■20240723(火曜日:晴れ)大暑

台湾高雄市の夜の様子です。バイクが幅を利かせています。
ホンダ、ヤマハは、あまり見ませんでした。

■日本中が暑さにうだっています。40度近くまで気温が上がり、熱中症警報が、当然のごとく毎朝発令されます。内陸部では、大気が不安定となり、ヒョウが降ったところもありました。

さすがに日中出歩くのは危険ですので、屋内で大人しく過ごすしかありません。

アメリカではバイデン大統領が選挙戦から撤退。様相がガラリと変わりそうです。トランプ嫌いのマスコミは、苦々しそうですが、アメリカ有権者の一部の人々が信じているように、神に選ばれたトランプ氏の勢いは、止まりそうもありません。

■さて、屋内でおとなしくしている際には、読書が最適です。「嫌われる勇気」は、10年近く前の本ですが、何度読んでも新たな発見があります。読みながら気付くのは、身の回りにいる人々の言動を、この本の内容に従って自分なりに解釈すると、とても辻褄が合うことに気付くのです。

とても奇妙な行動を取っていると感じてきた人たちの心理が、原因論でなく目的論に従って考えると、少し読み解ける気がするのです。そんな文句や悪口ばかり言っていないで、異なる行動を取れば良いのに、と思うのですが、実はそうした行動こそが、その人達にとっては、「善」なのです。

変わらないでおこうと常に決断している人にとっては、今のままを続けるためには、悪口の対象が必要なのです。そいつがいるから自分は変われないのだ、と。

そういった意味では、心理学とは恐ろしいし残酷です。容赦がありません。振り返って、多分自分も同じように考え、行動しているに違いないのだと思うと、ゾットするのです。