■20220605(日曜日 晴れ)
■今日は3年ぶりの第42回千歳JAL国際マラソン参加です。2019年以来の開催です。今回はフルマラソンと17キロの部だけという変則開催でした。それぞれ2,500人だけの参加者募集です。スタート地点もスタート方法も、初めての事ばかりで面食らいましたが、最高気温16度、快晴、そよ風という絶好のマラソン日和でした。
スタート地点が昨年までと異なり、面食らいました。受付のある千歳市スポーツセンターから集合場所の運動公園まで、まずは歩きます。皆に付いて行きました。そこでグループごとに別れてトラックに整列し、今度は引率されて最後のスタート地点に辿り着く、というのが今年の手順です。
今年はいつもより4キロ短い17キロの部に私は出場しました。5組に分かれて10分ごとに別々にスタートするのです。1組500名弱のグループですから、スタートの号砲とともに走り出しても、大した人数ではないので慌てる必要もありません。
コースは例年と異なり、最初の2キロは一般道路の下り道。そこから青葉公園内に入り、林道を9キロ、延々と上るコースです。いつもですと、10キロ付近で十字路になっている場所に臨時トイレがあり、そこで立ち寄るのが慣例でした。おしっこをすると、本当に体が軽くなって走り続けるのが、とても楽になるのです。本には、そう書いてあるのですが、私も自分で体験するまでは、まさかそんなことはないだろう、と思っていました。
ところが自分で試してみると、本当なのです。前後で、体の体感重量がぜんぜん違うのです。今日も、そうでした。今日は、いつもの場所ではなく、そこから1キロほど先の一般道を横断する手前に設置されたトイレで、用を足しました。
いつもの場所は、そのまま進むのではなく、右折するコースになっていました。あれ、と戸惑っている間に、立ち寄るチャンスを逸してしまったのです。でもその先の場所まで、それほど遠くない上に、ちょうど交差点で信号待ちとなっていたので、思い切って立ち寄る決心がつきました。
横断歩道を渡って一般道を走るコースからは、例年通りでした。長い上りの歩道が続き、体力が消耗します。最初の9キロほどの上りの時は、まだまだ元気な時間帯なので、それほど苦にならないのですが、10キロを過ぎての上り道は、辛い時間帯です。
再び青葉公園に戻り、最後の頑張りです。給水所もしっかりと整備され、スポーツドリンク、バナナなどを素敵な笑顔で提供してくれましたが、最後の給水所はパスしました。
最後は固形物を、胃腸が受け付けなくなります。水分すら飲み込むのが辛いほどです。何も受け取らずに走り抜けました。千歳川沿いの、青葉が美しく、川のせせらぎと小鳥のさえずり、というまさに天国のような道を走るのですが、さすがに体力も限界で苦しい時間帯でした。
最後に右折してゴールなのですが、そこまでが遠く感じました。Sunが応援しているか、見渡したのですが、見つけることができませんでした。そして右折して、ゴールが見えた所で、「おとうさん、頑張って!」という声が轟きました。本当にゴールなのです。
■こうして無事にゴールすることができました。今年は3年ぶりでもあり、また昨年から体調を崩し、走り込みもできず体力の衰えを実感していたので、完走できるかどうか、本当に心配でした。
1週間前の日曜日に走ってからは、休養に徹しました。それが良かったようです。これからは自分の体と相談しながら、十分な休養を取ることが何より大切のようです。
結果として思ったより、しっかり走り切ることができ、自信を少し取り戻しました。そして来年も必ず参加しようと決心しました。また1年間体調を整えて、大会に挑戦するのが目標になり、健康維持にも繋がりそうです。
送迎バスで駐車場まで戻りました。今年は初めてレンタカーで千歳に来ました。昨夜はホテルの駐車場に止めましたが、今日は10時までしか駐車できませんので、大会実行委員会が用意してくれた駐車場に止めて、送迎バスを利用しました。
実行委員会の皆さんの配慮の行き届いた大会運営のおかげで、本当に楽しい一日でした。今夜宿泊する、白老町の旅館に、これから向かいます。
実り多い3年ぶりの大会でした。