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2013年08月30日(金曜日:晴れ)


ディープインパクトとの出会い




■さて小樽を後に向かったのは、北海道苫小牧市にあるシャダン・スタリオンステーション。と言っても、そう聞いただけで何を見る場所か分かる人は、相当の競馬通です。

 そう、あのディープインパクトが余生を送っているのです。SUNの愛するディープインパクトが午後の13時から五分間だけ目の前を歩いてくれるのです。ただし、天候が悪かったり馬の体調が優れない時は、この限りではありません。

 馬券を買うようなものです。

(●^o^●)

 強運の持ち主 SUN の力を持ってすれば、気まぐれな天候も味方をしてくれるのです。午前中に予定されていたディーププリランテとの対面は、雨のために中止になっていました。

 12時頃到着したのですが、その時は青空も見えていたのですが、13時が近づくにつれて黒い雲が空を流れるようになって来ました。雨が降り出せばディープとの対面は中止になってしまいます。ギリギリ間に合ってくれることを祈りながら、ひたすらソフトクリームを頬張るばかりでした。

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 ここへ来るまでも、なかなか大変でした。道が分からず何度も道を行ったり来たり。レンターカーのカーナビは、時代遅れの品物でした。

 到着して、ほっと一息。後ろに見えるお土産物屋さんでソフトクリームを買って、ひたすら時が来るのを待ちました。


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 清冽な水と緑の大地の中でディープインパクトは余生を送っているのです。


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 今日見学に来ていたのは、ざっと数えて30名強でした。物好きはいるものです。

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 左手奥の森の中からディープインパクトは、登場する予定です。今か今かと待ち望む人々。


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 ご対面が叶いました。大人しく何度も目の前を往復してくれました。往時の精悍な走りを知らない私にとっては、ただの馬にしか見えませんでした。

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 SUN によれば、この顔がたまらなくセクシーなのだそうです。ヨン様も負けるそうですが、私にはただの馬面(うまづら)にしか見えません。

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支笏湖への旅


■さて念願のディープインパクトとの出会いを果たした後は、支笏湖の宿へ向かいました。支笏湖は、Wikipedia によれば、

 4万年ほど前に形成された支笏カルデラに水が溜まったカルデラ湖である。形成当初は円形をしていたが、その後、カルデラの縁に恵庭岳・風不死岳が噴出したことにより、現在のようなくびれた形となった[1]。南に位置する樽前山は、同湖に付随する活火山である。

 千歳市の公式ホームページによると、湖の名前の由来はアイヌ語の「シ・コッ(大きな窪地)」から。しかしこの場合の「窪地」とは現在の支笏湖や支笏カルデラではなく、湖を水源とする千歳川の開削した深い谷のことであり、同時に千歳川の旧名であった。なお、松前藩は現在の苫小牧市の周辺までを「志古津(当時の漢字表記)」と呼んでいた。 アイヌ民族は支笏湖を「シコツ川(千歳川)の水源の湖」の意で「シコツ・トー」と呼び、改まった場合には「シコテムコ・エアン・パラト」(シコツ川の・水源・そこに・ある・広い湖)と称えていた[2]。

 しばしば、支笏湖の由来は「死骨湖」であるとされる都市伝説(水深が深く、古代の火山の噴火により出来たカルデラ湖で、水底に枯木などがあるため一度沈んだら浮かんでこないから、とするのが通説)があるが、これは上記の通り誤りであり、アイヌ語が語源である。ただし、支笏湖を含む千歳市は、アイヌ語で「シ・コッ」であることが日本語で「死骨」に通じることから縁起が悪いとし、1805年に現在の地名に改名されていることから、前述の都市伝説に関連が無いとも言い切れない側面がある。

 面積は琵琶湖の1/9に過ぎないが最大水深は3倍以上あり、貯水量は20.90km3と日本で琵琶湖に次いで二番目に多く、3/4に達する[3]。温かい水が深部に残存し水面を暖めるため、湖面の水温が下がりにくいので基本的に結氷しにくいが、低温の日が続いた場合には結氷することがある(最近の全面結氷は2001年、その前が1978年)。
透明度が高く、摩周湖、バイカル湖に匹敵する透明度を有する。近年の水質調査においては、全国No.1に認定されている。支笏湖の北西には、北海道三大秘湖の一つであるオコタンペ湖がある。


 支笏湖というと、渡辺淳一著『無影燈』が思い出されます。「支笏湖で死亡した人の遺体は湖底に沈んでいる樹木にひっかかって決して浮かび上がってこないことを聞く」という場面があります。私達の世代は、田宮二郎と山本陽子のコンビの無影燈が強く印象に残っています。でも正直言えば私はあまり支笏湖の記憶がありません。二人のコンビは、あの当時ゴールデンコンビでした。

 SUNによれば、支笏湖が強く印象に残っているようで、私とは見る視点が違っていたのでしょう。

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 ということで、念願の支笏湖にやって来ました。宿は支笏湖第一寶亭留 翠山亭。何と読むのか分からずに就業員の方に尋ねたところ親切に教えてくれました。「しこつこ だいいちほてる すいざんてい」でした。

 10年ほど前に改造したそうですが、木造を生かした、とても落ち着きのある宿です。お風呂は露天風呂が最高でした。古代檜(ひのき)で作られた浴槽は、入っていると自然に心も体もリラックスしてきます。

 お料理も新鮮な魚、エビなどなど。地元の食材が満載でした。もう一度、ゆっくり訪れたい、という気持ちになりました。

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雨も上がって湖面と青空、そして雲が織り成す景色は最高でした。


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山線鉄橋にて。この下を流れているのが千歳川です。


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 支笏湖に源を発する千歳川は、やがて石狩川と合流して石狩湾に注ぎます。


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さて、お楽しみの夕食です。まずは乾杯。無事に辿り着きました。


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 支笏湖に生息する「ヒメマス(姫鱒)」は地元では「チップ」の愛称で親しまれているようです。漁の期間も、そろそろ終わりだそうで、食べられてラッキーでした。



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