■20240702(火曜日:雨)

北海道JR富良野線・美瑛駅です。

■昨日は九州地方で大雨のため被害が出たようです。こちらも一日スッキリしない、鬱陶しい天候でした。こうした梅雨の時期、湿度が高く蒸し暑いのは、稲作には最適なのでしょうが、決して過ごしやすいとは言えません。

常夏のハワイ、と昔よく宣伝文句にありましたが、湿度が高くないので過ごし易さでは太刀打ちできません。

ハワイは常に雨が少なく気温は24~30℃で安定しており、1年中ベストシーズンといえます。

常に東から西へ貿易風(偏東風)が吹いているため、気温が上がりすぎず快適です。

なるほど、だから過ごしやすいのですね。昔、昔クイズ番組の宣伝文句が、「クイズに正解して夢のハワイに行こう」でした。30年の不況の上に円安になって、日本人にはまたしても、夢のハワイに逆戻りです。

今や日本は、車の輸出と観光客の落とすお金が、主な収入源となりつつあります。しかし、車の輸出も減少に向かいつつあります。今や世界最大の車の輸出国は、中国になりました。

2023年の自動車輸出台数ランキングは、中国が初めて日本を抜いて世界首位となりました。

日本自動車工業会(自工会)によると、日本の輸出台数は前年比16%増の442万2682台でしたが、中国の輸出台数は57・9%増の491万台と過去最高を更新し、首位となりました。

日本の首位陥落は、ドイツがトップになった2016年以来7年ぶりです。

新エネルギー車と分類される、BEV、PHEVでは中国は他の追従を許しません。今や中国での新車販売数の約47%が、新エネルギー車であり、そのうち6割がBEV、4割がPHEVのようです。世界最初の量産型PHEVは中国のBYDが開発した、と知って大変驚きました。当然、日本メーカーが発売していたと勘違いしていました。

日本ではEVは、まだまだ受け入れられないでしょうが、PHEVなら充分売れる可能性があると思います。満タン、満充電で2,000キロを走るというのですから、電欠の心配もありません。

日本の車が世界一だと思っていた私達には、耳障りな情報ですが、それが現実なのです。中国は金融大国ではなくて、もの作りの国なのです。