■20250111(土曜日:晴れ)

台湾の地下鉄にあった優先席です。
「博愛座」と言います。

■台湾や中国に出かけると、当然のことながら周囲には漢字が溢れています。それだけで、緊張感が解けるというか、安心感があります。2016年北京に行った時、ホテルへの帰り道にコンビがありましたが、看板にこう書かれていました。「中国人自己的便利店」。

中国語では、コンビニエンス・ストアは文字通り、「便利・店」だそうですが、中国語の「自己的」は「自分の」という意味。

台湾では、「コンビニは、便利商店(biànlìshāngdìan)もしくは 超商(chāoshāng)」。例えば、セブンイレブンは「台湾のセブンイレブンの名前は統一超商(中国語:トンイー・チャオシャン)」と言うそうです。

所変われば名も変わるということで、発音だけ、そのままカタカナに変えて使っているのは、芸がない気がしますが、どうでしょう。意味も分からず発音だけ、そのままの言葉が、さも高尚なもののように、連発されるのは、文化的劣等感の裏返しに見えるのですが。