■20191027（日曜日：曇のち晴れ）
■土曜日の仕事を終えて、くみちゃんに原駅まで送ってもらいました。東海道線で三島駅、そして新幹線で品川駅まで行き、そこからは JR 宇都宮線古河行で埼玉県の久喜駅まで行きました。さらに東武伊勢崎線に乗り換え、最終目的駅、太田駅に到着です。13時に東海道線に乗り、太田駅に着いたのは、16時15分でした。南口で降りてTakuが予約してくれたホテルまでは、歩いて5分程です。
■たくと会うのは正月以来です。昨年結婚したばかりですので、ようやく新しい生活にも慣れた、というところでしょうか。群馬県に住むのは、たくは初めてです。チェックインを済ませて部屋に入り、荷物を開けました。たくへのお土産を渡して、17時には駅前の居酒屋へ向かいました。
■たくが学生時代は、こうしてよく二人で飲んだものです。あの頃は御徒町に住んでいましたので、上野でよく飲みました。あの頃のたくは、本当によく喋りました。一人で喋っている、と言っても良いほどでした。
ところがいつの頃からか、口数がぐっと減りました。ロースクールに入った頃からでしょうか。人が変わったようになりました。この日は、むしろ私のほうが多くの時間喋っていたように思うほどです。
夜11時前には終わりにしました。何しろ明日はマラソンを走るのです。睡眠が何より重要です。それにしても楽しいひとときでした。親子水入らずとは、こうした時間のことでしょう。本当に有り難いことです。11時半には眠りに付きました。
■朝の5時半には起きて、昨夜買っておいた、おにぎりとお茶を朝食としました。8時スタートです。普通の大会では、9時スタートなのですが、コースが国道を走りますので、長い時間通行止めにできないためです。したがって制限時間も厳しく設定されています。
■芝生席に荷物を置いて、一段落。1時間以上ありますので、会場の周囲を見て歩きました。天候は曇り。天気予報では晴れだったのですが、この程度が走るには、ちょうどよい天候です。準備運動をした後、スタート地点に向かいました。
■たくも大会に出場するのは、昨年12月のお伊勢さんマラソン以来ですから、ほぼ一年ぶりです。仕事が忙しく、なかなか走る機会もなかったようです。若干不安でもあったようです。
■予定通り8時スタートでしたが、号砲も聞きづらく、よく分からないうちにみんなが動き始めました。結局スタートから私がスタートラインを通過するまでに3分以上の時間が経過していました。つまり制限時間が、それだけ厳しくなる、ということです。
■コースは、とても分かりやすいものでした。何しろ国道に出てからは、ひたすら真っ直ぐ10キロ走って、そしてまた10キロ戻ってくる、という道のりです。途中陸橋の部分で、少し上り坂がありましたが、あとは平坦なコースで、そうした意味では楽でした。
しかし最後の2キロは、本当に力尽きて、いつ歩こうか、いつ歩こうか、と思いながらの走行でした。少し歩いて休息してから、再度走り始めたほうが、楽でもありタイムも良かったかもしれませんが、最後は意地だけで走り通しました。
結局は力不足ということです。鍛錬不足です。LSDをもっと、こなしておかなければいけなかったのです。こうして大会に出てみると、それが実感できます。月100キロ走では全然足りないのです。分かってはいるのですが、現実は厳しいのです。
走り終わってから、チップを提出し、記念品のTシャツをもらい、完走証を受け取った後に、荷物を置いた場所に向かいました。たくは、とっくにゴールしているはずですので、待たせてしまいました。ただこの大会は、記念品の抽選会が行われるために、みなさんが運動場で待機する形になっています。バスも11時過ぎまでは出ませんので、慌てる必要もありませんでした。
抽選会は、みんなで楽しみました。子どもさん向けの3キロコースもあり、家族連れで賑わっていました。子どもたちにも商品が用意され、大喜びで受け取っていました。
残念ながら私達は、何も当たりませんでした。スバルから軽乗用車一台が提供されていたのは、さすがスバルマラソンです。40歳以上の男性ランナーが抽選に当たっていました。一年間は転売禁止とのことでした。
され抽選会も終わり、バスで駐車場に戻り、ホテルの駐車場に止めた、たくの車に乗って高崎市へ向かいました。高崎にあるスーパー温泉に行くためです。マラソンの後は、温泉が何よりです。
途中高速道路を走り、30分ほどでしょうか、たくの運転でドライブを楽しみました。たくの運転する車に乗るのは、何年ぶりでしょうか。スーパー温泉で、ゆっくりと体を休めました。多くのお客さんで、駐車場が満員なのに驚きました。
さて疲れを癒やして、たくの家に向かいました。私は初めての訪問です。ゆうこさんも出迎えてくれて、ほっと一息。タクシーを呼んで高崎駅西口に向かいました。
■さて、こうしてスバルマラソンも無事に完走することができました。毎回、毎回走るごとに、完走できるか心配です。故障しないか、膝の痛みで走れなくなるのではないか。心配の種は尽きません。走り終えると、本当にほっとします。
今回はたくも苦しかったようです。久しぶりですから致し方ありません。名残は尽きないのですが、駅に向かい、私はみんなへのお土産を買うために、二人とは改札口前で別れました。16時47分発の新幹線で高崎駅を後にしました。東京駅は人混みで大混雑。新幹線を乗り継いで、ようやく家に着いたのが、19時過ぎでした。
本当に楽しい週末でした。一週間前にはベトナムへ支援の旅にでかけ、落ち着く暇もなくマラソン大会に群馬県まで出かけたのですから、年寄りの割には元気です。その代わり、明日からの体調が心配です。疲れは年を取るほど、あとから出てくるからです。
また一緒に走ろうね、と言ってくれた、たくの言葉が何よりの喜びでした。親バカです。