2014年月 09 月 03 日 (火曜日:晴れ)帰国の日


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■予定されていた JAL 便が急遽決行となってしまい、代替便として同じグループに属する DELTA 便を日本航空が手配をしてくれました。とにかく急がないと便に間に合わないので支度をして玄関前で待っていてほしい、ということでした。

 大急ぎで荷造りを終え、チェックアウトも無事に済んでタクシーが来るのを待ちました。写真に出てくるリムジンに乗って空港へ向かったわけではありません。

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 玄関前で待ちました。時間通りタクシーがやって来てくれて空港に到着。DELTA のビジネスクラス専用待合室へ向かいました。

 往路は JAL のビジネスクラス。復路は DELTA のビジネスクラスと別の会社の便に乗れたのもラッキーといえばラッキーでした。結局は思ったよりも早めに日本に帰ることが出来ました。
 
 DELTA 便の方が快適でした。座席もゆったり設備も豪華。画面にあるように、ゆったりと映画を見ながら帰ることが出来ました。私が観た三本の映画は、

「 All is lost 」

「Spiderman 」

「 42 」

 でした。


 どれも初めて観る映画でした。「All is lost 」はWikipediaによれば、

『オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜』(All Is Lost)は、J・C・チャンダー監督・脚本による2013年のアメリカ合衆国のサバイバル映画(英語版)である。

 キャストは海難者である「我らの男」を演じるロバート・レッドフォードのみであり、会話箇所もほとんど存在しない。2011年の『マージン・コール』に続いてチャンダーの長編映画2作目である。

 第66回カンヌ国際映画祭のコンペティション外でプレミア上映された。


 と、あります。一人で戦い続ける様子は、ヘミングウェイの 「 The oldman and the sea 」を思い出させます。あの映画で主人公を演じたのは、スペンサー・トレイシーでした。ヘミングウェイの原作は、日本語版で何度も読みましたが、英語版も何度もチャレンジしました。英語の文章を全部暗記しようと悪戦苦闘記したのですが、平家物語と同じで最初の部分しか記憶に残っていません。

(●^o^●)

 Spiderman は、娯楽作品として、よく出来ています。続編が作られ続けているのも頷けます。

 42、だけでは何のことか分かりませんが、大リーグ最初の黒人選手として大活躍したジャッキー・ロビンソンの物語です。彼の背番号 42 は、どの球団においても永久欠番になっている、という凄い選手でした。ちょうどイチロー選手のように三拍子揃った名選手だったようです。ヘイトスピーチのような悪質なヤジにも必死に耐えて、大活躍した彼の物語は心を打つものです。

 ロッカールームで、それまで白人選手が使い終わるまでじっと待っているしかなかった彼に、同僚の白人選手が一緒にシャワーを浴びよう、と促す場面は感動的です。当たり前と私達が、いま思っていることも、実は多くの人々の犠牲の上に実現したことを忘れないためにも、子ども達にぜひとも観てほしい映画だと思いました。

 三本の映画を立て続けに観ることなど、飛行機の中でしかできないでしょうから、これはラッキーと思わなければいけません。


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 ようやく日本に戻ってきました。羽田空港では、日本航空の担当者が待っていてくださり、便を変更したお詫びとJAL便を利用してくれたお礼を私たちに伝えていました。

 JALは変わりました。稲盛さんが破綻した日本航空に乗り込み、アメーバー経営と呼ばれる独自の経営法で、お役所仕事だった会社を見事に蘇らせました。いま中国では、稲盛和夫さんは経営の神様として尊敬を集めています。アリババの創業者ジャック・マー(马云)氏も稲盛和夫さんを尊敬してやまない経営者の一人です。

 子どもじみた民主党憎しの安倍政権下で、現在は逆風の戦いを強いられていますが、利用者はちゃんと見ています。今の姿勢で経営され続けるならば、会社は成長を続けるに違いありません。

 さて新宿に行き居酒屋でご苦労さん会を開きました。Takuは電車で、そしてSunと私は高速バスで家路につきました。

 本当に楽しい旅でした。次回は、いつになるのか。その時が楽しみです。