小さい頃は、みんなでよく出掛けました。二人きりの生活になっても、年始のスキーから始まって、夏にもよく出かけています。もともと車を運転することが、それほど好きでもない私なのですが、北海道をドライブすることだけは別です。
あの北の大地をドライブしていると、とても気持ちがゆったりとしてきます。さすがに大陸です。何百キロとドライブしますが、全然苦になりません。
今年は積丹半島を旅する予定です。とは言っても、台風五号が未だにうろちょろしている状態で、北海道に着いてからどうなるのか心配です。
今回も富士山静岡空港からの便で丘珠空港へ飛びます。最近は富士山静岡空港が、もっぱら御用達になってきました。静岡県民ですから利用しない手はありません。地方空港は便さえあれば、とても便利です。
■ということで、家を9時15分頃出ました。今回もバイパスを行き、清水のICで東名高速道路に乗りました。予定の便は11時45分発のFDA便、札幌丘珠空港行きです。夜は美味しい北海道の海産物が待っていますので、昼ごはんはサンドイッチのみ軽食で済ませました。
二時間の空の旅です。予定よりも早く到着し、13時半には飛行機を降りることができました。飛行機からターミナルビルまでは歩いていきます。地方空港ならではです。幸い雨が降っていませんでした。それにしても涼しいのに驚きました。
2017年8月10日(木曜日)
■さて二日目です。今朝は5時15分に起きて、朝食前に一周りすることにしました。まずは神威岬(かむいみさき)に向かいました。駐車場から上の写真に見える灯台まで30分ほどかかる、とありました。食事の時間を考慮すると2時間ありますから、ちょうどよいかと判断したのです。
ところが行ってみると、8時まで閉門との案内がありました。そんなことパフレットンには書いてなかった、と落胆しました。ちょうど岐阜からやってこられてオートバイの二人連れがいました。ハーレダビッドソンです。小樽にフェリーで来られ、そのままこちらに来たようですが、同じ案内に二人も落胆していました。
少しお話してから踵を返して積丹岬に向かいました。こちらは自由に散策できました。
ようやく突端まで来ました。写真を撮ってもらいました。外国からの観光客もかなり来られていました。
■さて積丹半島の旅も、これで終わりです。これから反時計回りに洞爺湖温泉に向かいます。北海道のドライブは最高です。まず途中でサイロ展望台に寄りました。
まず途中でサイロ展望台に寄りました。
熊さんも可愛そうです。
さてようやく宿に到着しました。「みどりの風リゾート きたゆざわ」です。
食事はバイキングでした。本当に様々な食材が所狭しと並んでいました。
■さて、こうして10日の旅の行程も無事に終わりました。神威岬の海を青空のもとで見ることができたのは、何よりの感謝です。本当に旅の神様に感謝、感謝です。
2017年8月11日(金曜日) 樽前山登山
■さて今朝は走りました。どうもこれから走る機会が少なそうなので、走ることができる日には走っておかないといけません。ということで、5時半に起きて着替えてエレベーターを降りました。フロントで係の方に適当なジョギングコースがないか尋ねました。すると、しばらく行くとサイクリングコースがあるから車を気にすることなく走ることができる、と教えてくれました。
宿を出て国道の脇を走る道路をしばらく行くと、聞いていたサイクリングコースがありました。そこから片道4キロ行って、大滝中学校で折り返しました。8.30km を走り、これで今月は総計 45.70km を積み上げました。
ジョギングコースの脇を流れる下の様子です。川底の岩は茶褐色をしていました。
■時折小雨がぱらつく程度で、登っている限りは半袖のTシャツで十分でした。駐車場からは幾つものコースがあって、一番距離の長いコースですと、3時間ほどもかかるようです。途中でそのコースを歩いた方に話を聞くことができました。午前中は雨でびしょ濡れになってしまった、と話していました。幸運でした。
下り終わって駐車場に着いて。見上げると遥か彼方に見えます。
■さてこうして樽前山登山も無事に終えました。望外の成果でした。まさか頂上まで行けるとは思っても見ませんでした。
しかし朝のジョッギングから始まって登山まで行った今日の疲れが、のちの大事件へと繋がったのです。
20170812(土曜日)発作
■昨日は朝のジョギングから樽前山登山、そして支笏湖周辺の散策と盛り沢山でした。宿とした支笏湖第一寶亭留 翠山亭は二人のお気に入りホテルです。落ち着いた雰囲気が、とても素敵なのです。今回はフロントの真横というか、一番近い部屋でした。こんなことは始めてです。夕食も盛りだくさんで堪能しました。
■ここまでの旅は文句のつけようがありませんでした。神威岬の青空は何にも増してのご褒美でした。そして昨日の樽前山登山も望外の収穫でした。ところが、そうは行かぬキンちゃんなのです。13日に日付も変わろうかという頃、自体は急変しました。まず吐き気に襲われました。第一回目の発作は吐き気だけでした。ところがそれからは怒涛のように下痢と腹痛が襲ってきたのです。
こんな酷い発作は始めてでした。本当にびっくりすると同時に苦しさに耐えるだけで精一杯でした。部屋のお風呂にはトイレが付いています。洋式です。トイレに入って、そのまま風呂のタイルの床で寝るのが精一杯。冷たい床が楽だったのです。四度目の発作で、精根尽き果てました。Sunを呼びました。もう朝の5時を過ぎていました。
ホテルのフロントに確認しても、同様の症状を訴えているお客さんはいない、とのこと。どうやら私だけの問題のようです。いつもの発作の酷い版でしょうか。
これではどうにもなりません。Sunがさっそくネットで診察してくれる病院を探しました。幾つか候補があったのですが、救急案内のホームページでは、8時から受付開始、8時半診療開始となっていた札幌共立病院に決めました。さてどうして移動するかです。体を動かすのが、そもそも腹痛と嘔気で難しい状態です。
とにかくSunが運転して、なるべく静かに走行し、私も体位を工夫してシートを倒して負担をかけないように、雨の中一時間あまりの時間をじっと我慢しました。やっとたどり着いたのが、下の写真の病院でした。
■ようやく点滴も終わり、お礼を述べてから支払いを済ませ、車に乗り込みました。12時40分頃でした。レンタカー屋さんまでは20分ほどの所ですので、間に合うはずです。
お店について支払いを済ませ、送迎バスで札幌丘珠空港へ出発です。空港に付いてSunが手続きをしてくれました。私のアンドロイド・スマホでは、どういうわけか搭乗のためのQRコードがうまく取り出せずに、時間がかかりました。さらに持参したキャリーバッグの大きさが規格外だ、と就職したばかりのような担当者が、メジャーを片手に持ち込みはダメだ、と言うのです。持ち込み可能ということで購入したバックで、いままでそんなイチャモンを付けられたことはありません。
何度も測った挙句、規定よりも5センチ大きいのでダメだ、カウンターで再度相談して欲しい、とのこと。埒が明かないのでカウンターに持ち込んで、今回は満席ではないので持ち込んで結構です、という了解を取り付けました。
杓子定規とはああした場合のことを言うのでしょう。詰め込んだ衣類や土産で規定よりも5センチ膨らんだからといって、特に問題が起こるとも思えないのですが、まぁ、就職したばかりで一生懸命なのでしょう。致し方ありません。
■ところが問題は、それだけではすみませんでした。点滴も終えて、一口だけなら水分を取っても良いかな、と自己判断したのが甘かったのです。
登場して離陸し30分ほどしたところで突然腹痛に襲われました。慌ててトイレに飛び込みました。滝のような下痢便でした。幸い、その後は発作は起きずに無事に富士山静岡空港に到着できました。