■20241025(金曜日:曇)
■昨日はフィットネスクラブで、久しぶりに走りました。50分走って、6.26 km を追加して、今月は4回のランで、21. 47 km を積み重ねました。たった4回しか今月は走っていません。
昨日は、まず30分走ってから、一旦トイレ休憩を挟んで、走り続けましたが、ペースも遅いし、楽な時間帯はありませんでした。これでは、フルどころか、ハーフマラソンでもきつそうに感じました。大丈夫かな、というのが正直な実感です。
まぁ、文句を言っても仕方ないので、体調を見ながら継続するしかないようです。
ただし、走ったおかげかどうかは分からないのですが、目覚めた回数が3回と多かったものの、その他の指数は普通の範囲で、昨夜の睡眠の質の総合得点は87点(98%のユーザーより上)と、むしろ普段より良好でした。
それでは毎回走れば、良い睡眠が得られるかというと、そうは問屋が卸してくれません。
■さて昨夜はNHKで、「代謝トリセツ」という番組を見ました。若い頃に比較して代謝が低下するので、その結果余分な摂取カロリーが、中年ぶとりの原因だという俗説を検証していました。
検証の結果は、基礎代謝は20代から60代まで、ほとんど変化しない、というものでした。したがって、「代謝が下がって太りやすくなった、疲れやすくなった」というのは、誤解だというのです。
筋肉を1キロ増やしても、増加する代謝量は、たったの13キロカロリー。したがって、基礎代謝量だけを上げようという試みは、あまり意味がない、というのです。
したがって、中年太りの原因は消費量の減少ではなく、カロリーの取りすぎだ、となります。アフリカの狩猟採集民族と現代アメリカ人の比較研究によれば、日々活動量が14倍も違う両者の総消費カロリーに、違いは無かったというのです。
基礎代謝を上げてしまうと、飢餓に耐えられなくなることを避けるための進化だ、というのです。結局のところ、太りたくなければ摂取するエネルギーを減らしなさいというのが、番組の骨格でした。
エネルギー密度という概念は、新たな視点でした。ただし、昨日の番組では、総カロリーに焦点を当てていたためか、食後高血糖のもたらす影響を無視していたのが気になりました。総カロリーだけでは、問題は解決しないことは、今の栄養学の認めるところだと思うのですが。