■20251011-14日(土曜日ー火曜日)

第2区のランナーがスタートしました。
ものすごい前傾姿勢ですね。

■今年も出雲駅伝にやってきました。Sunの大好きな、この駅伝の観戦・応援は、今年で3回目です。テレビでは観ていたものの、いざ現場で観戦するとなると、どの場所で見るのが良いのか、まずそこから決めなければいけません。

3年前はレンタカーを借りていましたので、スーパーの駐車場に止めて、近くにある第一中継地の、JA島根本部前で観戦しました。道路を隔てたところが出雲市役所で、その間の道路がコースになっています。沿道は人だかりができて、歩道から観戦するにはコツが必要です。

最初の年は、そんなことも分かりませんでしたので、あたふたしました。それに、その日のうちに帰ろうとすると、飛行機の出発時刻の関係で、第一中継地で観戦したら、すぐさま空港へ向かう必要があるのです。これは忙しない。

しかも空港へ向かう道路は、選手たちが走っていく方向なので、閉鎖されている道路が多いことに気づきませんでした。迂回に迂回を重ね、何とか空港にたどり着いたものの、この観戦スケジュールは、次回は止めようと決めたほどです。

前回からは、当日もこちらで宿泊し、ゆったりと観戦する予定に変えました。昨年は大会前日に、隠岐の島へターボ機で飛んで島の観光をしました。今年は電車で鳥取駅まで行き、途中下車して、いくつかの観光地を巡ることにしました。

■さて土曜日の仕事を終えて、いつものごとく逃げるように家を出て、富士山静岡空港に向かいました。雨が降り始めましたが、搭乗時刻に間に合うように、と急ぐ必要があり、いささか忙しないことだけが不安でした。

無事に空港に到着。無料の駐車場は満員で、有料駐車場に止めて、チエックインカウンターに向かいました。今回はFDA便です。出発が少し遅れましたが、順調に飛行し無事に出雲縁結び空港に到着。バスで空港から出雲市駅まで30分ほどです。予約したホテルは駅から歩いて3分。天気は曇り時々晴れ。長袖を持ってきましたが、半袖のTシャツで十分でした。

今夜の夕食は、昨年同様「や台ずし」です。17時に予約していきましたが、満員状態で、何組ものお客さんがお店に入れずに退散していきました。清潔感があって料理は、どれも美味しく値段も手頃ということで、文句の付けようがありません。満足してホテルに戻りました。

■20251012(日曜日:晴れ)

昨年はターボ機で隠岐の島に渡り、レンタカーでドライブしました。今年は車は借りずに電車で移動しました。出雲市駅から鳥取駅まで、途中下車しながら沿線の観光地を2箇所訪問しました。

最初に降り立ったのは、山陰線最古の駅「御来屋駅」です。堺港から御来屋駅までの路線が開通したのは、1902年。日本初の鉄道が開通して30年後のことでした。開通時の木造駅舎が現存するのは、大変貴重のようです。駅舎を見学して、早々に停車していた電車に再度乗り込みました。

そのまま停車してくれていた電車に乗って、次に向かったのがJR由良駅です。あの名探偵コナンの作者・青山剛昌さんの故郷です。町はまさに、コナンの町でした。

由良駅からふるさと館までは、道路沿いにコナン君のモニュメントがいたるところに設置されています。まるで、「ゲゲゲの鬼太郎ロード」を思い出させるほどです。

3連休の中日の日曜日とあってか、ふるさと館は入館を待つ人で長蛇の列。びっくりしました。

■この由良駅で傘を電車に置き忘れてしまい、暑い日差しのもと、日傘無しで歩く羽目になったのですが、SunがJR西日本の担当部署と連絡を取り合ってくれてました。鳥取駅に着いた、ちょうどその頃に連絡があり、米子駅にそれらしき忘れ物が届いている、との連絡をいただきました。

今から米子駅に戻るわけにもいかず、明日、出雲市駅に向かいますので、途中米子駅に寄ることができれば、取りに伺いますと伝えました。

鳥取駅について、居酒屋さんで時を過ごして、明日に備えました。電車を調べてみると、ちょうど米子行きの特急列車があり、15分の待ち時間で、出雲市駅行きの各駅停車に乗り継ぐという、ドンピシャリの時刻表でした。

■20251013(月曜日:晴れ)スポーツの日 出雲駅伝

さて、いよいよ駅伝の当日です。昨年の観戦の日から、あっという間に一年が経過しました。歳を取るわけです。米子駅の改札口に寄って、置き忘れた傘が自分のものかどうか、確認する必要があります。ちょうど、図ったように特急列車が米子駅着となり、乗り継ぎの各駅停車出雲市駅行まで15分の余裕がありました。

米子駅に到着し、さっそく改札口に急ぎました。届いていた傘が出てくるまでに少し時間がかかりましたが、出てきた傘は間違いなく自分のものでした。カバーを紐に結びつけあったのですが、忘れていました。

■さて無事に傘も戻り、各駅停車で出雲市駅に戻りました。まずは宿泊予定のホテルに行き、荷物を預けました。コース図を貰えないか尋ねたところ、カラー版の分かりやすいパンフレットをいただきました。

この案内図をもとに、今日の行動を決める必要があります。まずは昼食を摂りました。駅ビルの中の店で昨年と同様に、出雲そばとラーメンのセットを注文し、美味しくいただきました。

去年と同じく、まずは観戦を第一中継所で開始しましたが、2度目の応援をどこでするか、ずいぶん迷いました。結局、出雲市駅から出雲ドーム近くまで歩きました。コースは確認していましたので、道路端で応援することにしたのです。

ところが、その日のうちに電車で出雲大社に行って拝殿するとなると、ゴール近くで応援して、すぐさま高浜駅に向かって走るようにして行かないと、間に合わないことに気づきました。電車は一時間に一本しか走っていないのです。

出雲市駅から出雲ドームまで 3.1 km 。さらにそこから、1.7 km 合計 4.8 km を歩かなければなりませんでした。今日の写真は、一畑電鉄・高浜駅ですが、本当にギリギリのタイミングで、駅に滑り込みました。

出雲ドームからは、早足では間に合いそうにないほどの残り時間でした。もう諦めようかと何度も思いましたが、その度に二人で励まし合って歩き続けました。

一畑電車・高浜駅です。
出雲ドームから、二人で必死に歩きました。

この写真を撮ったのが、15時40分。時刻表では到着が15時40分。1−2分到着が遅れたおかげで、滑り込むことができました。この次の出雲大社行きは、16時40分なのです。

この駅を出ると、遙堪(ようかん)駅、浜山公園北口(はまやまこうえんきたぐち)駅、そして終点・出雲大社前(いずもたいしゃまえ)駅となります。

「2025年の出雲駅伝開催日である10月13日(月・祝)の出雲市の気温は、14時の時点で26℃でした。天気は「晴れ」でした。」と、ありますから夏日でした。その中を二人で汗をかきながら、よく歩きました。

今となれば楽しい思い出です。

観戦も終えて、楽しく二人で一杯やりました。

夕食はホテル近くの居酒屋さんにしましたが、残念ながら昨日の「や台ずし」と比較すると格落ちでした。

■20251014(火曜日:晴れ)松江市内散策

さて今日は午後からの飛行機で帰宅の予定です。それまでは電車に乗って松江駅に行き、市内を散策して過ごすことにしました。駅前から「レイクライン」と呼ばれる市内循環バスに乗って松江城まで行きました。このバスは50分ほどかけて市内を循環してくれます。とても便利なことを後になって知りました。

30分に一本が市内を循環しています。1時間に一本ですと使い勝手が悪いのですが、30分に一本でしたら待つことも苦になりません。来年はこのバスを目一杯利用して、市内観光を楽しむ予定です。

できたら、宍道湖の夕日を楽しむことができれば最高です。天候も味方してくれなければなりません。

幸いなことに松江城を散策している間は、雨も降りませんでした。レイクラインで再度、松江駅まで戻ってお土産を選びながら時間を潰していると、かなりの雨が降ってきました。

出雲空港行きのバスに乗って空港へ到着。無事に搭乗も済み、富士山静岡空港に到着し、東名高速道路を走って家に到着しました。

天候にも恵まれ、楽しい観戦ツアーでした。来年の計画にも、取り掛かるほど二人はファンなのです。