■20241030(水曜日:雨のち晴れ)Sun誕生日
■昨日から雨です。一時はかなり強く降りましたが、富士山の初冠雪は発表されたのでしょうか。雪を頂かない富士山は、どこか締まりません。安定感が全然違います。
今季はまだ富士山で初冠雪が観測されていません。
富士山の昨年の初冠雪は10月5日、初冠雪の平年日は10月2日、これまでの統計で最も遅かったのは2016年の10月26日だったため、今年はこの最も遅い記録を更新することが確定しました。
今朝のネット検索では、まだ観測されていないようです。来月に入るかもしれません。
■さて、いつもの知恵袋「田中宇の国際ニュース解説」です。普段から田中さんの記事を読んでいないと、いったいどんな意味があるのか、多くの人にはピンとこないはずです。日本のマスコミは、決して報じないからです。
★BRICSが多極型世界の準備完了
田中宇の国際ニュース解説 無料版 2024年10月29日
いつも疑問に思うのは、なぜアメリカは、あれほど大判振る舞いができるのか、ということです。製造業が世界を制していた頃なら当然ですが、アメリカの製造業は、もうかつての輝きを失っています。
いや、アイフォンは世界を制覇している、と思いがちですが、アメリカは設計図を書いているだけで、製造しているのは中国です。いわゆるサプライチェーンが、もう中国でしか用意できないのです。
EV、電気自動車もしかり。部品供給体制が世界一整っているのが中国です。田中宇さんも、中国は製造大国だ、と指摘されています。
それなのに、アメリカは無尽蔵にドル札を消費できそうです。つまり何でもできてしまう。ネットによれば、「米ブラウン大の研究チームは2021年9月1日、米国の「9・11」後の20年間で、一連の対テロ戦争の費用が8兆ドル(約880兆円)にのぼるとする報告をまとめた」と、あります。
戦争は破壊するだけで、何も生み出していないわけですから、これだけの額を費やしても、びくともしないところがアメリカのすごいところです。他の国なら、とうの昔に、いわゆるデフォルトに陷っているでしょう。
世界中がドルを必要としているので、需要が尽きることがありません。戦費など国債を刷るだけで準備できるのです。結局、世界中で戦火が止むこともないのです。
しかし、ドルが今ほど必要とされなくなると、無尽蔵に軍資金が用意できるわけでもなくなります。そう考えると、田中さんの指摘は、戦火のない世界へのスタートラインに、ようやく世界は立っということでしょうか。
とても重要な指摘だと思うのですが、一般の日本人が、こうした情報に触れることは、まずありません。それが日本の現状です。