2016万里の長城

2016年05月01日(日曜日:晴れ)- 04日(水曜日)北京 万里の長城の旅


5月3日 万里の長城


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 昨日の雨がウソのような晴天になりました。午前中に万里の長城へ行きましょうというチョウさんの提案で、朝の9時にスタ=として万里の長城に向かいました。

 全長 6,000 Km というのですから、一体どこから登れば良いのか素人には分かりようがありません。チョウさんお勧めの、「八達峰」へ行くことになりました。

 北京の北に位置するホテルから車で一時間ほどです。昨日までの休日も現地では終わって、平日になったようです。道路の混雑は、ほとんどありませんでした。予定通りに到着することができました。

 雨が降った昨日の 1/4 という来場者数のようですが、それでも十分混雑していました。バスが何台も駐車場に止めてありました。観光バスの出発地は決まっているようで、どれも同じ地名が記載されていました。


 と、ありました。鼓楼の急な69段の階段には脚が悲鳴を上げました。













■万里の長城に登ってみて感じた第一点は、何と急な傾斜なんだろう、ということでした。もちろん場所によって異なるとは思うのですが、これだけ傾斜がきついと、高齢者には往復は難しいだろう、という点です。

 上りは良いものの、下りはまるで崖を降りるような感じ。とても怖い思いをしました。手すりに捕まっていないと、とても降りることができそうもない、というのが正直な感想でした。


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 ネットによれば、

 ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されており、新・世界七不思議にも選ばれている。

 2009年4月18日の中華人民共和国国家文物局の発表により東端の遼寧省虎山から西端の甘粛省嘉峪関まで総延長は8,851.8kmとされていたが、2012年6月5日に総延長は従来の2倍以上の21,196.18kmと発表された。ただし現存する人工壁の延長は6,259.6kmであり、また、全長にわたって同じ規格で作られているわけではなく、場所によって高さや幅や材料などが異なっている。

 英語をはじめとする漢字文化圏以外の言語では、「(中国の)大きな壁」を意味する訳が充てられている。モンゴル語や満州語では「白い壁」と呼ばれる。

 と、あります。とにかくほんの一端を垣間見ただけなのですが、果てしない、というのは、万里の長城のためにあるような言葉です。


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 昨日の雨が嘘のように爽やかに晴れ上がりました。風が強いものの、寒さに震えるということもなく、半袖で調度良い、という気候でした。

 Sunも大喜びです。


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 Sunの生きている間に一度は行ってみたい、という希望を叶えるために訪れました。青空と万里の長城は、よく似合います。




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 八達峰の石碑にて。ここを訪れた毛沢東が揮毫したものだそうです。

 チョウさんは、毛沢東の書は本当に素晴らしい、と何度も賛嘆の言葉を語っていました。中国では政治家は詩人であると同時に書家でもある必要があるようです。


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 大勢の観光客で、ごった返していました。それでも昨日までの人出に比較すると、1/4 だそうですから、本当に混んだ時には大変な事になりそうです。


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 写真のはるか先に見える見晴台の一歩手前まで登りました。

 体力的にも限界でしたし、戻らなければいけない時間の問題もありました。十分堪能することができました。

 日本人に出会うことは、殆どありませんでした。