20110401

2011 年 04 月のページ


04月01日(金曜日:晴れ)


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いよいよ新年度の開始です。のんは社会人として、たくは大学院生として新しい生活が始まります。あやちゃんは先輩として後輩の指導もしなくちゃならなくなります。

 今年は寒さのために、桜の満開は来週になりそうです。

さてさて日本経済の復活のための処方箋が急がれています。しかし、ここは要注意です。ドサクサに紛れて、というと語弊があるかもしれませんが、こうした時は要注意です。

 野口悠紀雄さんは、「野口悠紀雄 未曾有の大災害 日本はいかに対応すべきか」という連載記事の中で、「統制経済の復活を許してはならない」と述べています。椿三十郎の台詞ではないですが、私も、危ない危ない、と感じるのです。

「総力をあげて」「官民一体となって」「国家存亡の危機を乗り切る」といった言葉が、いま日本の新聞に、ゾンビのごとく復活している。



 こうした言葉が飛び交うときは危ないのです。ぜひ以下の記事をお読みください。

4月2日(土曜日:晴れ)


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慶応義塾大学教授の清水浩氏が2004年に開発したインホイールモーターを採用した電気自動車「Eliica」をご存知でしょうか。小泉元首相が試乗、絶賛したことでマスコミを賑わしました。オープンソース方式で出資会社を募り開発を進めている方式も独特ですが、関連する記事を読むたびに期待感が膨らみます。わくわくします。例えばベネッセホールディングス取締役会長 福武總一郎氏の以下の記事をご覧ください。

屋根一面を太陽光発電機が覆い尽くし、乗っている自家用車はプリウスという我が家は、環境問題にはそれなりに高い意識を持っていると自負しています。計画停電が話題になる以前から暖房はコタツだけ。冬山にそのまま行けるかのように厚着を重ねて家の中で過ごしています。

 冷暖房をガンガン効かせたスタジオで節電を説くテレビのアナウンサーの偽善には腹が立ちますが、一人ひとりが意識を変えていかないと、この国難は乗り越えられないでしょう。

 ただただ我慢しているのではなく、新しい時代にふさわしい技術にチャレンジしていくことが大切です。Eliica が日本の重要な基幹産業に育ってくれることを心から願ってやみません。

4月3日(日曜日:曇り)


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少し肌寒い風の吹く一日。それでも花粉がかなり飛んだのか、鼻詰まりがひどくて参りました。

 今日は新沼津GCの理事長杯。昨年は初参加でしたが予選落ち。今年は何とか本選まで進めました。相手の方は同じハンディキャップ同士。一進一退の良い勝負でしたが、結局一ホールを残して力尽きました。

 平生得意としている 8 番アイアンのアプローチがことごとく失敗。チャンスをあれだけ逃せば勝ちは巡って来ません。それでも何とか粘れたのはドライバーが安定していたおかげです。

 それにしても、7番ホール、残り 30 ヤードの第三打をオンさせれば、どう転んでも勝てるホールだったのに、何と二回もショート。結局分けになってしまったのが命取りでした。

 来年に向けて課題がはっきりした一日でした。マッチプレーというのは初めての経験でしたが、とても楽しくプレーできました。相手のプレイヤーが紳士だったおかげもあると思いますが、来年もぜひチャレンジしてみるつもりです。

4月4日(月曜日:晴れ)


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東日本大震災で多くの工場が被害に合いました。そのために多くの製造業で部品が間に合わず、開店休業状態です。製造業の海外脱出が加速されるのではないか、という警告が発せられています。そんな折に以下の記事を見ました。

 です。アメリカではここ10年間で5万8000の工場がなくなってしまったそうです。そのために雇用が失われ税金が入らなくなりました。今やアメリカで残る製造業は軍需産業だけだ、と言われるほどです。したがって、アメリカは戦争を止めるわけにはいかないのだ、という説があるほどです。

 一握りの人間が巨万の富を手にする金融業ばかりが肥大化した結果がリーマン・ショックです。今やドルは崩壊の過程に入ったとさえ言われています。ここ数年が山場です。

4月5日(火曜日:晴れ)


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日差しのもとでは、本当に暖かな日和です。この暖かな日差しを東北の被災者の皆さんに届けたいものです。

さて今こそ、これからの日本の未来社会像を提示する絶好のチャンスではないでしょうか。平時では誰も現状を過激に変えようとはしませんし、変えるだけのエネルギーは出てきません。しかし今はそんなことを言っていられません。エネルギー源問題も然りです。

 「日本には現在、福島第1、第2を含めて55基の原発があり、総発電能力は4950万kW」と言われます。直ちに停止することは、もちろん非現実的ですが、将来的には、代替エネルギー源にシフトする必要があります。国民も反対はしないでしょう。

 哲学者の梅原 猛さんは、

「梅原猛・哲学者――原発事故は「文明災」、復興を通じて新文明を築き世界の模範に 」というインタビューの中で以下のように述べられています。

 仏教の徳が、日本の人々の心のどこかでいきづいているように思う。たとえば、思うようにならない天災を、「仕方がない」と受け入れ、逆に前向きに生きていこうとする。

 こうした姿勢は、大乗仏教の忍辱、つまり、精神的な屈辱や苦難に耐え、自分の道を貫くという考えからきている。

 日本のようなモンスーン地域では、しょっちゅう天災がある。このような地域で、自然とともに生きていくための知恵だ。一種のあきらめの精神ではあるが、日本の優れた文化でもある。


 道徳心を失った政治家、企業の罪を憂い、太陽エネルギー推進と生活の改善が大切だ、と述べられています。そして最後に、

 新しい日本が模範となれば、世界をも変えていけるのではないか。今こそ、経済力だけでなく、新しい価値観で世界に範を垂れる国をつくるときだ


 

 私もそのとおりだと思います。未曽有の災害そして原発事故という人災を同時に経験した日本人が、復興後に世界に示すべきは、単なる経済復興だけでは不十分なのです。世界のどこにもない国、つまりはどの国よりも環境に優しく道徳と公共心に満ちた国を作り上げなければなりません。

 貪欲さばかりが肥大した某国のような資本主義は、まっぴら御免です。今こそ全ての日本人が叡智を結集すべき時なのです。

4月6日(水曜日:晴れ)


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暗いニュースが連日続きますが、明るい知らせもない分けではありません。

 待望の組み立て開始です。YS11 以来、国産飛行機はありませんでした。組み立てるのは標準で 92 人乗りの MRJ 90 型機。燃費に優れ、これから大きな需要が期待される中型機です。日本を支える大きな木に育ってほしいものです。

 復興を終えた後の日本を支える木々を、早急に育てなければなりません。

4月7日(木曜日:晴れ)


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家族で相談し、東日本大震災に 100 万円を寄付しました。日赤を通じて送金しました。ぜひ被災者のために役立ってほしい、と願っています。

 今年は、のんも社会人として無事にスタートし、たくも大学院生の生活が始まりました。あやは社会人の先輩として、後輩の面倒を見る立場になりました。何はともあれ、家族全員が元気で活動できるというのは、本当に幸せなことです。感謝の気持ちも込めて寄付をさせていただきました。

 孫正義さんの 100 億円と比較すると月とスッポンです。10,000 倍の違いですが、それはとにもかくにも、孫さんと私の収入の違い、資産の違い、そして何よりも人間の大きさの違いですから、致し方ありません。

(●^o^●)

 自分の力で、あれだけの企業を作り上げた孫さんはさすがですが、一年間の賞金全額を寄付することを宣言した石川遼選手もすごいです。ゴルフに対するイメージが、本当に変わると思います。一人の選手の力は本当に大きいですね。

 ぜひ他の分野でも、そうした選手が続出してほしいものです。

4月8日(金曜日:曇り)


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原発による放射能汚染の問題は、どこへ憤りをぶつければ良いのか、拳の持って行き場が分からないのですが、以下の記事を読むと、まさに人災に違いないことが分かります。現代の日本に生きる人々には、まさに必読の記事です。

 何が正しくて何が間違っているのか、さっぱり分かりません。新聞に書いてあることが正しいこと、と単純に信じることができた時代は幸せだったのです。検察当局が証拠をでっち上げる、という事実を知ってしまった今では、本当に正義と悪がごちゃ混ぜです。

 自分の頭で考えるしかないのです。自分で調べ、自分の頭で何が本当らしいのかを、しっかりと考えることです。

4月9日(土曜日:雨)


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■今日は鶴ちゃんご夫婦と花見としゃれ込みました。沼川沿いの桜並木を堪能しました。あいにくと曇り空で青空を背景にとはいきませんでしたが、それでも十分春の到来を実感できました。毎年恒例の花見です。

 静岡で会議があり、途中で抜けだしてのトンボ帰りとなりました。グランシップのある東静岡駅周辺は、帰る頃には青空も見えていましたが、残念ながら原では今にも泣き出しそうな空模様でした。

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 大の仲良し、鶴橋ご夫妻と。同じような時期に結婚し、同じように齢を重ねてきた同士です。


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 あいにくの曇り空で、花の雲も、いまいち冴えませんでしたが、それでも菜の花とともに春の到来を実感できる一日でした。


 花見のあとは四人で一杯楽しみました。仙台に勤務していた息子さんが地震による津波から間一髪で難を逃れた話は、まさに映画にでも出てきそうなおはなしでした。飲んで食べておしゃべりして、本当に楽しい一時でした。

 次回は5月に、また一緒に山登りをしようと約束して分かれました。

4月10日(日曜日:曇り)


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■いまいち、すっきりと晴れ渡らない一日でした。

■アメリカの The Wall Street Journal 紙によると、公的保険に始めて割増制度が導入されるようです。以下は、その概要です。

 米アリゾナ州は、低所得者用の公的医療保険制度 Medicaid に「肥満課金」を追加することを検討しているそうだ (The Wall Street Journal の記事より) 。

 この提案は、肥満だけでなく喫煙者および慢性疾患患者に 50 ドルの追加保険料を課すというもの。対象は子供のいない被保険者に限られるという。肥満者に関しては、かかりつけの医者と減量プログラムに取り組み、特定の目標を達成しなかった場合この追加保険料が発生するという仕組みが提案されているそうだ。企業の提供している医療保険制度においては、喫煙者の保険料が割り増しになる場合もあるが公的な医療保険においてこれはメジャーな考え方ではない。もしこの案が通った場合、公的医療保険制度における初めての「不健康な行動を原因とした割り増し」となるという。

 この提案は良い行いを奨励するための一つの方法であり、肥満などいくつかの健康状態は医療費を押し上げることへの意識を高めるためのものであるとのこと。なお、2009 年の統計ではアリゾナ州の住民の 25.5 % が肥満であった。また 2006 年に行われた調査では同州で Medicaid を受けている人の 46 % が毎日喫煙しているそうである。


 こうした制度の導入に私は賛成です。健康に対する意識の差、あるいは日常生活での意識的に取り組んでいる習慣の健康に及ぼす差は、否定しようがありません。もちろん病気は習慣だけでもたらされるものではありませんが、大きな集団としてみた場合、習慣の違いは決定的です。

 収入のみによって保険料に差を付けるのは、まさに逆差別ですし、脳がなさ過ぎます。肥満と喫煙は、大変分かり易い危険因子です。ぜひ日本でもこうした制度を取り入れてほしいものです。

4月11日(月曜日:晴れ)


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■映画監督のシドニー・ルメットさんが亡くなられました。ルメットさんというと私にとっては、何と言っても「十二人の怒れる男」です。日本でも裁判員制度が開始され、アメリカでの陪審員制度に注目が集まりました。そんな時に、12名の陪審員が繰り広げる人間ドラマは、恰好の教材になりました。

 私は英語の教材として楽しんでいます。毎日少なくとも 30 分は DVD を見ながら字幕と発音を確認しています。俳優さんと同じスピードで台詞を繰り返すのですが、これがなかなか大変です。もう 20 回以上は見ましたが、未だに見る度に新たな発見があります。12 名の登場人物が、それぞれにしっかりとした背景と個性を持ち、討論を繰り広げます。それぞれの人物が、実によく描かれています。それが、この映画の何よりの魅力です。

 そしてアメリカという国の持つ長所も欠点も、過不足無く正直に描いているところも好感が持てます。スラムに育った人、移民としてやってきた人。それぞれの人物がアメリカという舞台で個性を発揮するのです。

 佐藤忠男さんも指摘しているように、一人の陪審員の勇気が無かったら、一人の若者が冤罪により命を落とした可能性があるのです。検察による証拠のでっち上げが白日(はくじつ)の下(もと)に晒(さら)された今、この物語は決して遠い異国の物語ではないのです。

 何度見ても飽きることがありません。ぜひ、ご覧ください。

■ネットによれば以下のとおりです。

 代表作「十二人の怒れる男」など多くの社会派映画で知られる米映画監督のシドニー・ルメットさんが9日、リンパ腫のため、ニューヨーク市内の自宅で死去した。86歳だった。米メディアが一斉に報じた。

 フィラデルフィア出身。戦地から帰国後、テレビ局でドラマ制作で活躍した。最初の映画となった1957年の「十二人の怒れる男」は陪審員を描き、ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した。そのほか、「ネットワーク」(76年)、「評決」(82年)などの作品がある。ニューヨークを舞台にした映画が多いことでも知られ、05年には、アカデミー名誉賞を受賞した。(ニューヨーク=田中光)

     ◇

〈映画評論家・佐藤忠男さんの話〉 米国の弱点を冷静かつ的確に描いた傑作を残した。中でも代表作の「十二人の怒れる男」が際立つ。12人の陪審員のうち1人の呼びかけで冤罪(えんざい)を回避する話だが、逆に言えば、この1人がいなければ冤罪を生んでいたともとれる。民主主義の弱点までを良心的に描き、その後の米国映画に大きな影響を与えた。


4月12日(火曜日:晴れ)


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原発事故が収まりません。今日は以下の発表がありました。いつになったら枕を高くして休めるのでしょうか。

 東京電力の福島第一原子力発電所で相次いで起きている事故について、経済産業省の原子力安全・保安院は12日、放出された放射性物質が大量かつ広範にわたるとして、原子力・核関連事故の危険性を表す国際事故評価尺度(INES)における今回の事故の評価を「レベル7」とすると発表した


 それにしても、東京電力とそれを監督する立場の国の責任の大きさは、先の敗戦に匹敵します。つまりは国を滅ぼしかねない、という点においてです。

 日本の原発は安全だ、とお墨付きを与えてきた専門家のみなさんの罪も決して軽くありません。霞ヶ関が主催する無数とも言える原発に関する委員会に、決して低い額ではない報酬を得て参加していた専門家の皆さんにも、ぜひとも反省していただきたいものです。いまさら遅い、と言えなくもないのですが。

4月13日(水曜日:晴れ)


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久しぶりに暖かな一日でしたが、風が強く花粉が大量に飛散した一日でした。今年は何十年ぶりかのひどい花粉症の年です。症状の出にくい高齢者も往生しているほどです。

さてさて、クラウドという言葉が時代のキーワードになっています。雲のことですが、デジタル化された情報を雲の上に、つまりはインターネットを通じて遠方に、つまりは雲の上に保存、利用する、という仕組みです。ある情報にいわく、

 近年話題になっている「クラウド」だが、これは私たちの生活を一変させるのではないか、との問いかけが本家/.記事で述べられている。

 AmazonやSONY、Googleなどが「クラウドベース」のコンテンツストリーミング/オンデマンド配信サービスを相次いで発表している。いままでは音楽や映画などのメディアを物理的に所持したり、自分の持つ端末上に保存することが「所有」することであったが、クラウドベースサービスの普及とともにこの概念は変わっていく可能性がある。

 いままでは歌1曲やアルバム1枚、映画1本を物理的に手に入れるためにその対価を支払っていた。AmazonやiTunes Storeなどのオンライン配信サービスでもこれは変わらないが、近年は24symbols(欧州でサブスクリプション型の電子書籍配信サービスを運営している)のようなサービスも登場した。今から10年、15年後には「コンテンツを所有する」ということは一般的では無くなり、24symbolsのようにそのサービスの持つライブラリにアクセスするために対価を支払う形になるのではないか、というのが記事の主張だ。

 コンテンツ所有及びアクセスに監視、我々はその概念の岐路に立っていると言えるのだろうか。


 東日本大震災でも役所のデーターが流出して大変困難な状況になっている地区もあるようです。こうした場合データーを全て遠方に保存しておけばネットにさえ繋がれば、たちどころに元の状態に復旧できます。

 情報漏洩の問題があるにせよ、災害などのことを考慮すれば、これからはデーターは手元に置かず、全てクラウドで保存する時代が来るに違いありません。

4月14日(木曜日:晴れ)


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■アップル社の iPad は、iPod 同様、大ヒット商品となりました。二つの製品は、それまで陰も形もなかった、画期的な製品というわけでは決してありません。しかしながら世の中に与えた影響は、決して小さくありません。アップル社の勝利です。アップル社は、これによって瀕死の状態から世界一の時価総額を持つ会社に変身しました。スティーブ・ジョブズの大逆転劇です。

 こんなサービスも始まりました。

■初めてインターネットに接続した日のことを、私は今でも鮮明に覚えています。テキサスにある、書店のサーバーに接続したのです。文字通りズラズラと文字ばかりが立て続けに画面上を流れていくのを見つめていました。それがインターネットとの初めて出会いでした。本当に興奮したことを、昨日のことのように覚えています。

 あれから 20 年近くが経ったはずです。ネットの無い生活は、冷蔵庫のない生活と同様になりました。何をするにも、まずはネットから、です。

 いつの日か、患者さん一人ひとりが iPad のような端末を持参して医療機関を訪れ、自分に関する全ての医療情報を携える日が、やってくるに違いありません。

4月15日(金曜日:晴れ)


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被災地では医療をいかに確保するかが大問題です。以下のニュースは嬉しい知らせの一つです。

★車内で眼科診療ができるバス「Vision Van」が、米マイアミ大学
Bascom Palmer Eye Institueから日本に無償提供

 車内で眼科診療ができるバス「Vision Van」が、米マイアミ大学Bascom Palmer Eye Institueから日本に無償提供され、仙台市や石巻市などの東日本大震災の被災地で眼科診療の支援を行う。このバスは2005年に米国南東部をハリケーン・カトリーナが襲った際に活動したもので、車両は日本政府の協力のもと、ボルガ・ドニエプル航空より無償フライトの提供を受け、4月14日に仙台空港に到着する予定だ。

「Vision Van」は屈折度測定装置、眼圧測定器、立体視検査などの各種検査機器(下記参照)を搭載し、巡回しながら眼科診療ができる機能を持っている。対象疾患は緑内障、糖尿病網膜症など失明につながる疾病や、感染症など。このバスの到着を受けて、東北大医学部眼科学教室や岩手医大眼科学講座などによる、現地での支援活動の準備が進んでいるという


 眼科は器械がないと病状を把握することが難しい科の一つです。感染の有無をチェックしたり、眼圧を測ったり眼底を調べるにも、聴診器というわけにはいきません。緑内障での眼圧の状態、糖尿病網膜症での眼底出血の状態などなど、上記の診療バスは大いに役立つはずです。

 経済大国日本でなぜ、すぐにでもこうした設備が整わないのか不思議です。

4月16日(土曜日:曇り後晴れ)


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■4 月 12 日、日本政府が福島原発事故に関する国際評価尺度( INES )を唐突に5から 7 に引き上げたことは、私たち国民が感じている以上に世界の人々に与えた影響は大きかったようです。

 この決定の経緯に関しては、いつものごとく田中 宇さんの分析を読むと一筋縄では行きません。しかしながら、現実的には田中さんが指摘する如く、

 日本政府(原子力安全保安院)自身が、福島事故の重大性を最悪の 7 に位置づけたことは「日本の原発は非常に危険です」と日本政府自身が認めたことになり、日本の原子力産業の自滅を意味している


 ことは、間違いなさそうです。原発が利用できなくなると化石燃料への依存度が上がり、石油や天然ガス資源を買い漁っている BRICS と呼ばれる国々の発言力が増すことになります。田中さんの分析の終りは、以下のとおりです。ぜひ会員になって全文をお読みいただくことをお勧めします。日本をどのような国としていくかは、私たち国民の選択にかかっているわけですから。

 世界は、このまますんなり米英覇権が崩壊して多極化していかず、混乱が続くかもしれない。その場合、日本がしばらく(数年から数十年?)世界から背を向け、世界の中で「いないふり」を続けることは、変な戦争など(日本に多い無自覚的米英傀儡の人々が、米英に引っかけられ中国と戦争させられるとか)に巻き込まれにくくなる分、良いことともいえる。

 日本は、社会の安定と、工芸職人的な器用さでは、世界一級である。しばらく不活性な休眠状態が続くとしても、その後でまた、何らかのダイナミックな状況が国内に出てくる可能性も大きい


4月17日(日曜日:晴れ)


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今日はロータリークラブの地区協議会。沼津駅から歩いて沼津文化センターまで行きました。上記の写真は、あゆみ橋から見た香貫山です。狩野川ともども沼津の顔です。夏にはここで花火大会が開催されます。沼津は本当に素晴らしい自然に恵まれています。

さてさて、「東電の悪夢、問われる原発の合理性 吹き飛んだ 2 兆 7,000 億円弱 産業部編集委員 安西巧」題した日経新聞の記事がありました。原発事故による株価の暴落によって東京電力は、企業価値で2兆6564億円が吹き飛んだことになります。純経済的に見て、原発がソロバンに合うものなのか検証しています。これまで原発は安全性に難点はあるものの、燃料コストが安く、経済合理性に優れているとされてきたわけですが、冷静に状況を勘案すると、そうとばかりは言えない、という指摘です。

 事故さえ起こさなければ、原発にはまだ合理性が……という議論があるかもしれない。しかし、この10年間を見る限り、その合理性は大きく揺らいでいる。原発1基あたりの建設費は4000億〜5000億円で初期投資は火力発電所の1.5倍。これを40年以上長期運転をすればコスト競争力は高いとされてきた。ところが、原発建設には地元対策として巨額の支援事業(例えば、東電が福島県楢葉町・広野町に130億円を投じて建設したスポーツ施設「Jヴィレッジ」)など見えないコストがあるほか、加えて事故・トラブルが余りにも多すぎる。

 東電に限ってみても、2002年に原発点検時のデータ改ざんが発覚、翌03年には同社の原発全17基が停止を余儀なくされ、その過程で当時の南直哉社長はじめ荒木浩会長、那須翔相談役、平岩外四相談役の歴代社長経験者4人がそろって辞任を余儀なくされている。

 さらに07年の中越沖地震では柏崎刈羽原発1〜7号機が全基停止。火災などの被害を受け、08年3月期と09年3月期に合計2500億円の特別損失を計上した。中越沖地震の後遺症は尾を引き、連結純損益も08年3月期は1501億円、09年3月期は845億円のともに赤字。07年3月期に3兆335億円あった株主資本は09年3月期に2兆3786億円と6500億円も目減りした


 というのです。つまりは、思想として原発を認めるかどうか、という問題ではなくて経済的に原発は国営でもしない限り、もう存続させることは無理だ、という内容です。

 日経新聞のこの指摘は、まさに心臓を抉る内容に違いありません。脱原発の流れは、止めようも無いようです。

4月18日(月曜日:晴れ)


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庭の柿の木に新緑が美しい季節になりました。柿の青葉はどの木よりも艶やかに、私には思えます。玄関先の木よりも、東側の日照時間の短い方が、青葉の出現も早く、より艶やかに見えます。

さて先日からBSテレビで、「山田洋次監督が選んだ日本の名作 100 本」が放映されています。第一回は小津安二郎監督の「東京物語」。Wikipedia によれば、映画の原版は劣化が進み

 NHK-BSプレミアムで放送される『山田洋次監督が選んだ日本の名作100本』のために、NHKが松竹に全面協力し、IMAGICAが修復作業を行った。

 修復作業にあたっては本作品で撮影助手をつとめた川又?がアドバイザーとして参加し、今や数少ない製作・公開当時のプリント状態を知る当事者である川又の証言に基づいて、従来のデジタル修復に加えて、画質の明暗の再調整、手作業によるプリントやサウンドトラックのノイズ修正など、より公開当時の状態に近づけることを目指した修復が行われている。


 と、あります。確かに修復前のものと比較すると格段に鮮明さを取り戻しています。

 家族は永遠のテーマです。家族無くしては人は生きられないからです。おそらく何よりも悲しいのは、「天涯孤独」という身の上です。家族があるから人は頑張れるのです。しかし、何事も両刃の剣です。家族で幸せになる人もいれば家族に泣く人も同じぐらいいるのです。

 映画の中には悪人は一人も登場しません。ごく普通の市井の人々が登場するだけです。だからこそ登場人物の悲しみが観るものの心を捉えるのです。誰もが経験しなければならない悲しみなのです。

 そんなことを、しみじみと感じさせてくれる名作です。

 尾道市在住の 72 歳の老人役である笠智衆さんは、画面では老けて見えますが、撮影時は実は 48 歳だったそうです。

4月19日(火曜日:曇り)


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入学式もほぼ終わり新学期が始まりました。私にとっても学校検診の季節です。20 年前には生徒数が今の倍はいましたから検診をする方も、される方も大変でした。本当に子どもの数が減りました。

 毎朝ウォーキングに出かける桃沢神社では舞い落ちた枯葉と満開の桜が奇妙なコントラストを見せていました。行く人来る人。自然の永遠の営みです。

山川に 霊宿りおり 新芽吹く



 大震災で被災した東北地方の山川にも、天に召された数多くの霊が宿っているのでしょう。そして新たな命が芽吹いているのです。

4月20日(水曜日:晴れ)


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■毎晩寝る前に床の中で30分ほど読書をします。今読んでいるのは、「ロビンソンクルーソー」。昔子どもの頃絵本で一度読み、数年前にも読んでいたのですが、なぜかまた読み直してみたくなりました。

 森本哲郎さんの、「生き方の研究」という本の中でクルーソーの生き方が取り上げられていたのを読み、再読したくなったのです。

 絶海の孤島で一人きりになったクルーソーが、どう人生を再構築していったか。それは決して彼だけの特別な人生とは思えないのです。人は結局は孤独に耐えなければなりません。孤独の中で自分をどう鍛えていくか。どう人生を組み立てていくのか。それは永遠の課題です。

4月21日(木曜日:晴れ)


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またしてもソフトバンクの孫正義さんが、やりました。

★ ソフトバンク孫社長 「自然エネルギー財団」設立へ 科学者 100 人集めて政府に提言

 と発表したのです。内容の一部は以下のとおりです。

 孫社長は福島第 1 原発の事故を受け、自然エネルギーへの転換を主張。東日本大震災の被災地域を中心に「東日本ソーラーベルト」を作る構想などを提案したほか、普及促進策として自然エネルギーで発電された電力の全量買い取り制度の導入も求めた。

 孫社長は「太陽電池の輸出国として世界最大のソーラーベルトを作ろう。もう一度日は昇る。希望あふれるビジョンを作ろう」と語った。


本当に素晴らしいの一言です。もちろん現実的にどれだけの実現可能性があるのかどうか、などなど問題は山積でしょうが、日本はただただ経済的に復興するだけでは、もう足りないのです。

 世界中どのにもない国。世界中で一番環境に優しく、そして道徳と公共心に溢れた国民が住む国にしなければなりません。放射能に汚染された日本のイメージを書き換えるには、そのぐらいの心意気が無ければ日本は再生しないでしょう。

 政治家に、どれだけの決断力があるのか。少なくとも今の内閣では、間違いなく無理です。私を捨てた人間だけにしか、これだけの夢は実現できません。我が身の保身ばかりを考えているような指導者の元では、100 % 不可能なのです。民主党の議員のみなさん、いまが民主党再生の、そして日本再生最後の機会です。

4月22日(金曜日:曇り)


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■田原総一朗さんが、以下の記事を投稿されています。

 私に言わせれば、何をいまさら、という気がします。昨年9月14日に行われた民主党代表選挙での小沢一郎さんと菅直人首相との演説を一度でも聞いた方は、あの時点で気付かれたに違いありません。一国の総理に向かって、こんなことを書くのは気が引けるのですが、菅直人首相のテレビでの応対ぶりには、人間としての何か卑しさのようなものが感じられたのです。

 話している時の目の虚ろさ、落ち着きの無さ、などなど、政治家として器が小さいとか、力量不足だ、というレベルの話ではなくて、人間として、とても不快な印象を与える卑しさを感じたのです。

 田原総一朗さんが書かれている内容を見ると、確かにその通りだろうなぁ、と率直に相槌を打ちたくなります。こんな政治家を代表に選んだ民主党の議員の皆さんの人間を見る目の濁りに、本当に驚かざるを得ません。

 自民党の歴代の総理の皆さんを含めて、今までの総理大臣の中で、こんな印象を受けた政治家は一人もいませんでした。せっかくの政権交代が、これで全て水の泡です。国民は、政権交代に失望し政治に失望するに違いありません。実に不幸なことです。

 菅直人という政治家を代表に選んだ民主党の議員の皆さんの歴史的な罪は、実に重いと言わざるを得ません。

4月23日(土曜日:雨)


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朝から激しい雨です。いまや週休二日が当たり前ですから、ゴルフ場をはじめ行楽地に取って、この天候は痛手に違いありません。大震災で自粛が続き、ただでさえ閑古鳥が鳴いている観光地に取っては、泣きっ面に蜂です。

 もともと土曜日が一番忙しい自分に取っては、皆さんが大手を振って休まれるのを横目で見るしかなかったのですが、こう自粛が続いては、どんどん皆さんに出かけてもらいたい、と思うようになりました。

さてさて、復興財源を捻出するために子ども手当てがやり玉に上がっています。自民党の幹事長さんは、民主党のばら撒きの象徴である子ども手当てをまず廃止することから、などと発言されていますが、「いまさらばら撒きとは、よく言うよ」と思わざるを得ません。

 子ども手当てに、私は賛成です。なぜなら子ども手当ては、途中でピンハネされること無く、手当てが必要な若い親の皆さんに直接届くからです。子育ては社会全体が応援すべきです。お金でなく保育所などの充実に予算を、という声ももちろん正論です。しかし、それとこれとは話が別だと思います。

 これまでの霞ヶ関が作る予算は、かならずと言っていいほど、途中で何らかの関連団体を通して執行される事でピンハネされます。天下り先です。ですから霞ヶ関の役人のみなさんは、直接国民の手に届く予算を大変嫌がるのです。もちろん一部の政治家の皆さんも、同じ理屈から同じ気持ちでしょう。

 ですから、ある意味では子ども手当てに対する意見を聞けば、その政治家がどんな風に政治活動をしてきたかが、推測できると言っても言い過ぎではなさそうです。これは私ばかりの意見ではもちろんありません。識者の中にも、同様の指摘がされています。少数派のようですが。

 大震災を良い機会に、国の形を変えなければいけません。政権交代が絶好のチャンスだったのですが、菅政権で元の木阿弥になりました。返す返すも残念です。

4月24日(日曜日:晴れ)


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昨日の激しい雨が嘘のような晴天でした。

さてさて、4 月 13 日に国内初の 15 歳未満の子どもの脳死後の臓器提供が実施されました。家族はどうかかわったのか。関東甲信越地方の自治体の移植コーディネーターが朝日新聞の取材に応じ、家族全員で提供を決めた経緯などを初めて明らかにしました。以下に記事が掲載されています。

 この「瞳はチャームポイント」という母親のお気持ちは、眼科医の私には大変重いものがあります。アイバンクの摘出当番で眼球をいただく時は、摘出後に義眼を挿入し、術後は一見何事もなかったのごとくに縫合して終わります。しかし、瞳までは再生できません。

 なるほど、「瞳はチャームポイント」までは思いが巡りませんでした。

4月25日(月曜日:晴れ)


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さてさて、「地中熱」なる言葉を始めて知りました。原発事故は、実に不幸な人災でしたが、いまさら嘆いていても始まりません。これを何かの機会として捉え、環境に優しい日本を作り上げていかなければなりません。一部を引用すると、

「地中熱」を使えば、冷暖房の消費電力量を大幅に減らせる。これまで掘削やヒートポンプなど初期コストが普及のネックだったが、政府の方針で助成制度が急速に整ってきた。空港やスカイツリーなど大規模施設での導入も相次ぎ、国内に「地中熱利用」が広がりつつある。

地下の温度は年中安定していて、例えば東京なら常に約17℃だ。夏は涼しく冬は暖かい。地中熱利用のエアコンは、空気熱源のエアコンの約半分しか電力を消費しない。暖房以上に冷房での節電効果が大きく、排熱を外気に捨てないためヒートアイランド現象の緩和にも貢献する


 唯一の原爆被爆国である日本が原爆を持たないことで国際社会での地位を築いてきたごとく、原発に頼らない近代社会を作り上げるのが、これからの日本に課せられた責務でしょう。自然の力を徹底的に有効活用することです。活用されていない自然の力が、まだまだ残っているのです。

 明日から原発を全機停止する、というのはいささか無理がありますが、とにもかくにも期限を区切って、一日も早く代替エネルギーを最大限に活用する道を切り拓かねばなりません。東南海地震は、待ってはくれません。

4月26日(火曜日:晴れ)


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今夜は大学の先輩 U 先生のお通夜がありました。先生とはテニスを通じての交友。大先輩ですから私が沼津に開業してからテニスを通じて知り合いました。

 最近は体調を崩されて、しばらくはテニスもご一緒することができませんでした。心よりご冥福をお祈りします。

 20 年など、あっという間でした。その間に何をしていたんだ、と問われると、忸怩たるものがありますが、その間に子ども達は成長し、一人前に社会人として巣立っていきました。それだけで私は充分です。平均寿命からいけば、まだまだ時間があります。自分の中に眠っている何かを探しながらの旅となりそうです。

4月27日(水曜日:晴れ夕方から雨)


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■さてさて原因不明の食中毒が多発しています。「原因不明の食中毒、ヒラメと馬刺し原因か 寄生虫特定」と題した記事には驚かされます。いつの時代にも生でものを食べることは、大きな危険と隣り合わせだ、ということです。

 原因不明の食中毒が全国的に増えており、25日に開かれた厚生労働省の審議会で、ヒラメや馬肉についている寄生虫が原因の可能性が高いことが報告された。どちらも吐き気や下痢を引き起こすが、数日で症状は治まるという。

 ヒラメによる食中毒の原因と疑われるのは、クドアと呼ばれる寄生虫の一種「セプテンプンクタータ」。クドアの存在は知られていたが、食中毒を起こす種類が確認されたのは初めて。馬刺しについては、馬や犬に宿る寄生虫の可能性があるという。

 厚労省によると、クドアはマイナス15〜20度で4時間以上、馬刺しの寄生虫はマイナス20度で48時間以上、それぞれ冷凍すれば死滅するという。

 原因不明の食中毒は2009年6月から今年3月までに198件が報告され、このうちヒラメが135件、馬刺しが33件含まれていた


 アニサキスに二度も泣かされた自分としては、他人事ではありません。冷凍するか火を通すか、考えどころです。

ところで、今夜のテレビ報道では、小沢元民主党代表の秘書に建設会社の社長が一億円の裏金を渡したと法廷で証言した、という内容が報道されていました。

 厚生労働省の村木局長さん事件が発覚する前なら、小沢さんはとんでもない奴だ、と思ったに違いありません。しかし今は違います。菅総理下ろしが民主党のみならず、田原総一朗さんですら菅総理退陣を迫る中での、この報道です。胡散臭い、とはこういうことを言うのでしょう。検察に対する信頼が地に落ちるということは、実に恐ろしいことです。何が正義で何が悪なのか、さっぱり分からなくなりました。自分の頭で考えるしかありません。

4月28日(木曜日:雨のち晴れ)


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強い風が吹き抜ける一日でした。強い風というと、映画「用心棒」を思い出します。黒澤作品は力強い自然が巧みに取り込まれています。「羅生門」の激しい雨。白黒作品ですから、ただ普通に消防車から放水していても凄みが出ないと言って、監督は墨汁を混ぜた雨を降らせたそうです。

さてさて、「50年の歴史を持つタイプライターメーカー、製造終了へ」という記事を見つけました。

 インドのムンバイにあるGodrej and Boyce社のタイプライター工場が閉鎖されたそうだ(Daily Mail、本家/.、ロケットニュース24)。ただし、記事では「タイプライターを製造していた最後の工場であったという」とあるが、実際にはyasuoka氏が述べているとおり、中島オールやブラザー工業、Royal Consumer Information Productsなどがまだタイプライター(含む機械式)を生産している模様。

 Godrej and Boyce社は60年近くに渡りタイプライターを製造してきた。欧米では何年も前に使われなくなっていたタイプライターだが、インドでは割と最近まで使われていたとのこと。さすがにこの10年はコンピュータによって取って代わられていたが、それでも他のタイプライター工場がどんどん閉鎖されるなか、同社は2009年までは年間1万〜1万2千台ほどを製造していたという。

 なお、Godrej and Boyce社の持つ在庫数は残り200台程だそうだ


 タイプライターというと、私は大学院時代の指導教官だったウイルス学教室の O 先生を思い出します。あの当時、O 先生は IBM の電動タイプライターで論文を書かれていました。タイプミスをしては、打ち直している場面を、何度も見ました。

 あんなに何度も打ち直すのは勘弁してもらいたい、と思っていた矢先に医局に NEC PC 98 機が入りました。ワープロが使えるようになったのです。それ以来、論文を書くのが本当に楽になりました。

4月29日(金曜日:晴れ)辻堂へ両親の携帯電話交換に


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今日は辻堂の両親のところに行きました。両親の携帯電話を交換してあげるためです。無駄な機能を省いた使いやすい機種に変更するためです。辻堂駅で待ち合わせて携帯ショップ向かいました。

 両親が辻堂に暮らし始めて、もう15年近くなるのでしょうか。駅前の工場が移転し、今秋には巨大なショッピングモールが完成するようです。行く度に、その変貌ぶりに驚かされます。

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 父や今年 88 歳の米寿。母は 85 歳になります。元気で暮らしてくれているのが、何より助かります。それでも元気で散歩が好きだった父の脚の衰えには、とても悲しい気持ちになりました。

 先月からは、父もショートステイに始めて出かけ、気分転換を図っています。二人共頭がしっかりしていくれているのが、本当に有難い限りです。私などより、よほど物覚えが良いぐらいです。

 背景は建設中のショッピングモール。巨大な建物になりそうです。茅ヶ崎と藤沢に挟まれて、マイナーな存在だった辻堂も変貌しようとしています。

 今日は両親の携帯電話を新しいものと交換しました。年寄りには、いま使用している携帯は使いにくいようです。単純で扱い易いものに代えました。


4月30日(土曜日:晴れ)


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金曜日がお休みの土曜日は外来が混雑して大変です。休日も良し悪しです。東日本大震災の影響で、人出が絶えるのでは、と心配されていましたが、どうやら回復基調にあるようです。

さてさて、震災での日本人の行動が世界から賞賛を浴びています。なぜだろう、と問われて、それはただ日本人だからとしか言いようがない、という意見がありましたが、それだけでは私は納得しかねます。

 NHKで放映されたハーバード大学サンデル教授の討論番組は、興味深いものがありました。残念ながら全部を見ることが出来ませんでしたが、アメリカ、中国の名門大学の学生が討論に参加していました。両国の学生が日本人の行動を讃えていましたが、両国と日本には歴史的に見て、決定的に異なる部分があります。それは歴史の長さです。

 クリントン大統領が中国を訪問し、自国の歴史の長さは貴国の一王朝文にも及ばない、と発言したように記憶しています。中国五千年の歴史とは、よく言われることですが、中国では王朝ごとに全く別の国に生まれ変わっている、と考えた方が良いのではないでしょうか。例えば清は満州人の国であって漢民族の国ではありません。

 しかし日本は何千年もの間、時の政治権力者は変わっても天皇陛下が扇の要にいることで日本という国の形は、事実上一度も変わっていません。これが国の安定を生み、何があろうと日本は変わらない、自分の国は永遠に続くのだ、という確信を日本人は持っています。

 どんな災害がやってきても、日本は日本であり続けるし、必ずや立ち直るのです。だから、略奪や暴動に及ぶことは無いのです。この点に触れられていなかったのが、私には少し不思議な気がしたのですが。