■20251102-1103(日曜日、月曜日)文化の日

第35回ぐんまマラソンに初めて参加しました。

■いつだっかは正確には覚えていないのですが、Takuたくがぐんまマラソンには10キロの部もあるから一緒に参加しても良いよ、と誘ってくれました。

ちょうど一年前、Yukoゆうこさんが、体調を崩して入院し、Sunすんと私と交代で手伝いをしていたのですが、私の番がちょうど11月3日だったのです。昨年はMasatoまさと、HarutoはるととTakuたくと、4 人で昼ご飯を食べに出かけていた際、ちょうどマラソンランナーたちが眼の前の通りを走り抜けていったのでした。

フルマラソンを走り、おじいちゃんの勇姿を孫たちにも見てもらいたい、という夢もありましたが、ぐんまマラソンは制限時間が厳しく私の力では、どうあがいても途中収容されるのが落ちです。

ということで、Takuたくの提案通り10キロの部に参加することにしました。前日は日曜日、時間もありましたので、最初で最後と思い、新幹線は利用せず各駅停車で高崎駅まで行くことにしました。4時間以上の電車の旅です。青春72切符です。

13時10分に原駅で東海道線に乗り、熱海駅で高崎行きに乗り換え、東京駅を経て終点高崎駅についた頃には、真っ暗になっていました。

コンビニで夕飯を買い入れ、ホテルにチェックイン。早々に休みました。

■20251103(月曜日:文化の日)

高崎駅近くに宿を取りました。Takuたくは自宅から一番近い高崎問屋駅から乗車するとのことで、待ち合わせの相談が決まりました。ところが、朝4番線に行ってみると、とっくに出発したはずの水上駅行きの電車が、まだ出発していません。

確認してみると、人身事故の影響で遅れているというのです。約束の時刻になっても電車は出発する様子がありません。Takuにラインして電車が遅れていることを伝え、前橋駅に止まる列車を待って乗車しました。

無事に待ち合わせることができ、新前橋駅で降りて送迎バスに乗り込みました。送迎バスは高崎駅、新前橋駅、そして前橋駅から出発しています。3駅から出発し、帰りも3駅に送迎しなければなりませんから、担当者は大変でした。

■さて会場の、「正田醤油スタジアム群馬」に到着。J3ザスパ群馬のホームスタジアムです。今日は二人で初めての参加ですから、要領が分からずアタフタしてしまいましたが、10時5分スタートだった私の組も、無事にスタートすることができました。

コースは最初の5キロが上り坂、それ以後は下り坂なのですが、最後の2キロが思いもかえず軽い上り坂だったことは、負担を増しました。バーベルスクワットのおかげか、お尻でしっかりと加重を受け止める感覚があり、大殿筋で走るイメージを続けました。

そのおかげか、なんとか休むこともなくキロ6分代後半で走り続けることができました。ただし、最後の500メートルまで来て太ももが硬直し、脚の屈伸をせざるを得ませんでした。

スタジアムにたどり着き、最後の力を振り絞ってゴールしました。ゴールに向かっていると、周囲の関係者が拍手をして迎えてくれました。何事が起こったかと思いましたが、私がゴールする、その瞬間、まさに同時に隣のレーンでフルマラソンの優勝者がゴールしたのです。そんなことが起きるのでしょうか。

拍手喝采の意味が分かりました。

(●^o^●)

無事に完走することができました。

■15分ほどTakuたくの方が早くゴールしていましたので、待たせてしまいましたが、更衣室で待ち合わせて送迎バスに乗り前橋駅に向かいました。

駅近くの日帰り温泉に入り、一杯やりながら楽しく過ごしました。家族みんなが駆けつけてくれて、一緒に食事をすることもできました。孫たちは、こんなふうに一緒に食事をしたことは、すぐに忘れてしまうでしょう。

食事後に孫二人はお風呂に入る、と言ったのですが、さすがに私は帰りの電車が気になり、一緒に再度入ることは遠慮しました。Takuが一緒に入るということで、みんなと別れて駅に向かいました。

風が強く、この地の特徴でしょうか。前橋駅前には一棟だけ高層マンションが建っていました。高崎駅近くには多くの高層ビルや、近年は高層マンションも建っているようです。NTT東日本の本社が高崎に移転してきたのは、最近のようです。地震などの発生確率が低く、安全な地域な上、交通の便も良いのが決め手になったようです。

と思って調べてみると、間違っていました。

NTTは2022年10月に、首都直下地震など大規模災害時の業務継続を目的として、本社機能の一部(経営企画部門など)を群馬県高崎市と京都市に試験的に分散させました。

本社の所在地は依然として東京です。


■帰りはさすがに、新幹線を乗り継いで帰宅しました。高崎駅は北陸新幹線も上越新幹線も通りますので、東京行きには事欠かないのです。充分、東京への通勤圏なのです。

10キロ走はハーフに比べれば、やはりずっと楽でしたが、最後の500メートルほどは脚の筋肉が硬直して、屈伸運動が必要でした。

それにしても、二人で走ることができて、本当に楽しい一日でした。また来年も走ろうね、と言って別れました。