■20250204-20250211(火曜日ー火曜日)

20250204/20250205/20250206/20250207/20250208
20250209/20250210/20250211

■モルディブに行こうと、のんちゃんが言い出した時、最初は冗談だと思いました。なにしろ、モルディブがどこにあるかも知らなかったからです。名前だけは聞いたことがありましたが、どこに位置しているのかは検討もつきませんでした。

やがて冗談ではなくて本気だと知った時、はたと迷いました。一体どれだけの時間が往復するだけで掛かるのかが、心配になったのです。何日間休みを取る必要があるのか、まずはそこから検討が始まりました。

旅行をするには、体力が必要です。時間と経済的余裕ができてから、と考えていると、いつの間にか出かけられなくなっています。この際、思い切って出かけることにしました。

細かい準備は、いつものごとく、のんちゃんが手際よくやってくれることになりました。航空券の手配からホテルの選定まで、出かけるまでには山のような作業が必要です。

日程も決まりました。まずは、IMUGA と呼ばれる手続きが必要です。

IMUGA モルディブは、モルディブ政府が提供するデジタル入国管理プラットフォームです。正式名称は「Immigration Unified Guest Application」で、観光客や訪問者がモルディブに入国する際に必要な手続きをオンラインで簡素化するために導入されました。

オンライン上で無料で手続きを済ませることができるのですが、英語版ですので、それなりの覚悟が必要です。ネットで情報を収集のうえ、準備万端で臨まないと頓挫します。パスポートの写真や顔写真が必要なのです。

最初に所定のサイトにアクセスすると、自動的に何故か日本語ページに切り替わりました。すごい、と勝手に思い込んで手続きを進め、最後になって仕掛けに気づきました。有料サイトだったのです。本来無料のはずの手続きに、3,000 円ほど払う仕組みでした。

もう一度最初に戻って、英語の画面で進めると、無事に終えることができました。Sunの分と2人分を、無事に処理することができました。無料でした。証明書代わりのQRコードが送られてきます。一つハードルをクリアしました。

20250204(火曜日:晴れ)成田空港からマレ空港へ

昨夜は東横イン成田空港新館に泊まりました。11時20分発スリランカ航空 UL455 便でスリランカ・バンダラナイケ空港へ出発です。現地時間17時30分に到着。18時50分発のスリランカ航空 UL 103 便に乗り換え、 MALE VELANA 国際空港 17時45分到着です。日本との時差は 4 時間ですので、夜の10時前となります。

マレ空港に到着後に担当者を探し、船着き場まで案内してもらい、送迎水上バスに乗船するまでは、のんちゃんが全てしてくれましたが、全く初めての異国の地では、Sunと私には手の施しようがありません。

真っ暗闇の海上を相当なスピードでぶっ飛ばして15分。目的のDHAWA IHURU リゾートホテルに到着です。憧れのMALDIVESの辿り着きました。23時を過ぎていましたので、島の全体像は分からず、歓迎と説明を受けて、とりあえず部屋に落ち着いて一段落です。

■20250205(水曜日:晴れ)DHAWA IHURU リゾートホテル

さて、今朝はSunと二人で島巡りです。歩いても一周15分ほどという、島の探検です。砂浜沿いに歩きました。

夜が明けて、海の美しさが初めて分かりました。水晶のように透明なのです。ただし、これと言って、他に何か特筆すべきものが、あるわけではありません。ただただ、美しい海と爽やかな潮風が吹き続けているだけなのです。

さて、ここで3泊予定です。美しい夕焼けを見ながら、一日を終えました。

Maldives の夕日です。

20250206(木曜日:晴れ)DHAWA IHURU リゾートホテル

ただただ、美しい海岸が360度取り巻くリゾートホテルです。食堂から海岸に伸びている桟橋で、心地よい潮風を楽しみました。この休暇中、一番リラックスした一時でした。

さて、今日は午後から、シュノーケリングを楽しみました。船に乗って沖に出ての水上散歩です。インストラクターが案内してくれました。

順調に終わる予定のシュノーケリングでしたが、とんだハプニングがありました。Sunがボートから海に入る際に、おしりを打ったのです。足ヒレの装着に手間取り、慌てて海に入ろうとしたのが原因のようです。

どうやら単なる打撲ではなさそうで、帰国後も痛みが残り、鎮痛薬を服用しています。骨にヒビが入ったのでしょうか。それでも、この日はインストラクターに助けられて、無事に1時間ほどのシュノーケリングを楽しむことができました。

ただし、この日出かけた場所は、サンゴがもともと少ない所なのか、海水温の上昇で死滅してしまったのかは分からないのですが、色とりどりのサンゴは、ほとんど発見できませんでした。

まるで、白黒映画を観ているような気分でした。以前家族で出かけ、スキューバダイビングを楽しんた沖縄の海の美しさとは、比較になりません。スキューバダイビングの免許を持つNonに言わせると、今まで出かけた場所の中で一番美しかったのは、沖縄よりもサイパン?、グアム?だったというのですから、世界は広いのです。

最初のホテルとも、お別れです。フェアウエル・ドリンクです。

20250207 (金曜日:晴れ)Meer Maldives resort hotel へ

さて、今日は2つ目のリゾートホテルへ移動です。のんちゃんが選んでくれました。10時15分に荷物をピックアップし、10時45分に船が出発予定。7時30分に起き出して海岸に行きました。朝食を摂って部屋に戻り、荷物を整理。結局、荷物は最後まで拾いに来なかったので、係の女性に頼みました。

11時過ぎに船が出発。マレ空港にいったん戻りました。波止場に到着。次のホテルへの船が到着するのを待って、4人のイタリヤ人グループと共に乗り込みました。今度は45分の船旅です。Meeru Maldives に到着し、イングランド出身の係の女性にオリエンテーションを受けました。

14時にビュッフェに行き昼食を摂りました。かなりの人数です。島は歩くと一周45分。このリゾートホテルは、全てコミコミ料金で、のんちゃんが申し込んでくれました、細部を確認する必要がありました。シュノーケリングの器具は有料。砂浜近くの海は、透明とは言えず、昨日の海岸のほうが綺麗でした。

部屋に戻り暫くしてから、一人でリゾート内の探索に出かけました。案内にはゴルフ練習場がある、と記載されています。行ってみると、担当者が親切に教えてくれました。予約は要らない、日差しの関係で午前中に打ちっぱなし、午後はショートコースが良いと教えてくれました。さっそく、ショートコースを楽しみました。

南国の木、椰子の木でしょうか、葉が大きく繁ってグリーンへの空間を塞ぎ、しかもその下に池があるという、オーガスタ並みの難しさです。池で一個ボールを失くしました。最初からボールを二つ渡してくれた理由が分かりました。

夕食は、中央食堂で摂りました。明日からは、のんちゃんが選んでくれたレストランをハシゴする予定です。

20250208(土曜日:晴れ)

今日は昼食、夕食を別々のレストランで取るべく、のんちゃんが手配してくれました。all inclucive タイプの料金体系を選んでくれましたので、それぞれのレストランで、前菜、メインディッシュ、デザートをメニューの中から選ぶことができます。

昼食はプールに隣接したイタリアン・レストラン。そして夕食は、少し離れた場所にあるアジアン・レストランです。飲み物も選択可能でした。

20250209(日曜日:晴れ)

今日の昼食は、The Reef Seafood Tower でいただきました。

宿泊は今日が最後です。長いと思っていた滞在も過ぎてみれば、あっという間でした。

サンセット・クルーズでは、他の船の船頭さんが口笛を鳴らして、イルカの群れを集めてくれました。群れをなして泳ぐ様子、ジャンプしたり空中で回転したりと、わたしたちを楽しませてくれました。

20250210(月曜日:晴れ)旅の終わり

7時に起きて打ちっぱなしに出掛けました。7番アイアンでの練習。トップから左手の回転を始めることで、ヘッドの回転がスムーズに行くことを、理解。無理してヘッドを返そうとしなくても、スムーズに振り切れる。短い時間ながら、大きな進歩でした。

11時にバックのピックアップ、そして11時45分出航予定です。10時前にビュッフェに行き、遅めの朝食。10時45分にピックアップが来て慌てました。結局、マレ空港への出航は12時。初日に館内のオリエンテーションをしてくれた、イングランド出身のミキティさんが、船まで案内してくれて、乗船前に握手もしてくれました。

45分後にマレ空港に到着。ラウンジで入力しました。30分前です。15時発コロンボ行きスリランカ航空。2時間の待ち時間でした。コロンボ空港では、2人が買い物をしている間、スリランカ航空のラウンジで待っていました。

20時35分発のスリランカ航空便で、最後の飛行。ビジネス席なので、安心して眠ることが出来ます。ただし、ヘッドフォンの接続が不良で、交換してもらっても、端末を押さえていないと、音が出ないというお粗末ぶりです。往路でも同様にヘッドフォンが不良だったのですが、その際は交換で解決まししたが、帰りはそれでもダメ。飛行機自体が、様々な箇所の経年劣化に襲われているようです。今のところは、安全性に問題は無いのでしょうが、やがて深刻な問題になるに違いありません。アジアの空は、やがてエア・バスから中国製のジェット機に、置き代わっていきそうです。

帰りの飛行機の中から、突然クシャミが出始めて参りました。花粉症かも。無事に成田について、さすがにひんやり。電車もスイスイで11時には、タクシーで家に到着。沼津も快晴。機内食でお腹はいっぱいです。昼食は抜き。夜はザブーンになりそうです。

20250211(火曜日:晴れ)帰国

スリランカから成田への便です。いよいよ帰国です。

現地時間20時35分発の便で、コロンボから成田空港へ出発です。日本到着は日本時間8時10分。寝ているしかありません。寝ているにも関わらず、食事ですよ、と叩き起こされるのは、いただけませんが、そこまでの気配りを求めるのは無理なのでしょう。

朝方、無事に成田空港に到着しました。さすがに、気温30度の世界とは、おさらばです。成田エクスプレス、東海道新幹線と乗り継いで帰宅の予定です。スムーズに乗り継ぐこともできました。

家にたどり着いて、ホット一息。無事にたどり着いたことを、みんなに連絡して荷物の整理です。午後からフィットネスクラブに行って、少し筋トレでも、と思っていましたが、時差ボケでしょうか、深い眠りに襲われ、2時間ほどコタツで寝込んでしまいました。どうも、自分は時差ボケに弱いようです。

夕方からSunと二人で日帰り温泉に行って、疲れを癒やしました。本当に楽しい旅でした。のんちゃんの準備のお陰で、なに一つ困ることもありませんでした。

次回の旅が楽しみです。

モルディブを訪れる観光客の数と国別内訳は、以下の通りです(最新のデータに基づく推計):

■観光客数(年間)

2022年:約160万人

2023年:約180万人(回復傾向)

■主な国別内訳(2022年データ)

(1) インド:約14%

(2) ロシア:約12%

(3) イギリス:約10%

(4) ドイツ:約8%

(5) イタリア:約7%

(6) アメリカ:約5%

(7) 中国:約4%(COVID-19の影響で減少)

(8) その他:約40%

■傾向

アジア諸国(インド、中国など)からの観光客が増加傾向。

欧米諸国(ロシア、イギリス、ドイツなど)も主要な観光客源。

COVID-19の影響から回復し、観光業は再び成長しています。

モルディブはリゾート地として人気が高く、国際的な観光客が多く訪れています。