■20230906(水曜日:曇)

熱海市初島の夕暮れです。

■今朝は5時半に目覚ましを合わせて起き出し、家の周囲を少し散歩しました。知らない間に、街の様子が変わってしまっていることを、友人との会話で教えてもらいました。

親友の土地に営業していたファストフード店が、知らない間に道路を挟んだ向かい側にも、新規開業するという案内が出ています。いったいどうしたのだろうと思っていると、友人の店の建物にほころびが目立ち始め、契約切れを迎えたようです。

我が家が面する通りにも、以前は様々な店が並んでいました。自転車屋さん、オモチャ屋さん、などなど。子ども達が、ひっきりなしにオモチャ屋さんに出入りしていたものです。

いま一番多いのは、介護関係の店。時代の変遷を目の当たりにするとは、このことです。30年続いているのは、2軒だけでしょうか。

たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、卑しき、人の住まひは、世々を経て尽きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。

方丈記に描かれたとおりです。何百年も前から繰り返してきた、人間の営みです。