■20240726(金曜日:曇)

高雄市観光夜店通りで見かけた案内です。雷門の提灯です。

■東北地方の日本海側で大雨が続いています。山形県最上川の氾濫も起きています。

【山形大雨】新庄市でパトカーが流される 
20代警察官2人安否不明 自ら通報もその後連絡取れず

警察によりますと、25日夜、一般人からの救助要請を受け現場に向かっていたパトカーが新庄市本合海の福田山橋付近で流されたということです。 

2人の警察官が、無事に発見されることを祈るばかりです。

■ところで最上川といえば、芭蕉の句が思い出されます。

「五月雨を集めて早し最上川」(『おくのほそ道』より)

大石田の高野一栄方に滞在中、四吟歌仙の発句として作ったものの改作です。初案は「集めて涼し」で、涼しい風を運んでくる最上川の豊かさやさしさを表現しました。

しかし、本合海から急流の最上川下りを体験し、「涼し」を「早し」に改め、最上川の豪壮さ、激しさを表記したのです。

句意は「降り続く五月雨(梅雨の雨)を一つに集めたように、何とまあ最上川の流れの早くすさまじいことよ。」
 

まさに今の状況を詠んだものかもしれません。犠牲者が出ないことを祈るしかありません。

それにしても、線状降水帯の発生による豪雨が、あまりにも頻発しています。雨が降ると災害が発生するという、そんな事が当たり前に感じるほどです。自然の猛威を実感するばかりです。