8月18日(水曜日:晴れ)


「「 ヴィンフック省での奨学金贈呈 編  」」

 いよいよ奨学金の贈呈です。

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 まずは北村 元さんのご挨拶。枯葉剤被害者研究をライフワークにされています。いつもながら、簡にして要を得たご挨拶です。


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 私が贈呈役を仰せつかったグエンティ・ホアさん17歳。あとの面談でお話を聞くと、将来医者になりたい、とのこと。夢を叶えて欲しいものです。裕福な家庭の子女のようです。


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 奨学生のみなさん。あいあい眼科クリニックのスタッフたちが寄付してくれたお金が原資になっています。クアンガイ省のタイホー小学校での奨学生に続いて、計 10 名のみなさんにスタッフが応援したことになります。


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 ホテルへの帰宅途中で、元女性兵士の方の陳情を受けました。ある奨学生を枯葉剤被害者協会に推薦したのだが、どういうわけか、一人も推薦を受けられなかった、という内容でした。

 北村 元さんも対応に苦慮されていましたが、本当に難しい問題です。お国柄と言いますか、援助は全て公的機関を通さざるを得ないところが難題です。

 確かに優先順位からすると、結果は違っていたのかもしれませんが、支援隊単独で判断する事には、やはり無理があります。

 北村 元さんの説得で最後は納得されて笑顔で分かれました。援助の難しさを、また実感しました。




「「 フート省での活動編 」」

(1)フート省VAVAでの奨学金贈呈 編