■2024年1月4日ー7日(木曜日ー日曜日)

天草「湯の郷くれよん」の豪華な刺身盛り合わせです。

■Day 1:1月4日(木曜日:晴れ)

今年からスキー旅行は諦めました。ケガをしたら元も子もありません。まだ十分スキーができる体力はある、という自信は正直持っているのですが、子ども達にも止めるようにと、しきりに言われていますし、頃合いかと観念しました。

ということで、代わりに選んだのが、天草・霧島の旅でした。富士山静岡空港からの熊本行きは、今日1月8日で廃止されます。また復活するとは思うのですが、最後のチャンスです。

1月4日 FDA117便 富士山静岡空港(SHIZUOKA) 16:15発 → 熊本空港(KUMAMOTO)便です。1月2日に羽田空港で大事故がありましたので、いささか緊張のフライトでしたが、幸い順調なフライトでした。

最初の宿、エアポートホテル熊本は、空港から車で10分ほど。到着後に確認すると、ホテル内にはレストランは無く、車で熊本駅まで行く必要があるとの事。歩いて10分の所にコンビニがあるので、二人で歩き始めました。

街灯がなく、足元は真っ暗。セブンイレブンでカツ丼と野菜炒め、サラダ、そしてビールを買い、ホテルに戻って、乾杯。早々に休みました。ただし、朝食はとても美味しい立派なバイキングで、夕食に備えて、よく食べました。宿泊代は廉価で、納得の料金。次回は着く前に夕食を用意しましょう。

■Day 2:1月5日(金曜日:晴れ)

3日間とも青空に恵まれ、本当に幸運でした。この日の宿、天草「湯の郷 くれよん」での「刺身の盛り合わせ」の凄さに目が点になってしまったが、残した食材を無駄にすること無く、最後まで宿泊客に還元する、その姿勢には感激しきりでした。

1月5日の旅の行程です。

まずは上天草市から天草市に入りました。人口で言うと、それぞれ2万、8万程度のようです。天草といえば、何と言っても天草四郎です。天草四郎ミュージアムは、上天草市にあります。熊本駅から車で1時間のところに天草四郎ミュージアムがあり、それから30分で道の駅・有明に到着できます。

「有明温泉さざなみの湯」から見た天草湾です。
海の向こうは、雲仙天草国立公園です。

天草湾を眺めながら、のんびりとドライブを楽しみました。途中時間がありましたので、天草空港に行ってみようと進路を変更しました。

担当者の女性がおられて、お話を聞くことが出来ました。

★さて、こうして「湯の郷くれよん」に到着です。

とても落ち着いた空間です。各部屋には、流し湯の温泉風呂があるのに驚きましたが、やはり大浴場に行きました。ねっとりした感じはありませんが、落ち着いた気持ちの良い湯質でした。

これだけの夕食ですと、高齢者では食べきれません。でも、書き込みを前もって確認していましたし、お店の方も、無理をして食べなくて結構ですよ、唐揚げにして明日お渡ししますから、と教えてくれました。

その通り、翌朝の朝食には伊勢海老の味噌汁が用意されていましたし、食べ切れなかった分は、お昼ごはんにどうぞと、かき揚げにしてくれました。

こんなサービスを受けたことは初めてでした。

■Day 3:1月6日(土曜日:晴れ)

今日の旅程です。

■今日はまず、崎津教会に行きました。撮った写真を、さっそくスマホの壁紙にしました。牛深港から11時発のフェリーに乗って、鹿児島へ。30分、車は4メートル以上で、3050円プラス大人一人500円。

天草市牛深港です。
フェリーで、蔵之元港へ向かいます。

到着後、知覧に向かう予定でしたが、時間的に難しいと判断。「くれよん」で今朝貰ったサンドイッチを、途中道の駅で食べました。行き先を霧島神宮に変更。17時過ぎでしたが、多くの人出でした。

その後、16時すぎに朱峰に到着。夕食は、18時30分から。女将さんとご主人は、思っていたより、ずっと若かったことに気付きました。前回の訪問時には勘違いでした。思い込みは恐ろしいです。静岡の茶をスンが女将にプレゼントしました。

温泉の外湯で、その場のベアフットランを試して驚きました。手と脚がズレてくるのです。膝下までの水であっても抵抗力で、足の動きが追いつかないのです。びっくりしました。

「安楽温泉 朱峰」の料理は、良い意味で真逆の素晴らしさ。食材自体は高価では無いものの、手間ひまと知恵を総動員した、実に味わい深い一品ぞろいです。


ご夫婦とも、話をすることが出来て、楽しい宿泊でした。3組の泊まり客があり、常連さんでしょうか。一組は家族連れ。もう一組はご夫婦でした。

■Day 4:1月7日(日曜日:晴れ)

3日間で合計647キロをアクアで走りました。最後の日は、阿蘇山によって草千里展望台からの眺めを楽しみました。普段なら、時間もありましたので、ゆっくり散策するところなのですが、気温は14時前で摂氏0度。景色を楽しむどころではありません。

道の駅で買い求めてあった玉ねぎパンなどを、熱いコーヒーとともに車の中でいただきました。

気温0度のもと、蕭条とした光景です。

さてこうして、楽しみにしていた旅も、あっという間に終わってしまいました。この時点では、能登半島の地震の詳細も分かりませんでした。帰ってきて大変な大震災だったことが判明しました。

亡くなられた方の、ご冥福を祈るばかりです。