■20241206(金曜日:晴れ)
■今朝も、よく晴れています。今朝の写真は、先日出掛けた川口の様子です。幼年期を過ごした川口は、私の心の故郷です。川口といえば、映画「キューポラのある街」です。
『キューポラのある街』(キューポラのあるまち)は、1962年(昭和37年)4月8日に公開された日本映画である。浦山桐郎の監督デビュー作。文部省選定。
主演の吉永小百合が当時最年少のブルー・リボン主演女優賞を受賞し、以後大スターへの道を躍進することにもなった記念すべき作品。
私が9歳の時に公開されています。鋳物工場職人の家庭に生まれた、主人公の成長を描いた作品です。当時私が住んでいた公団住宅の周囲にも、多くの鋳物工場がありました。
写真の土手の麓には、長屋のような住宅が建て並び、多くの友人の家族が住んでいました。その様子も映画には描かれています。
石黒ジュンを演じる吉永小百合さんが、自転車に乗って土手を走り去る場面もありました。先日訪れた川口駅前の様子など、映画からは想像もできないほど変貌しています。
映画で描かれた当時と今も変わらない点に、川口駅に止まるのは京浜東北線だけである、という点があります。線路は山のように数多く通過しているのですが、駅に止まるのは一つだけ。
川口駅から東京駅まで各駅停車でも29分ですから、他に必要がなかったのでしょう。それでも、川口駅に上野東京ラインを停車させようという計画がありますが、実現するのは2037年以降になることが見込まれているようです。
駅から歩いて数分のところに、店舗建住宅の巨大なビルができていたことに驚きました。Koheiちゃんによれば、5年前には無かったとのことです。先日も駅から中学校まで散歩をしたのですが、人手の多いことに圧倒されました。
さて、5年後に川口市と沼津市は、どう変わっているのか。そして自分自身も、どうなっているのか。時の流れは加速しそうです。